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水原一平ドラマ化が正式決定 「大谷翔平選手は誰が演じる?」と話題に。キャスト予想と放送時期、ドラマ化の背景を整理

水原一平ドラマ化が正式決定 「大谷翔平選手は誰が演じる?」と話題に。キャスト予想と放送時期、ドラマ化の背景を整理

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ドジャース・大谷翔平選手の元通訳、水原一平受刑者の違法賭博スキャンダルが、米ライオンズゲート傘下の放送局Starzでドラマ化されることが正式に決定した。監督には『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リン、脚本には『AIR/エア』のアレックス・コンヴェリーという豪華制作陣が集結。キャストや放送時期は未定だが、事件の背景や日米での反応の違いに関心が集まっている。

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水原一平元通訳のスキャンダル、米でドラマ化正式決定 豪華制作陣が集結

米大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳であった水原一平受刑者(40)による違法賭博と銀行詐欺事件を題材としたテレビドラマシリーズの制作が、正式に決定した。米メディアDeadlineなどが2025年12月9日(現地時間)に報じたもので、制作は『ジョン・ウィック』シリーズなどで知られるライオンズゲート・テレビジョンが手掛け、同社傘下のケーブルテレビ局「Starz」で放送される。監督には大ヒット映画『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リン、脚本にはナイキの「エア ジョーダン」誕生秘話を描いた映画『AIR/エア』で評価を高めたアレックス・コンヴェリーが就任するなど、ハリウッドの実力派が集結した。

この事件は、大谷選手がドジャースとスポーツ史上最高額となる10年7億ドルの契約を結んだ直後に発覚。水原受刑者が大谷選手の口座から約1700万ドル(約26億円)を不正に送金したとして、2024年3月にドジャースを解雇された 。銀行詐欺などの罪で禁錮4年9カ月の判決を受け、2025年6月からペンシルベニア州の連邦刑務所に収監されている 。世界的なスター選手を巻き込んだこのスキャンダルは、友情と裏切り、富と名声が絡み合うドラマチックな要素から、早くも映像化の対象として注目されていた。

事件発覚からドラマ化決定までの経緯

ドラマ化の動きは事件発覚から間もない2024年5月には報じられていた。ライオンズゲート・テレビジョンが企画を発表し、「ピート・ローズ以来、メジャーリーグベースボール最大のスポーツ賭博スキャンダルであり、その中心にいるのはMLBがワゴン車に乗せた最大のスター選手だ。私たちは信頼、裏切り、富と名声の罠の物語の核心に迫る」とコメントしていた。

当初、プロジェクトはMLBとの関係性から放送権契約の売却先が決まらず、一時的に暗礁に乗り上げているとの報道もあった。しかし、事件の世界的注目度の高さからプロジェクトは再始動。水原受刑者の判決が確定し、事件の全容がある程度明らかになったことを受け、約1年半の時を経て制作が本格化した形だ。今回、放送プラットフォームがStarzに決定し、監督と脚本家が発表されたことで、プロジェクトは大きく前進した。

ハリウッド実力派が集結、制作陣の狙いと描かれる内容

本シリーズの制作には、ハリウッドで実績のあるクリエイターたちが名を連ねている。これは、単なるゴシップ的な再現ドラマではなく、骨太な人間ドラマを目指す制作側の意図の表れと言えるだろう。

スポーツ実話の名手とヒットメーカーのタッグ

脚本、製作総指揮、そして作品全体の責任者であるショーランナーを務めるのは、アレックス・コンヴェリーである。同氏は、映画『AIR/エア』で、マイケル・ジョーダンとナイキの契約というビジネス劇をスリリングなエンターテインメントに昇華させた手腕が高く評価されている。スポーツ界の巨額契約や人間関係を描くことに長けており、今回のドラマ化には最適な人材と見られている。

監督には、『ワイルド・スピード』シリーズを世界的なメガヒットに導いたジャスティン・リンが就任。リンは共同脚本も手掛けることになっており、そのダイナミックな演出力が、水原受刑者の転落劇にどのような臨場感を与えるのか注目される。

さらに、プロデューサー陣には、トニー賞を多数受賞した舞台プロデューサーのスコット・デルマンと、スポーツ賭博に関する著書を持つ元スポーツジャーナリストのアルバート・チェンが名を連ねる。チェン氏はかつて権威あるスポーツメディア『Sports Illustrated』で野球を担当しており、その専門的知見が物語に深みを与えることが期待される。

「無職の浮浪者から国際的アイコンへ」そして転落

米メディア「ハリウッドリポーター」によると、ドラマのあらすじは「無職の浮浪者から国際的アイコンへ上り詰めた水原がスポーツ界を揺るがす賭博スキャンダルに巻き込まれる」というものだ。

水原受刑者は、2013年に大谷選手が北海道日本ハムファイターズに在籍していた頃に出会い、2018年のメジャー挑戦時に専属通訳に指名された。単なる通訳に留まらず、運転手や練習相手も務め、公私にわたるサポートで大谷選手の「二刀流」を支えた。その姿は「最高の相棒であり親友」と称され、ファンからも「一平コール」が起きるほどの人気を博した。しかし、その裏で2021年頃から違法賭博に手を染め、借金は雪だるま式に膨れ上がっていた。検察の調査では、賭けの総額は3億ドル(約435億円)に上ったとも報じられている。ドラマでは、この光と影のコントラストが鮮明に描かれることになりそうだ。

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