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井上尚弥が長者番付で世界25位に!年収約98億6000万円と米メディアがスポーツ長者番付を発表

井上尚弥が長者番付で世界25位に!年収約98億6000万円と米メディアがスポーツ長者番付を発表

撮影:MEDIA DOGS編集部

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米スポーツビジネス専門メディア「スポーティコ」が2025年のスポーツ選手長者番付を発表し、ボクシングの井上尚弥選手が年収6200万ドル(約98億6000万円)で世界25位にランクインした。これはサウジアラビアとの大型契約や高額なファイトマネーが背景にある。また、米大リーグのドジャース・大谷翔平選手は1億250万ドル(約163億円)で8位に入り、日本人アスリート2名が世界のトップクラスで稼いでいる実態が明らかになった。

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井上尚弥、年収98億円で世界25位 米メディアが長者番付発表

米国のスポーツビジネス専門メディア「スポーティコ(Sportico)」は2026年1月14日(現地時間)、2025年版の世界のスポーツ選手長者番付トップ100を発表した。ボクシングで世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥選手(大橋)が、年収6200万ドル(約98億6000万円)で25位にランクインしたことが明らかになった。また、米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手は1億250万ドル(約163億円)で8位に入り、日本人アスリートの経済的な価値が世界的に示される結果となった。

C・ロナウドが首位、サウジマネーが席巻するランキング

2025年のランキングで首位に立ったのは、サッカーのクリスティアーノ・ロナウド選手(ポルトガル)で、年収は2億6000万ドル(約413億円)に達した。ロナウド選手はサウジアラビアのクラブ、アル・ナスルに所属しており、その高額な年俸が収入を大きく押し上げている。

実際に、今回のランキングではサウジアラビアのスポーツ投資、通称「サウジマネー」の影響が色濃く反映されている。サッカー界では、同じくサウジのクラブに所属するカリム・ベンゼマ選手が6位(1億1500万ドル)に入った。ボクシング界でも、サウジアラビアの首都リヤドでの興行が活発化しており、ヘビー級のタイソン・フューリー選手(英国)はフォーブス誌のランキングで3位(1億4600万ドル)に入るなど、サウジでの試合がトップ選手の収入を飛躍的に増加させている。

ランキング上位100人には8競技、28カ国の選手が含まれ、その総収入は60億5000万ドル(約9620億円)に上る。競技別では、米プロバスケットボール(NBA)の選手が40人を占め、最も多くの選手を送り込んでいる。

約98億円の内訳は? ファイトマネーと大型契約が収入を押し上げ

井上選手が軽量級のボクサーとして異例の高収入を得た背景には、複数の要因が存在する。

破格のファイトマネーと「リヤド・シーズン」契約

井上選手の収入を大きく押し上げた最大の要因は、サウジアラビアとの関係である。2024年11月、井上選手はサウジアラビアの国家プロジェクトである巨大エンターテインメントイベント「リヤド・シーズン」と複数年、総額推定30億円のアンバサダー契約を締結した。この契約は、試合時のトランクスにロゴを掲載することや、プロモーション活動への協力などが含まれるもので、日本とサウジアラビアの友好70周年という節目における「顔」としての役割も期待されている。

この契約に加え、サウジアラビアで開催される試合では破格のファイトマネーが支払われている。2025年12月27日にリヤドで行われたアラン・ピカソ選手(メキシコ)との防衛戦では、一部メディアでファイトマネーが約40億円に達したと報じられた。この金額について所属ジムの大橋秀行会長は後に「ガセ。そこまでじゃない」と否定しているものの、キャリア最高額に近い報酬を得たことは確実視されている。デビュー当初のファイトマネーが100万円程度だったことを考えると、その市場価値は驚異的な上昇を遂げたといえる。

国内外の有力スポンサー

サウジアラビアとの契約以前から、井上選手の収入基盤は盤石であった。筆頭スポンサーであるNTTドコモは、映像配信サービス「Lemino」での試合独占配信を通じて強力なパートナーシップを築いている。その他にも、スポーツ用品のミズノ、トレーニング機器のSIXPAD、医薬品のコーワ(バンテリン)など、各業界を代表する企業がスポンサーとして名を連ねており、これらの契約が安定した収入源となっている。

大谷翔平は8位にランクイン 日本人選手の躍進

今回のランキングで井上選手と共に注目されたのが、8位にランクインした大谷翔平選手である。年収1億250万ドル(約163億円)のうち、特筆すべきは競技外での収入、いわゆるスポンサー収入だ。

スポーティコやフォーブスの分析によると、大谷選手のスポンサー収入は推定1億ドル(約159億円)に達する。これは、現役アスリートとしては過去にタイガー・ウッズ(ゴルフ)、ロジャー・フェデラー(テニス)、ステフィン・カリー(バスケットボール)など、ごく一握りのスーパースターしか達成していない領域である。ドジャースとの10年総額7億ドルの契約の大部分が後払いであるため、2025年の競技収入は250万ドルに抑えられているが、それを補って余りあるブランド価値を確立している。

井上選手と大谷選手という二人の日本人アスリートが、それぞれの競技で世界の頂点に立ち、経済的にもトップクラスの評価を得ていることは、日本のスポーツ界にとって歴史的な快挙と言えるだろう。

5階級制覇への挑戦、市場価値は更なる高みへ

井上選手はすでに4階級制覇を成し遂げているが、今後はフェザー級に転向し、日本人初の5階級制覇を目指す可能性を示唆している。階級を上げることで、米国や英国のスター選手とのビッグマッチが実現すれば、ファイトマネーは1試合あたり50億円から100億円規模に達する可能性も専門家の間で指摘されている。

また、同じくパウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキングで上位に名を連ねる中谷潤人選手との日本人ドリームマッチも期待されており、実現すれば日本ボクシング史上最大の興行となることは間違いない。

実力と人気を兼ね備え、世界のスポーツビジネスの中心で確固たる地位を築いた井上尚弥。その市場価値は、今後の挑戦とともに、さらなる高みへと昇り詰めていくことが予想される。

[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

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