ソウル旅行の定番スポット、明洞(ミョンドン)。きらびやかなコスメショップやファッションビルが立ち並ぶこの街で、「本当に美味しいものが食べたい!」と思いませんか?今回は、観光客向けのレストランを少し卒業し、韓国の地元民に長年愛され続ける中華の隠れた名店「開花(ケファ)」を訪れてきました。結論から言うと、ここで食べた「焼きジャジャン麺」は、今までの概念を覆すほどの絶品でした!
地元民に愛される老舗「開花」とは?

「開花(ケファ)」は、明洞の中国大使館近く、通称「リトルチャイナタウン」と呼ばれる一角に佇む中華料理店です。華僑の方が3代にわたって営んでおり、その歴史は50年以上。韓国の美食家の間でも評判が高いそうで、「明洞で中華と言えば開花」と名前が挙がるほどの有名店です。
いざ実食!リアルな体験レビュー
店の雰囲気と客層
私が訪れたのは日曜日の夜7時頃。ディナータイムのピークということもあり、店の前にはすでに数組の待ちが。しかし、回転は比較的早いようで、20分ほどで席に案内されました。私は2階席でした。
これが本場の味!注文したメニューたち

奥:焼きジャジャン麺(麺は別で自分でMIX)
真ん中:タンスユク(酢豚)
左:空芯菜
今回注文したのは、焼きジャジャン麺、タンスユク(韓国式酢豚)、そして箸休めに空芯菜の炒め物です。
体験者だから言えるリアルなポイント:
正直、2人でこの量はかなり多かったです(笑)。特にジャジャン麺はボリューム満点なので、2人なら麺類は1つをシェアして、タンスユクなど他の一品料理を頼むのが賢い選択かもしれません!
焼きジャジャン麺(カンチャジャン)
この日一番の感動が、この「焼きジャジャン麺」でした。韓国語では「カンチャジャン」と呼ばれ、麺とソースが別々のお皿で提供されるのが特徴です。ソースは、一般的なジャジャン麺よりも水分が少なく、玉ねぎなどの具材を高温で一気に炒めているため、とにかく香ばしい!濃厚でコク深い黒味噌の味わいが、もちもちの麺によく絡みます。これは普通のジャジャン麺とは一線を画す、まさに大人の味わいでした。
タンスユク(韓国式酢豚)
ジャジャン麺のお供に欠かせないのが、このタンスユク。カリッカリに揚げられた細切りの豚肉に、甘酸っぱいあんがたっぷり。日本の酢豚よりも酸味はマイルドで、甘みが強いのが特徴です。この甘じょっぱい味が、濃厚なジャジャン麺と驚くほど合うんです!
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