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磨童まさを氏が政界進出表明 元ジャニーズ→V系バンド→暴露系の異色経歴 政治家転向に関してSNSで賛否両論

磨童まさを氏が政界進出表明 元ジャニーズ→V系バンド→暴露系の異色経歴 政治家転向に関してSNSで賛否両論

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暴露系インフルエンサーとして知られる磨童まさを氏が2026年1月23日、政界進出を表明した。同氏は元ジャニーズJr.、ヴィジュアル系バンドのボーカルといった経歴を持つ。公約に「少年法の現代化」を掲げ、元迷惑系YouTuberで奈良市議のへずまりゅう氏との連携も発表。いじめ問題の告発では警察の捜査や逮捕に繋がる事案も発生し、SNSでは行動力を評価する声と手法を疑問視する声が交錯している。

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暴露系インフルエンサー、政界へ転身表明 磨童まさを氏の異例の挑戦

アイドルのスキャンダルや社会問題を独自の手法で取り上げ、SNS上で大きな影響力を持つ「DEATHDOL NOTE(デスドルノート)」の創設者、磨童まさを氏(37)が2026年1月23日、自身のX(旧Twitter)アカウントを通じて政界進出の意向を正式に表明した。磨童氏は「デスドルノートの活動を社会と繋げ、法務省・教育委員会など行政にも働きかけていきます」と述べ、ネット上での活動を現実の政治の舞台へと展開させる決意を示したとみられる。元ジャニーズJr.からヴィジュアル系バンドマン、そして暴露系インフルエンサーへ。異色のキャリアを歩んできた同氏の新たな挑戦は、ネット社会と政治の関わり方に一石を投じるものとなりそうだ。

ジャニーズから炎上系バンドへ 異色の経歴を辿る

元ジャニーズJr.からバンドマンへの転身

磨童氏の経歴は、大手芸能事務所ジャニーズ事務所の研修生であるジャニーズJr.から始まるとされる。一部報道では、ジャニーズJr.時代に「小坂真郷(こさか まさと)」名義で活動していたと報じられているが、本人が公式に詳細を語った資料は少ない。彼は過去のインタビューで、ジャニーズ事務所を退所した理由を「バンドマンになりたかったから」と明言している

その言葉通り、2016年にはヴィジュアル系バンド「怪盗戦隊ヌスムンジャー」を結成し、ボーカルとして活動を開始した。このバンドは「V系バンド盗みます。」というコンセプトを掲げ、他の人気ヴィジュアル系バンドの楽曲をパロディ化することで一部で注目を集めたとされる。磨童氏は当時を振り返り、「人の曲をパクってやっていました」「オマージュではなく、面白おかしくしています。それをやるとバズるんです」と語っており、その手法が原因で「事務所に怒られて、裁判沙汰にもなりかけました」という。バンドはメンバーの脱退が相次ぎ、2021年に活動を休止したと報じられている

メンズ地下アイドルプロデュースと「炎上」への傾倒

バンド活動休止後、磨童氏はメンズ地下アイドルグループ「UNtoinette」を立ち上げ、プロデューサー兼メンバーとして活動の場を移した。楽曲の作詞作曲も手掛けるなど、創作活動を続けていた。しかし、この頃から彼の「炎上」を志向する側面がより顕著になったとみられる。彼は自らの人生を「炎上」の二文字で表し、「とにかく有名になりたかった。地位と名誉が欲しかった」「僕、ほんとはクリーンな方向で売りたかったんですよ。アイドルもやってたしバンドもやってたし。ただそれが叶わなかったので、最終手段として炎上商法を使って今に至る」と、その動機を赤裸々に語っている

「デスドルノート」創設から政界進出へ 公約は「少年法の現代化」

暴露アカウントによる告発と社会への影響

磨童氏の名を広く知らしめたのは、暴露系Xアカウント「DEATHDOL NOTE」の存在である。当初は匿名で運営されていたが、2025年9月、暴露系配信者コレコレ氏のライブ配信をきっかけに、自らが創設者であることを公表した。このアカウントは、人気漫画『DEATH NOTE』を想起させるコンセプトで、当初は主にアイドルのスキャンダルを扱っていたが、次第に社会問題、特に「いじめ問題」へと軸足を移していった。

