荒木隼人を日本代表に追加招集、広島のDF 負傷者の離脱が続き、29日の望月ヘンリー海輝に続く追加招集

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日本サッカー協会(JFA)は9月30日、サンフレッチェ広島のDF荒木隼人を日本代表に追加招集すると発表した。守備陣を中心にけがによる離脱が続き、29日のDF望月ヘンリー海輝(町田)に続く2人目の追加招集だ。背番号は22で、代表復帰は昨年9月以来、約1年ぶり。30日から横浜でチームに合流した。
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30日に発表、背番号は「22」で合流
JFAが荒木の追加招集を発表したのは30日の午前だった。対象は10月1日と5日に開かれる「キリンカップサッカー2026」で、背番号は22に決まった。前日に招集された望月は32を着ける。
荒木はクラブを通じて「日本代表に選出されて心より嬉しく思います。誇りと責任をもって精一杯頑張ります。応援よろしくお願いします。」とコメントを出している。
合流したのは30日、試合会場の横浜国際総合競技場(日産スタジアム)での前日練習だった。前日の29日にルヴァン杯でフル出場していたため、荒木は全体練習に入らず、トレーナーとのランニングなどリカバリーのメニューをこなしている。ゲキサカによると、チームは追加招集の2人を加えた28人でエクアドル戦に臨む。
荒木隼人(30)=サンフレッチェ広島=は広島ユース出身のセンターバックだ。関西大を経て2019年にトップチームへ加わり、3バックの一角として広島の最終ラインを長く支えてきた。2022年のE-1選手権で国際Aマッチに初めて出場し、代表キャップは4つ。2025年はJ1のベストイレブンに初めて選ばれ、同年11月にはルヴァン杯のMVPも受賞している。
冨安、安藤、渡辺…最終ラインから相次いだ離脱
なぜ、シリーズ途中で守備の選手を2人も呼び直すことになったのか。
北中米W杯後、初めての活動となった9月・10月シリーズで、森保一監督は当初31人を招集していた。ところが、活動が始まる前にDF冨安健洋(クリスタル・パレス)がけがで不参加となる。
9月24日のウルグアイ戦に3-1、28日のベネズエラ戦に2-1と連勝はしたものの、ベネズエラ戦の後に離脱が重なった。28日にはDF安藤智哉(ザンクトパウリ)がけがで、MF佐藤龍之介(バレンシア)がクラブ事情でチームを離れることが決まる。29日にはベネズエラ戦で左ひざを痛めたMF熊坂光希(柏)と、左足を痛めたDF渡辺剛(フェイエノールト)の離脱も発表された。
このうち佐藤はけがではなく、クラブ事情による離脱だった。
28日の時点では追加招集の発表はなく、動きがあったのは翌29日。渡辺の離脱と同じ日に、JFAは望月の追加招集を発表した。中日スポーツは、望月を渡辺に代わる追加招集として伝えている。その翌日、2人目として名前が挙がったのが荒木だった。
ウルグアイ戦で左足首を痛めた板倉滉(ボルシアMG)も、ベネズエラ戦は欠場している。30日の会見で森保監督は、板倉と、ベネズエラ戦で左足首を打撲した鈴木淳之介(コペンハーゲン)について、エクアドル戦でプレー可能だという見通しを示した。2人とも30日の全体練習に参加している。
ベネズエラ戦前日の広島で聞いた「もしかしたら呼ぶかもね」
招集の知らせを受けたのは、発表前日の29日朝だった。サッカーキングの取材に荒木は「昨日の朝に連絡があった」と明かしている。
その29日、広島はルヴァン杯で栃木シティと敵地で対戦していた。雨でぬかるんだピッチはグラウンダーのパスが止まってしまうほどで、ユニホームが泥だらけになる一戦。荒木は先発でフル出場し、2-0の完封勝利に加わってから代表チームへ向かった。
伏線は27日にあった。28日のベネズエラ戦は広島のホーム、エディオンピースウイング広島で行われ、荒木は前日練習をスタンドから見学している。日本代表も3バックを使うので、見れば学ぶことがあるだろうと自分から足を運んだという。
ゲキサカによると、その場で森保監督から「もしかしたら呼ぶかもね、アハハ」と冗談まじりに声をかけられていた。本人も予想していなかった展開だ。荒木は「本当にこういう形になるとは思っていなかった」と驚きを口にしている。
1年前のアメリカ戦、悔しさを晴らせるか
前回の代表活動は、昨年9月のアメリカ遠征だった。メンバーを大きく入れ替えて臨んだアメリカ戦にフル出場したが、試合は0-2の敗戦。荒木にとっては苦い記憶として残る。
その後は下半身のフィジカル強化に取り組み、Jリーグで結果を積み上げた。合流した30日、荒木は中日スポーツの取材に「ちょうど1年前ぐらい、その時は悔しい思いをしたことが多かった。今回、その悔しさを晴らせるようなチャンスがあれば、晴らしたいなと思っている」と話している。
ゲキサカの取材には、「みんなが目指す場所だし簡単にい続けられるところではない。特に今回は追加招集なので限られた時間で自分にできることをしっかりとして、また次に繋げられるようにしたい」と意気込みを語った。朝日新聞には「守備と空中戦は強み。しっかりアピールしたい」とも答えている。
一方の望月は、昨年10月以来の代表活動になる。身長192cmの25歳で、センターバックとウイングバックの両方をこなす。中日スポーツによると、「前に進んでいく推進力、攻撃の部分を見せていきたい」と話し、過去の活動で空中戦や守備の対応で後れを取った部分の成長を見せたいと続けた。
2人とも、今夏の北中米W杯のメンバーからは漏れている。次のW杯に向けて始動したチームで、代表への定着を狙う立場は同じだ。
森保監督「来てもらう価値がある」、1日にエクアドル戦
30日の前日会見で、森保監督は追加招集の2人について説明した。ゲキサカによると「今回どう使えるかは分からないが、これからのチームづくりや、アジア杯に向けて戦術的なものを知ってもらう意味でも来てもらう価値があると思っている」と話している。来年1〜2月のアジアカップを見据えた招集だという位置づけが、この言葉から読み取れる。
キリンカップは4カ国がトーナメント方式で争い、日本は1日19時10分に日産スタジアムでエクアドルと対戦する。勝敗にかかわらず、5日には国立競技場でパナマかニュージーランドとの2戦目が控える。森保監督は、ベネズエラ戦から中2日の1日の試合について、多くのメンバーを入れ替えて臨む考えを示した。
ABEMA TIMESは、板倉、伊藤洋輝(バイエルン)、瀬古歩夢(ル・アーヴル)、鈴木淳、荒木の5人で残り2試合を戦う3バックを最大の不安材料に挙げた。センターバックとウイングバックをこなせる望月が、3バックの右に入る可能性もあると伝えている。
ルヴァン杯の翌日にリカバリー調整となった荒木が、1日の試合でどう使われるかは決まっていない。広島では同じDFの中野就斗が、ベネズエラ戦に右ウイングバックで出場し、代表デビューを果たしたばかり。27日にスタンドから見学していた30歳のセンターバックが、今度はピッチで出番を待つ。
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[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]








































































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