「世界のWケン」が共演、坂口健太郎と渡辺謙の”むぎゅー”ハグにネットが熱狂

俳優の坂口健太郎(34)が2025年10月24日までに自身のインスタグラムを更新し、世界的に活躍する大物俳優・渡辺謙(66)とのツーショット写真を公開した。映画の公開を間近に控える中、投稿された一枚の親密なハグ写真は瞬く間に拡散され、インターネット上で大きな反響を呼んでいる。
一枚の写真が投じた波紋
事の発端は、坂口が投稿したインスタグラムのポストである。彼は「映画『盤上の向日葵』 10/31. もうすぐ」という短い言葉を添え、数枚の写真を公開した。その中に、渡辺が坂口を力強く、しかし優しく抱きしめる一枚が含まれていた。
写真が撮影された場所は楽屋とみられ、リラックスした雰囲気が伝わってくる。抱きしめられた坂口は少し照れたような、それでいて嬉しそうな笑顔を浮かべ、抱きしめる渡辺は慈愛に満ちた表情を見せている。この写真は、二人が共演する映画のプロモーションの一環として投稿されたものだが、その親密さから作品の枠を超えて注目を集める結果となった。
「世界のWケン」に沸くSNS
この投稿に対し、ファンや一般のSNSユーザーからは熱狂的なコメントが殺到した。特に目立ったのが、二人の名前(健太郎と謙)にちなんだ「世界のWケン」「謙健ツーショ最高」といった愛称である。世代もキャリアも異なる二人の大物俳優が見せた飾らない姿は、多くの人々の心を掴んだ。
「なんと可愛すぎるお姿」「むぎゅー写真かわゆ過ぎ」「ダブルケン可愛すぎて尊い」
こうしたコメントは、単に写真の愛らしさを称賛するだけでなく、二人の間に築かれたであろう良好な関係性に対する感動をも示している。「撮影現場の雰囲気が伝わる」「お互いに信頼し合ってるのが伝わる」といった声も多く見られ、一枚の写真が作品への期待感をさらに高める触媒となったことがうかがえる。
初共演で描く光と闇―映画『盤上の向日葵』
二人が初共演を果たす映画『盤上の向日葵』は、柚月裕子の同名小説を原作とするヒューマンミステリーである。監督・脚本は熊澤尚人が務め、10月31日の全国公開が予定されている。
対峙する二人の役柄
劇中での二人の関係は、今回話題となった写真の和やかな雰囲気とは全く異なる。坂口が演じるのは、殺人の容疑をかけられる天才棋士・上条桂介。一方、渡辺は賭け将棋を生業とする裏社会の真剣師・石破として、桂介と対峙する役どころだ。光と闇、静と動が交錯する緊迫した関係性が物語の軸となる。
この劇中での厳しい対立関係を知るファンにとって、オフショットで見せた二人の親密な姿は、より一層強いインパクトを与えた。役柄とのギャップが、俳優としてのプロフェッショナリズムと、その裏にある人間的な温かさの両方を浮き彫りにしたと言えるだろう。
映画の世界観をより深く知るために、製作・配給の松竹が公開している予告編を紹介する。映像からは、物語の持つ重厚な雰囲気と、二人の俳優が織りなす魂のぶつかり合いが垣間見える
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

































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