豊昇龍、秋巡業に合流し大の里とぶつかり稽古 秋場所は右膝手術で全休、九州場所は11月

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大相撲の横綱・豊昇龍(27)=立浪=が10日、長野県松本市の秋巡業に途中合流した。7月下旬に右膝を手術し、9月の秋場所は全休。この日は取組に入らず、横綱土俵入りを披露したほか、大の里とのぶつかり稽古で汗を流した。九州場所は11月8日初日だが、出場はまだ決まっていない。
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松本の秋巡業で途中合流、土俵入りに拍手
大相撲の秋巡業は10日、長野県松本市のエア・ウォーターアリーナ松本で行われ、横綱・豊昇龍(27)=立浪=が合流した。「右膝内側側副じん帯損傷」のため、6日に茨城県つくば市で始まった巡業は初日から休んでいたが、8日の検査で医師の許可が出た。
巡業への参加は3〜4月の春巡業以来となる。稽古場に姿を見せると観客から拍手が起き、横綱土俵入りでも大きな声援が飛んだ。
この日は取組には入らなかった。土俵上で四股を入念に踏み、すり足などの基礎運動で体を動かすと、稽古の終盤には同じ横綱の大の里(26)=二所ノ関=とぶつかり稽古を行う。スポーツニッポンによると、豊昇龍は大の里に胸を出し、自らもぶつかっていったという。
「やるべきことをやっただけ」。豊昇龍は短くそう話した。
名古屋場所で右膝悪化、7月下旬に手術
モンゴル出身の豊昇龍は、2025年1月の初場所で優勝決定巴戦を制して2度目の優勝を果たし、第74代横綱に昇進した。叔父は元横綱の朝青龍で、横綱土俵入りも同じ雲竜型を選んでいる。
ただ、ここ数場所はけがに泣かされてきた。大きく響いたのが7月の名古屋場所だった。休場明けで臨んだ場所は13日目までに6敗を喫し、14日目の7月25日に休場。師匠の立浪親方(元小結旭豊)は、5月の夏場所で負った右太もも裏のけがが治りきっていなかったと説明し、場所中には右膝も痛めていた。
7月下旬に右膝の手術を受け、9月の秋場所は初日から休場した。夏場所から3場所連続の休場となり、大の里が6場所ぶり6度目の優勝を飾った秋場所の土俵に、豊昇龍の姿はなかった。
だが、復帰への準備は少しずつ進んでいた。10月5日には東京・両国国技館の全日本力士選士権で横綱土俵入りを披露し、「久々に土俵入りして、体的にホッとした」と口にする。この時点で「8日の病院の結果次第で、問題なかったら10日から参加すると思う」と話しており、そのとおりの合流となった。
体重は手術後に15キロ落ちたというが、現在は150キロ近くまで戻している。日刊スポーツの取材には、朝はリハビリ、昼過ぎや夕方には稽古場に下りる日々を明かしていた。
「待ってくれていたんだな」合流した横綱の言葉
久しぶりの巡業の空気に、豊昇龍は「懐かしいな」と笑顔を見せた。拍手で迎えられたことについては、スポーツ報知の取材にこう話している。
「温かく受け入れてくれて、自分のことを待ってくれていたんだなと。ありがたいなという気持ち」
体の状態については慎重な言い回しが続いた。「いい状態かはまだ分からないけど、少しずつ分かっていくと思う」。医師からは「あんまり無理しないようにな」と言われているといい、11日以降も体と相談しながら調整する考えだ。
中日新聞によると、11日の富山県射水市での巡業から取組に加わる予定だという。12日には金沢市で巡業があり、地元の北國新聞は両横綱がそろう予定と伝えている。
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九州場所は11月8日初日、出場はまだ未定
九州場所は11月8日に福岡国際センターで初日を迎える。豊昇龍の出場は現時点で決まっていない。
師匠の立浪親方は9月27日、本人が「九州場所から大丈夫です」と話していると明かし、出場へ前向きな姿勢を示していた。デイリースポーツによると、立浪親方は復帰場所での優勝に期待を寄せる。一方で、日刊スポーツは横綱昇進後にまだ優勝がないことにも触れており、8月下旬には師匠から「完璧にして優勝でもしなければ厳しいぞ」と言われていた。
巡業で相撲を取る稽古を重ね、右膝がどこまで耐えられるか。九州場所までの約4週間は、その確認の時間となる。
10日の松本で、豊昇龍は「頑張る」と九州場所への思いを口にした。秋場所を制した大の里と胸を合わせた横綱が、次は本場所の土俵に戻れるのか。巡業での一番一番が判断材料になる。
[文/構成 by スポーツライター 南條楓]
















































































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