明治大馬術部の馬が一時脱走も、自力で帰宅の珍事に「馬の名前は?」「お散歩してただけ?」「かわいすぎる」と話題に

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
2026年1月5日の朝、川崎市多摩区にある明治大学馬術部の厩舎から馬1頭が一時脱走した。馬は市街地を約20分間徘徊したが、けが人や物損事故はなく、自らキャンパスに帰還。この珍しい出来事はSNSで話題となり、「かわいい」「お散歩?」「なんて名前の馬かな?」といった好意的な反応が多数寄せられた。
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閑静な住宅街に馬が出現、一時騒然
2026年1月5日午前7時半ごろ、川崎市多摩区三田1丁目の路上で「馬が徘徊している」と、目撃した女性から110番通報があった。通報を受け、神奈川県警の警察官が現場に急行。路上を歩く馬の後方をパトカーが追跡する、非日常的な光景が繰り広げられた。
この馬は、近くにある明治大学の生田キャンパスで馬術部が飼育している馬であったことが判明。厩舎から何らかの理由で脱走し、市街地を歩き回っていたとみられる。馬は約20分にわたり路上を徘徊した後、午前7時50分ごろ、自ら生田キャンパスの厩舎に戻った。この騒動によるけが人や関連する交通事故は報告されていない。
名門・明治大学馬術部と地域との関わり
今回、注目を集めた馬術部は、1920年(大正9年)創部の長い歴史を持つ名門である。公式情報によると、現在は部員23名、馬15頭で活動しており、小田急線生田駅から徒歩10分ほどの場所にある厩舎で馬を管理している。
同部は数々の大会で実績を残しており、近年ではOBが2024年パリオリンピックの馬術競技(総合馬術団体)で、日本にとって92年ぶりとなるメダル(銅メダル)獲得に貢献するなど、その実力は国内外で知られている。
都市型キャンパスと動物飼育
明治大学の生田キャンパスは、理系学部が集まる緑豊かな拠点であるが、周辺は住宅地が広がる。大学側は以前から、学園祭での騒音対策や樹木の日照権問題など、近隣住民からの苦情に対して迅速な対応を行ってきた記録がある。都市部で大型動物を飼育することは、国際的にも厳格な管理が求められる。国際獣疫事務局(WOAH)のガイドラインでは、厩舎のセキュリティや周辺の馬の健康状態の監視などが定められており、大学スポーツ施設においても同様の安全管理意識が不可欠である。
過去には、2012年に部員の暴力行為などを理由に馬術部が無期限の活動自粛に追い込まれた事例もあり、今回の脱走を機に、改めて管理体制の重要性が問われる可能性もある。
SNSでは「ほのぼのニュース」として拡散
幸いにも被害がなかったことから、この一件はソーシャルメディア上で「ほのぼのニュース」として広く受け止められた。X(旧Twitter)では、「馬の名前は?」「お散歩してただけかな?」「無事に帰ってよかった」といった投稿が相次いだ。また、2026年が午年であることと関連付け、「新年の挨拶回り?」「午年だから元気有り余ってる」といったユーモラスなコメントも多く見られた。
パトカーが後ろから静かについていく映像が報道されると、「警察の優しい追跡」「シュールで面白い」といった声も上がった。一部のユーザーは、脱走した馬がどの馬なのか、馬術部の公式サイトに掲載されている「アップトゥーユーM」や「ルークM」といった所属馬のプロフィールを確認し、推測する動きも見られた。しかし、2026年1月5日現在、脱走した馬の個体名は公表されていない。
再発防止と地域との信頼関係
新年の朝、川崎市の住宅街を馬が歩くという珍しい出来事は、人的・物的被害がなかったことで、多くの人々に安堵と少しの笑いをもたらした。しかし、一歩間違えれば大きな事故につながりかねない事案であったことも事実である。大学側は警察から事情を聴かれており、今後、脱走の原因究明と再発防止策の徹底が求められる。
歴史ある馬術部が、今後も地域社会からの理解と信頼を得ながら活動を継続していくためには、より一層厳格な安全管理体制を構築することが不可欠となるだろう。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]













































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