1/3【箱根駅伝2026・復路結果ハイライト】青学大が総合優!新記録ずくめ 波乱の復路レースを総括

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
第102回箱根駅伝は青山学院大学が10時間37分34秒の大会新記録で総合3連覇を達成した。復路でも一度も首位を譲らない完全優勝であり、史上初の10時間40分切りという偉業。國學院大学が過去最高の総合2位と躍進し、各区間で記録ラッシュが続く高速レースとなった。最終10区では帝京大学が逆転でシード権を獲得するなど、最後まで目の離せない展開であった。
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青学大、大会新で3連覇達成 第102回箱根駅伝が閉幕
2026年1月3日、第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の復路が行われ、青山学院大学が総合タイム10時間37分34秒の大会新記録で総合優勝を果たした。往路優勝の勢いをそのままに復路も制し、史上初となる同一大学による2度目の3連覇(通算9度目の優勝)という偉業を達成。記録ずくめの高速レースは、青学大の強さが際立つ形で幕を閉じた。
復路、序盤から動いたレース展開 各校の戦略と記録
芦ノ湖をスタートした復路は、序盤から各校の思惑が交錯する激しい展開となった。首位の青学大を追う大学、シード権を目指す大学、それぞれの目標に向けた戦いが繰り広げられた。
6区:創価大・小池が快走で区間賞、青学大はリード拡大
「山下り」の6区(20.8km)でレースを大きく動かしたのは、往路8位スタートの創価大学・小池莉希(3年)であった。驚異的なペースで前を追い、56分48秒の区間歴代2位となるタイムで区間賞を獲得。一方、首位の青山学院大学は当日変更で起用された石川浩輝(1年)が57分15秒(区間3位)の好走を見せ、2位早稲田大学との差を18秒から1分33秒へと拡大。盤石のレース運びで首位を固めた。優勝候補の一角、駒澤大学は伊藤蒼唯(4年)が56分50秒の区間2位と力走するも、総合順位を上げるには至らなかった。
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7区:國學院大・高山が猛追、一時1分半差に迫る
平塚へと向かう7区(21.3km)では、4位で襷を受けた國學院大学の高山豪起(4年)が圧巻の走りを見せた。序盤から区間新記録に迫るペースで飛ばし、早稲田大学と中央大学をかわして2位に浮上。1時間0分54秒という区間歴代2位タイの記録で区間賞を獲得し、一時は1分28秒差まで首位・青学大に肉薄した。追われる青学大の佐藤愛斗(2年)も冷静な走りで区間3位のタイムを記録し、首位を堅持。優勝争いは青学大と國學院大のマッチレースの様相を呈した。
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勝負を決めた「魔の8区」とエース区間の攻防
レース中盤、國學院大の猛追を受けた青学大であったが、遊行寺の坂が待ち受ける8区でその強さを改めて証明した。この区間での走りが、事実上、総合優勝の行方を決定づけることとなる。
8区:青学大・塩出が7年ぶり区間新、独走態勢へ
勝負の分水嶺となった8区(21.4km)。青山学院大学の塩出翔太(4年)が、有言実行の走りを見せる。序盤からハイペースで突入すると、難所である遊行寺の坂も力強く駆け上がり、1時間3分46秒を記録。2019年に樹立されて以来7年間破られなかった区間記録を3秒更新する快挙で区間賞を獲得した。この走りで2位國學院大学との差を1分44秒に広げ、青学大は独走態勢を確立。3連覇を大きく手繰り寄せた。
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9区:復路のエース区間、青学大・佐藤が盤石の走り
「復路のエース区間」である最長の9区(23.1km)でも、青学大の勢いは止まらなかった。4年生の佐藤有一が1時間7分38秒の区間歴代3位となるタイムで区間賞を獲得。2位國學院大学の1年生・野田顕臣も1時間7分53秒と見事な走りを見せたが、差はわずかに広がり1分59秒に。逆転優勝の期待がかかった中央大学のエース・吉居駿恭(4年)は区間3位と力走したものの、首位との差は広がり、優勝争いからは事実上脱落する形となった。
大手町の歓喜と涙 シード権争いの結末
最終10区。東京・大手町のフィニッシュ地点では、栄光を手にしたチームの歓喜と、わずかな差で目標を逃したチームの涙が交錯した。特に来年度の出場権がかかるシード権争いは、最後まで予測不能なドラマを生んだ。
10区:青学大、史上初の10時間40分切りでゴール
盤石のリードを持って鶴見中継所をスタートした青山学院大学のアンカー・折田壮太(2年)は、危なげない走りで大手町のフィニッシュテープを切った。タイムは10時間37分34秒。往路・復路ともに新記録を樹立し、箱根駅伝の歴史で初となる「10時間40分の壁」を破る圧倒的な総合新記録での優勝であった。
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最終盤の逆転劇 シード権は帝京大の手に
優勝争いが早々に決着した一方、シード権(10位以内)を巡る争いは最終区間で大波乱が起きた。9区終了時点で9位日本大学、10位中央学院大学という順位だったが、往路17位と出遅れていた帝京大学が猛追。アンカーの粘り強い走りで前を行く中央学院大学を捉え、逆転で9位に滑り込み、シード権を獲得した。11位に終わった中央学院大学との差は55秒。10位は日本大学が12年ぶりにシード権を獲得。明暗を分ける劇的な結末となった。また、鶴見中継所では立教大学と大東文化大学が、先頭から20分以内に到着できず、無念の繰り上げスタートとなっている。
記録更新が相次いだ高速駅伝、青学大が新時代を築く
第102回箱根駅伝は、青山学院大学が他を寄せ付けない強さで歴史的な3連覇を達成した。総合タイム10時間37分34秒という記録は、大学駅伝界が新たな次元に突入したことを示している。また、國學院大学が過去最高の2位に入るなど、各校のレベルアップも著しい。8区で7年ぶりに区間記録が更新されるなど、多くの区間で好記録が誕生した今大会。青学大の黄金時代は続くのか、それとも新たな勢力が台頭するのか。来年の箱根路に向けた戦いは、すでに始まっている。
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総合最終順位(上位11校)
| 順位 | 大学名 | 総合タイム | トップとの差 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 青山学院大学 | 10:37:34 (大会新) | – |
| 2位 | 國學院大学 | 10:39:21 | +1:47 |
| 3位 | 順天堂大学 | 10:45:25 | +7:51 |
| 4位 | 早稲田大学 | 10:46:14 | +8:40 |
| 5位 | 中央大学 | 10:47:03 | +9:29 |
| 6位 | 駒澤大学 | 10:47:24 | +9:50 |
| 7位 | 城西大学 | 10:49:00 | +11:26 |
| 8位 | 東京国際大学 | 10:50:44 | +13:10 |
| 9位 | 創価大学 | 10:51:44 | +14:10 |
| 10位 | 帝京大学 | 10:55:12 | +17:38 |
| 11位 | 中央学院大学 | 10:55:30 | +17:56 |
※10位までがシード権獲得。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]
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