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村上宗隆、地区シリーズ第4戦は3打数1安打1打点2四球 押し出し四球で先制もホワイトソックスは逆転負け、決着は第5戦へ

村上宗隆、地区シリーズ第4戦は3打数1安打1打点2四球 押し出し四球で先制もホワイトソックスは逆転負け、決着は第5戦へ

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ホワイトソックスの村上宗隆(26)が、日本時間9日のア・リーグ地区シリーズ第4戦に「4番・一塁」で出場し、3打数1安打1打点2四球だった。3回に押し出し四球で先制点をもたらしたが、チームは6回に6点を奪われ5-9で逆転負け。対戦成績は2勝2敗となり、決着は敵地クリーブランドでの第5戦に持ち越された。

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押し出し四球で先制、5回は左前打で再逆転の起点に

ア・リーグ地区シリーズ第4戦は現地8日、ホワイトソックスの本拠地シカゴで行われた。ホワイトソックスはガーディアンズに5-9で敗れ、敵地で2連勝して王手をかけてから本拠地で2連敗。シリーズは2勝2敗のタイに戻った。

村上の最初の見せ場は3回だった。1死満塁で左腕メシックと対戦し、追い込まれてから3球続いたボール球を見極めて押し出し四球。これがチームの先制点となり、続く代打アントナッチの犠飛で2-0とリードを広げた。その後は2死一、二塁から重盗で二塁を陥れ、ポストシーズンでの初盗塁も記録している。

2-3と逆転された直後の5回は、1死一、二塁で低めのシンカーを左前へはじき返した。この一打で1死満塁と好機が広がり、アントナッチの押し出し死球で同点、さらにドイルの犠飛で4-3と再びリードを奪う。

ほかの打席は1回が三振、7回が一ゴロ、9回は四球を選んだ。この日は3度出塁し、4番として打線の起点になり続けた。

6回に一挙6失点、救援陣が2試合続けて崩れる

流れが変わったのは6回表だった。4番手で登板した元DeNAの左腕ケイが1死から死球を与え、二盗を許したあと、バザーナに適時二塁打を浴びて4-4の同点に追いつかれる。

ここでベナブル監督は、守護神のグラント・テイラーを緊急で送り出した。だが、テイラーは勝ち越しの適時打を許すと、2つの四球で満塁とし、さらに3者連続の適時打を浴びる。1つのアウトも取れずにマウンドを降り、この回だけで6点を失った。

ホワイトソックスは試合序盤から継投に頼る展開だった。1回は先発が満塁のピンチを招いて降板し、2番手のフェッディが後を受けて無失点で切り抜けている。この日も前日に続いて7人の投手をつぎ込んだ。

終盤にミゲル・バルガスのソロで1点を返したものの、反撃はそこまで。第3戦は3-9で敗れており、本拠地での2試合で計18失点となった。

村上はシリーズ15打数4安打、指揮官は「総力戦」

村上はこのシリーズ、敵地での第1戦でメシックから先制の2ランを放ち、第2戦も適時打を記録していた。第4戦までの成績は15打数4安打、打率.267、1本塁打、4打点となる。

本拠地での突破を逃したベナブル監督は、試合後に「ここ(シカゴ)で決められれば特別だった」と悔しさをにじませつつ、「どんな形であれ、このシリーズに勝つ」と前を向いた。翌日には第5戦の先発にショーン・バークを指名し、「総力戦になる」と宣言している。

敵地での第5戦、勝てば21年ぶりのリーグ優勝決定シリーズへ

最終第5戦は、ガーディアンズの本拠地クリーブランドに舞台を移して行われる。勝てばワールドシリーズを制した2005年以来、21年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出となり、レイズとの対戦が待つ。

本拠地では2連敗したが、ホワイトソックスは今ポストシーズンで挙げた4勝がすべて敵地での白星だ。ワイルドカードシリーズから敵地で4連勝した勢いを、もう一度取り戻せるか。

その鍵を握るのは、2日続けて崩れた投手陣の立て直しになる。打線では、4番に座る村上の出塁と一打が引き続き得点の起点になる。

関連記事:村上宗隆、地区シリーズ第2戦で右前適時打 この日の成績は4打数1安打1打点、ホワイトソックスは2連勝でリーグ優勝決定シリーズ進出に王手

村上の歩みや考え方は、書籍『突出力 村上宗隆に学ぶ「自分の限界」の超え方』でもたどることができる。

[文/構成 by スポーツライター 高瀬翔吾]

寄稿者

高瀬翔吾
Webメディアでスポーツ、エンタメ、時事ニュースなど、累計数千本の記事制作に携わってきたスポーツ系ライター。野球分野では、プロ野球の試合結果や選手の記録をはじめ、MLB、高校野球、ドラフト、移籍、契約更改などの記事を継続的に担当。数字や公式記録を基に情報を整理する記事を得意としており、結果を伝えるだけでなく、その記録が持つ意味や、選手・球団を取り巻く背景までわかりやすく解説することを心がけている。主な執筆分野は、プロ野球、MLB、高校野球、侍ジャパン、ドラフト、移籍情報。

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