2025年12月から2026年1月にかけて、栃木県の県立高校で起きたとされる暴行動画をSNS上で拡散。これを受け、栃木県警が暴行容疑で捜査を開始したと報じられた。さらに、熊本県内で起きたとされる別の暴行動画に関しても、熊本県警が2026年1月16日に男子中学生を傷害容疑で逮捕する事態に発展した。一連の動きは、「学校や警察が動かないなら世論で圧力をかける」という磨童氏の主張を体現する形となり、SNS上では感謝の声も見られる一方で、私刑を助長するとの批判も集まり、大きな物議を醸している

「少年法現代化」を掲げ、へずまりゅう市議と連携

こうした活動の延長線上に、今回の政界進出表明があるとみられる。磨童氏は最大の公約として「戦後80年、今の時代に合わなくなった少年法を現代化する」ことを掲げた。ネット上で寄せられたいじめに関する告発を「現場の声」と位置づけ、政策に反映させる構想だ。現行の少年法は、少年の更生を重視する理念を持つが、SNSでの加害行為の拡散など、時代との乖離を指摘する声も根強い

さらに、2026年1月6日には、元迷惑系YouTuberで奈良市議会議員のへずまりゅう氏と「いじめ撲滅同盟」を結成したことを発表。へずまりゅう氏は「彼の情報発信+自分の行動力で日本を明るくして参ります」とXに投稿し、連携をアピールした。SNSでの発信力を武器に知名度を得たとされる両者が、いじめ問題を軸に連携する姿勢は、既存の政治とは異なるアプローチとして受け止められている。

支持と批判が交錯 SNS時代の新たな政治参加の形か

「行動力」への期待と「手法」への懸念

磨童氏の政界進出表明に対し、SNS上では賛否両論が渦巻いている。支持する側からは、「口だけでなく実際に動いてきた点は評価できる」「既存政治にない視点を持っている」といった、その行動力や突破力に期待を寄せる声が上がる。学校や行政の対応に不満を持つ層を中心に、「被害者の最後の砦」として彼の活動を肯定的に捉える向きもあると報じられている

一方で、批判的な意見も少なくない。「真偽の確認が不十分な情報をリークし、私刑を助長してきた人物が政界進出するのは理解できない」「誤情報を拡散した際の責任を十分に取っていない」といった指摘が相次いでいる。また、芸能人のゴシップ暴露で注目を集め参議院議員に当選(後に除名)したガーシー(東谷義和)元議員を引き合いに出し、「炎上を武器に知名度を得て政治に入る流れが続いている」と、炎上型ポピュリズムへの警戒感を示す声も根強い

インフルエンサー政治の潮流

磨童氏の動きは、SNSのインプレッション(表示回数)が影響力や知名度に直結し、それが選挙の票に結びつく可能性のある現代的な潮流を象徴しているともいえる。磨童氏自身も、過去のインタビューでへずまりゅう氏の当選に触れ、「インフルエンサーでフォロワー数が多かったから当選したんです。僕もゆくゆくは出馬したくて」と、政治家への道を以前から視野に入れていたことを明かしている

芸能活動経験者が政界に進出する例は過去にもあるが、SNSでの「炎上」や「暴露」を主な武器としてきた人物が、公的なルール作りを目指すという点に、今回のケースの特異性がある。情報の正確性や説明責任が厳しく問われる政治の世界で、彼の手法は通用するのだろうか。その問いは、磨童氏個人の資質だけでなく、SNS時代の民主主義のあり方そのものを社会に突きつけている。

インフルエンサー政治の是非を問う 実行力と説明責任が今後の焦点

元ジャニーズJr.からヴィジュアル系バンド、そして暴露系インフルエンサーを経て政界進出を表明した磨童まさを氏。その異色の経歴と手法は、良くも悪くも多くの人々の関心を引きつけている。彼が掲げる「少年法の現代化」という公約は、多くの人が問題意識を抱えるテーマであり、その点では共感を呼ぶ部分もあるだろう。

しかし、その実現に向けたプロセスにおいて、これまでのような私刑を想起させる手法が許容されるわけではない。公約の具体的な内容、立法プロセスへの関与方法、そして何よりも、自らの発信する情報に対する徹底した正確性の担保と説明責任が、今後は厳しく問われることになる。

[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

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