おぼっちゃまくん REBORN、テレビ朝日系で2027年に放送決定 御坊茶魔役の声優は神代知衣が続投、1992年の放送終了以来35年ぶりの完全新作

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小林よしのり原作のギャグアニメ「おぼっちゃまくん」が、全編完全新作の「おぼっちゃまくん REBORN」として2027年にテレビ朝日系で放送される。10月1日に情報が解禁された。主人公・御坊茶魔の声は、1989年の放送開始から演じてきた神代知衣が続投する。1992年の放送終了から35年ぶりの新作だ。
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2027年にテレ朝系で放送、全編が新しいエピソード
10月1日、テレビ朝日系で2027年に「おぼっちゃまくん REBORN」を放送すると明らかになった。旧作アニメは1989年から1992年まで同局系で放送されており、35年ぶりのテレビアニメとなる。放送の曜日や時間帯、開始月は現時点で発表されていない。
中身は全編が新作で、これまでアニメ化されていない原作の名エピソードに加え、小林よしのりの全面監修によるオリジナルストーリーも多数そろえる。旧作の再放送やリマスター版ではない点が、今回の発表の大きな特徴だ。
主人公・御坊茶魔(おぼう・ちゃま)役は神代知衣が続投する。1989年の放送開始から一貫して茶魔を演じてきた声優で、35年の時を経て同じ声が戻ってくる。
情報解禁に合わせてティザービジュアルとティザーPVも公開された。ビジュアルでは茶魔が亀に乗って登場し、周りにはお金や小判が降り注ぐ。添えられたコピーは「カメバック。」。本編でも、茶魔が乗亀隊(じょうがめたい)という亀の隊員に乗って移動する場面が見どころになるという。PVでは、お屋敷の扉が開くと当時と変わらない茶魔が現れ、「ごぶさタンゴ」「おはヨーグルト」と”茶魔語”であいさつする。
1986年の連載開始から40年、茶魔語ブームを生んだ原作
原作は1986年に「月刊コロコロコミック」(小学館)で連載が始まった。世界的大富豪「御坊財閥」の跡取り息子・茶魔が、常識外れの財力と破天荒なギャグで周りを巻き込むドタバタコメディーで、第34回小学館漫画賞(児童向け部門)を受賞している。
1989年にアニメ放送が始まると、「おはヨーグルト」「そんなバナナ」といった茶魔特有の言葉づかいが子どもたちの間で流行した。2026年は連載開始からちょうど40年にあたり、新作はその節目に合わせて届けられる。
アニメで茶魔を知った世代なら、原作コミックから読み返すと、アニメにならなかった名エピソードの見当もつけやすい。
出発点はインド、コロナ禍で視聴率1位に
なぜ今、35年ぶりの新作なのか。
答えは日本から遠く離れたインドにあった。2021年、コロナ禍のインドで旧作アニメが放送されると、年間52週のうち40週でキッズチャンネル視聴率1位を獲得する大ヒットとなった。現地からの熱烈なオファーを受け、新作の制作プロジェクトが動き出す。
テレビ朝日は2024年10月、ソニー・ピクチャーズ・ネットワークス・インディア(SPNI)と組んでインド向けの新作シリーズを日印共同で制作すると発表していた。「REBORN」はその流れをくむ作品で、原作元のよしりん企画とテレビ朝日が協議を重ね、連載40周年の節目に日本でも放送することが決まった。
テレビ朝日国際ビジネス開発部の隅田麻衣子は、発表に寄せたコメントで「続編をどうしても見たい!という声に押されて企画が立ち上がりました。」と経緯を説明している。インドの放送局幹部が小林に面会するため来日したことも明かし、その熱意が新作につながったとしている。
神代知衣「まだまだガンガンにいける」、小林よしのりは令和の子どもに期待
続投が決まった神代は「あの頃の声もテンションもまだまだガンガンにいける!やりたい!」とコメントした。収録現場の楽しさにも触れたうえで「ひたすら放送が待ちどうしか!」とつづり、最後は茶魔の口調で「ぽっくん帰ってきたぶぁい!みんなで見てクリクリ!」と呼びかけている。
原作者の小林よしのり(73)が気にかけるのは、令和の子どもたちの受け止め方だ。コメントでは「令和の子供たちがどんな感覚になるのか、どんなふうに受け入れてもらえるのか、そこがとっても楽しみです。」と語り、茶魔の魅力については「茶魔が愛される魅力は見た目がかわいいところじゃないかと思っています。」と分析した。締めくくりは「私がもう外に出られないくらいヒットすることを願っています!」。
一方で、時代の変化と向き合う苦労もある。スポーツ報知の取材に、小林は下ネタの多いギャグについて「今は自分の中で自己規制が働いちゃう」と打ち明けた。それでも「着想はすごく浮かぶ。全部、茶魔にやらせればおかしくなる。」と話し、茶魔を過去や未来へタイムスリップさせる構想も明かしている。
小林は2025年8月に脳梗塞を公表し、同紙によると現在も左半身にまひが残る。入院中も創作は止まらず、「病院にいても漫画を描いちゃう。」と語った。やり残したことの一つに映画化を挙げ、「御坊家の中を3Dで再現してほしい。」と夢を広げている。
放送枠と詳細はこれから、40代・50代と子どもの2世代へ
現時点で決まっているのは、2027年にテレビ朝日系で放送すること、全編が新作であること、茶魔役が神代知衣であることの3点だ。放送枠や開始時期、茶魔以外のキャストは今後の発表を待つことになる。
旧作を見て育った世代は、今や40代から50代。小林はコメントで、その世代の子どもが親と一緒に楽屋を訪れ、ボロボロの文庫本を持ってきた体験も紹介している。親子2世代で見る「おぼっちゃまくん」が、2027年にテレビへ戻ってくる。
[文/構成 by エンタメライター 和泉ユウスケ]








































































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