FF7リメイクとインターグレードの違いは?追加要素・全対応機種を徹底解説【2026年版】

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
Nintendo Switch 2とXbox Series X/Sに移植されたのを機会にFF7リメイクとインターグレードの違いをおさらいしてみる。『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』は、PS4版『リメイク』本編に、グラフィック向上やパフォーマンス改善を施したPS5以降の機種向けの完全版である。最大の違いは、忍者ユフィを主人公とする新規エピソード「INTERmission」の収録。2026年1月にはNintendo Switch 2とXbox Series X/Sにも移植され、初心者向けのブースト機能が追加された。
↓ 詳細が気になる方は、このまま下へ ↓
1997年に発売され、ゲーム史に大きな足跡を残した『ファイナルファンタジーVII』。そのリメイクプロジェクト第1作として2020年4月10日に登場したのが『ファイナルファンタジーVII リメイク』(以下、FF7R)である。そして翌2021年6月10日、PlayStation 5(PS5)向けに『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』(以下、インターグレード)が発売された。
これら二つのタイトルは、単なる移植やマイナーチェンジの関係ではない。グラフィックの向上から新規ストーリーの追加まで、その内容は大きく異なる。さらに、PC版、そして2026年1月22日にはNintendo Switch 2およびXbox Series X/S版も登場し、プラットフォームは多岐にわたる。
本記事では、『FF7R』と『インターグレード』の具体的な違い、各プラットフォームの特徴、そして購入を検討するユーザーへの指針を、2026年1月時点の最新情報で徹底的に解説する。
『リメイク』と『インターグレード』の決定的違い
『インターグレード』は、『FF7R』をベースとしながらも、次世代機であるPS5の性能を最大限に活用するための複数の重要な追加・改善要素を含んでいる。その違いは主に三つの点に集約される。
ユフィが主人公の新規エピソード「INTERmission」
『インターグレード』における最大の追加要素は、ウータイのシノビ「ユフィ・キサラギ」を主人公とした新規エピソード『FF7R EPISODE INTERmission』である。このエピソードは『FF7R』本編の裏側で、ユフィがミッドガルに潜入し、神羅カンパニーから究極マテリアを盗み出すミッションを描く物語だ。
プレイヤーはユフィを操作し、巨大な手裏剣を駆使した独自のバトルスタイルを体験できる。本編の主人公クラウドたちとは異なる視点からミッドガルの物語が描かれ、リメイクプロジェクト全体の奥行きを深める重要なコンテンツとなっている。なお、このユフィのエピソードはPS5版以降の『インターグレード』にのみ収録されており、PS4版『FF7R』ではプレイできない。
PS5性能を活かしたグラフィックとパフォーマンスの向上
『インターグレード』はPS5の性能に合わせて、グラフィック品質が大幅に向上している。具体的には、テクスチャの解像度向上、ライティング(照明効果)の強化、フォグエフェクト(霧などの空気感の表現)の改善などが挙げられる。これにより、ミッドガルの世界がよりリアルで没入感の高いものとして再構築された。
パフォーマンス面では、二つの描画モードが選択可能になった。4K解像度での美麗な映像を優先する「グラフィックモード」(フレームレート30fps)と、秒間60フレーム(60fps)での滑らかな動きを優先する「パフォーマンスモード」である。また、PS5の高速SSDに対応したことで、ロード時間も大幅に短縮されている。
ゲーム体験を拡張する「フォトモード」などの追加機能
『インターグレード』には、ゲーム内の好きな瞬間を撮影できる「フォトモード」が新たに追加された。カメラの位置や画角、色調補正などを自由に調整し、自分だけの一枚を記録として残すことができる機能だ。
この機能は、向上したグラフィックを隅々まで楽しむためのものであり、多くのプレイヤーに利用されている。その他、PS5のDualSenseワイヤレスコントローラーが持つハプティックフィードバックにも対応し、戦闘やイベントシーンでの臨場感が高められている。
全対応機種と各バージョンの特徴
『FF7R』プロジェクトは、複数のプラットフォームで展開されている。ここでは、各機種ごとの特徴と、購入やアップグレードにおける注意点を整理する。過去シリーズとどこが同じで、どこが違うのか。プラットフォームの選択は、ゲーム体験を大きく左右する要素となる。
PlayStation (PS4/PS5):アップグレードの注意点
PS4版『FF7R』の所有者は、PS5本体があれば100円(税込)でPS5版『インターグレード』の基本部分にアップグレードが可能である。ただし、このアップグレードには前述のユフィの新規エピソード「INTERmission」は含まれず、プレイするには別途DLCとして2,178円(税込)で購入する必要があった。
