SNSで話題の無印「吊るしても使える収納ケース」は実際どう?活用アイデアと1ヶ月使用のリアルレビュー
豊富なサイズ展開が「あと少し」を叶える
収納用品を探していると、「もう少し高さがあれば…」「この奥行きはちょっと…」といった、わずかなサイズの違いで諦めることがよくあります。このシリーズは奥行きと高さでそれぞれ2種類、計4サイズから選べるため、自分の欲しいサイズに出会える可能性が高いのが本当にありがたいです。

メリットと気になった点(デメリット)
1ヶ月間、ほぼ毎日使ってみて感じた良い点と、少し気になった点を正直にまとめます。
【メリット】良かった点
シンプルなデザインと汎用性
最大の魅力は、やはりこのシンプルさ。どんなインテリアにも馴染み、「吊るす」「置く」という2WAY仕様で使い道を限定しません。アイデア次第で家中の整理に役立つポテンシャルの高さは、さすが無印良品です。
【デメリット】気になった点
静電気でホコリがつきやすい
ポリプロピレン製品の宿命かもしれませんが、静電気で表面に細かなホコリが付着しやすいと感じました。特に内側の底に溜まったゴミは、白いケースだからこそ少し目立ちます。定期的に乾いた布で拭くなど、簡単なお手入れは必要になりそうです。
SNSでの評判・活用アイデア
X(旧Twitter)やInstagramを見ると、多くのユーザーが様々な活用法を投稿しています。
- キッチンのシンク下扉に吊るして、ゴミ袋やラップ類のストッカーに
- 洗面所でドライヤーやヘアアイロンの収納に
- デスク横に設置して、ノートPCやタブレット置き場に
- 玄関でスリッパや折りたたみ傘の収納に
など、多彩なアイデアが溢れていました。特に、別売りのフタと組み合わせて、中身を隠しながらスタッキングしない収納として使っている方も多いようです。
吊るす際の注意点とフック問題
このケースを「吊るして」使う場合、いくつか注意点があります。取扱説明書によると、安定させるために「本体後ろに壁などの支えがある場所」での使用が推奨されています。また、吸盤や粘着タイプのフックは避け、耐荷重(約2kg)を守る必要があります。

公式からは専用のステンレス製フックが2種類販売されていますが、人気のためか品切れになっていることもしばしば。SNSでは「100円ショップのフックで代用できた」という声も見かけますが、使用する際は自己責任で、フックの耐荷重と設置方法を十分に確認することが大切です。
収納の「あと一歩」を埋めてくれる名品
無印良品の「吊るしても使える薄型収納ケース」は、シンプルな見た目以上の実力を秘めたアイテムでした。特に、これまでちょうど良いサイズの収納が見つからなかったモノに対して、素晴らしい解決策を提示してくれます。
我が家では、次にもう一回り背の低いサイズ(高さ16cm)を買い足し、専用のフタと合わせてキッチンの作業台で出る細かなゴミを入れる卓上ゴミ箱にするか、スティックコーヒーなどの飲料ストッカーにするか検討中です。使い道を考えるだけでワクワクする、そんな魅力的な収納ケースです。
薄型でマルチに使える収納を探している方は、ぜひ一度、無印良品の店頭や公式オンラインストアでチェックしてみてはいかがでしょうか。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]
※本記事の情報は記事公開当時のものです。ご覧いただくタイミングによっては内容が変更されている場合がありますので、最新情報をご確認ください。













































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