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ONE PIECE公式ショップ、開店1日でグッズ販売停止の衝撃‥再開の目処たたず

ONE PIECE公式ショップ、開店1日でグッズ販売停止の衝撃‥再開の目処たたず

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン

2025年12月5日に新宿で開店した『ONE PIECE』公式旗艦店が、初日の大混雑を受け、翌日からグッズ販売を事実上停止した。運営側は「見込みの誤り」と謝罪し、予約者にはオンライン販売で対応する。この迅速な判断に評価の声がある一方、遠方からの訪問者からは批判も出ており、人気コンテンツの店舗運営の難しさが浮き彫りになった。

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『ONE PIECE』新公式店、オープン翌日に異例のグッズ販売停止

2025年12月5日に東京・新宿マルイ本館にオープンした人気漫画『ONE PIECE』の公式旗艦店「ONE PIECE BASE SHOP」が、開店初日の深刻な混雑を受け、翌6日から当面の間、主要なグッズ販売を停止する異例の事態となった。運営を手がけるバンダイナムコグループは「運営の大幅な見込み誤りと不手際」があったとして公式X(旧Twitter)で謝罪した。ファンの大きな期待を背負った「新たな聖地」の船出は、思わぬ混乱に見舞われた。この突然の方針転換は、ファンの間で様々な反響を呼んでいる。

期待の船出から一転、オープン初日に何が起きたのか

ファン待望の“新聖地”

「ONE PIECE BASE SHOP」は、バンダイナムコグループ4社(バンダイナムコエクスペリエンス、バンダイナムコアミューズメント、バンダイ、BANDAI SPIRITS)が共同で手がける一大プロジェクトである。新宿マルイ本館4階の全フロア(約1185平方メートル)を使用し、原作漫画からアニメ、実写版まで、あらゆる『ONE PIECE』コンテンツを網羅する公式旗艦店として位置づけられていた。約800点の商品のうち約500点が同店限定商品とされ、キャラクターや名場面を選んでオリジナルTシャツを作成できる体験型コンテンツなども用意。「自分だけのお宝探しの冒険」をコンセプトに、ファンの期待は最高潮に達していた。

混雑緩和のため、オープン当初は公式アプリ「ONE PIECE BASE」での事前予約・抽選制が採用されていた。しかし、その対策をもってしても、オープン初日である12月5日は、限定グッズを求めるファンで店内が溢れかえった。

深夜の謝罪と苦渋の決断

事態を重く見た運営は、オープン翌日の12月6日午前1時過ぎという深夜に、公式Xアカウントを通じて声明を発表。「本日、ONE PIECE BASE SHOPはオープンいたしましたが、運営の大幅な見込み誤りと不手際により多くのお客様に御迷惑をおかけいたしました。その件につきまして、深くお詫びいたします」と謝罪した。

さらに、「明日以降、すべてのお客様にご満足をいただける営業運営が困難と判断いたしました」として、12月6日より当面の間、グッズの販売営業を停止するという苦渋の決断を下した。追加の来店予約や再予約の受付も停止され、華々しいデビューからわずか1日で、店舗運営は大幅な見直しを迫られることになった。

制限下の営業と救済策、運営側の対応詳細

グッズ販売なき「部分営業」へ

グッズ販売停止後も、店舗は完全閉鎖ではなく、内容を大幅に制限した「部分営業」という形で継続される。来店予約済みの顧客は、入場して店内の雰囲気や展示を楽しんだり、写真撮影を行ったりすることは可能である。しかし、最大の目的であったはずのグッズ購入は、原則としてできなくなった。

ただし、一部の体験型コンテンツについては、購入方法を変更した上で継続される。具体的な内容は以下の通りである。

  • ONE PIECE ORIGINAL T-SHIRT PRINT: 受付時に抽選を行い、当選者のみ作成・購入が可能。
  • ONE PIECE BASE SHOPくじ: 入店受付時に「購入権の抽選」を実施し、当選者のみ購入が可能。
  • ONE PIECE PLAY GROVE(ガシャポン): 一部の人気商品(「豆ガシャ本 ONE PIECE 巻1~5」など)を除き、購入が可能。
  • (1F)ONE PIECE BASE LUCKY PORT: 利用可能。

この対応は、店舗のコンセプトであった「商品を手にとる体験の楽しさ」と、安全な運営を両立させるためのギリギリの妥協点であったとみられる。

オンライン販売でのフォロー

運営側は、グッズを購入できなかったファンへの救済措置として、オリジナル商品のオンライン販売を実施することを発表した。対象となるのは、「12月5日に来店した客」および「12月6日以降の営業再開日までに来店予約をしていた客(予約後にキャンセルした者も含む)」である。

購入は1商品につき2点までと制限され、送料は運営側が負担する。ただし、Tシャツプリントやくじ、ガシャポン、クレーンゲームといった体験型コンテンツや、その場で作るオリジナルアイテムなどはオンライン販売の対象外となる。物理的な店舗での体験価値を重視していたファンにとっては、完全な代替とは言えない部分も残る。

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