注意すべきは、PS4のパッケージ版を持っていても、PS5がディスクドライブ非搭載の「デジタル・エディション」の場合、アップグレードはできない点だ。また、当初PlayStation Plusのフリープレイで提供されたPS4版はアップグレード対象外だったが、2021年12月22日から無償アップグレードに対応した経緯がある。
PC (Epic Games Store / Steam):最適化問題と自由度の高さ
PC版『インターグレード』は、2021年12月16日にEpic Games Storeで先行発売され、2022年6月17日にSteamでもリリースされた。PC版は、マシンスペックに応じてPS5版を上回る高解像度や高フレームレートでのプレイが可能という利点を持つ。
しかし、発売当初は最適化が不十分で、カクつき(スタッタリング)が発生するなどの問題がプレイヤーやメディアから指摘された。一方で、PC版ならではのMOD(ユーザー制作の改造データ)導入により、グラフィック設定を細かく調整したり、キャラクターの見た目を変更したりといった、家庭用ゲーム機にはない高い自由度も特徴である。
Nintendo Switch 2 / Xbox:新機能「Streamlined Mode」と携帯性
2026年1月22日、新たにNintendo Switch 2版とXbox Series X/S版が発売された。これらのバージョンには、ストーリーを手軽に楽しみたいプレイヤー向けの新機能「Streamlined Mode」(海外名、日本での名称はゲームブースト機能などに相当)が導入された。
この機能を使うと、パーティーメンバーのHP・MP・ATBゲージが常に最大になり、全ての攻撃が敵に9,999ダメージを与えるようになる。これにより、戦闘の難易度を気にすることなく物語に集中できる。この機能は、同日のアップデートでPS5版とPC版にも追加された。
特にNintendo Switch 2版は、携帯モードでプレイできる点が最大の強みであり、場所を選ばずにミッドガルの冒険を楽しめる。RPG Siteの比較レビューによると、Switch 2版は携帯機として優れた体験を提供すると評価されている。
販売本数と評価
『FF7R』は商業的にも批評的にも大きな成功を収めた。その客観的なデータを概観する。
全世界で700万本突破の販売実績
スクウェア・エニックスの発表によると、『FF7R』は発売後わずか3日で全世界累計販売本数(パッケージ出荷本数とダウンロード販売数の合計)が350万本を突破した。これは当時、PlayStation 4向けタイトルとして最速の販売記録の一つであった。
その後も順調に販売を伸ばし、2020年8月には全世界累計500万本に到達。そして、続編『ファイナルファンタジーVII リバース』の発売を控えた2023年9月には、PS4版とPS5版を合わせた累計販売本数が700万本を超えたことが報告されている。
各メディアからの評価
本作は世界中のゲームメディアから高い評価を受けた。レビュー集積サイトMetacriticでは、PS4版が87点、PS5版『インターグレード』が89点という高スコアを記録している。
多くのレビューで共通して賞賛されたのは、アクションとコマンド選択を融合させた戦略性の高いバトルシステム、そしてUnreal Engine 4によって美麗に再構築されたグラフィックである。一方で、原作のミッドガル部分を1本のソフトに拡張したことによる、一部のサイドクエストの冗長さなどを指摘する声も一部で見られた。
結局どれを買うべきか? 2026年版購入ガイド
結論として、これから『FF7R』をプレイするならば、ユフィの新規エピソードが含まれ、グラフィックやパフォーマンスも向上している『インターグレード』が唯一の選択肢となる。PS4版『FF7R』は、あくまで『インターグレード』へのアップグレード元としての役割が主である。
その上で、プラットフォームの選択はプレイヤーの環境と求める体験によって変わる。
- 最高の画質とパフォーマンスを求めるなら:PS5版が最も安定した高品質な体験を提供する。PC版もハイスペックな環境とMOD導入を前提とすれば、それを上回る可能性がある。
- 携帯性や手軽さを重視するなら:Nintendo Switch 2版が最適。場所を選ばずプレイできる利便性は大きい。
- Xboxエコシステムでプレイしたいなら:Xbox Series X/S版。Play Anywhere対応により、コンソールとPCでのデータ共有も可能だ。
いずれのバージョンも、リメイクプロジェクト3部作の壮大な物語の幕開けを体験できる。自身のプレイスタイルに合ったプラットフォームを選び、星を巡る物語に触れてみてはいかがだろうか。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]












































コメントはこちら