『BOSS/ボス』吹替版予告を解禁、10月23日公開 モナキと純烈・酒井一圭が吹き替える韓国コメディ

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韓国で244万人を動員したコメディ映画『BOSS/ボス』の日本語吹替版予告が、きのう12日に公開された。声を当てたのは、4人組グループのモナキと、彼らをプロデュースする純烈の酒井一圭。5人とも吹替は今回が初めてだ。映画は10月23日からTOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開され、14日には吹替版の完成披露プレミアが予定されている。
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モナキの4人と酒井一圭が演じる5人のギャング
吹替版の予告は、10月12日に解禁された。5人の声で、クセの強いキャラクターたちが動き出す。ふだんのステージとは違う「声の芝居」が見どころだ。
物語の舞台は、カリスマボスを失ったギャング組織。抗争を生き抜いてきた3人の幹部が後継者候補になるものの、本命も対抗馬もボスの座には興味がなく、唯一やる気のある男は人望がない。次のボスの座を”押し付け合う”、ひと味違う後継者争いが始まる。
吹替の配役は次のとおり。
| 役名 | 役どころ | 韓国版キャスト | 日本語吹替 |
|---|---|---|---|
| スンテ | 料理の道に進みたい本命候補 | チョ・ウジン | じん(モナキ) |
| ガンピョ | ダンスに目覚めた対抗馬 | チョン・ギョンホ | おヨネ(モナキ) |
| パノ | やる気はあるが人望ゼロの大穴 | パク・ジファン | ケンケン(モナキ) |
| テギュ | 身元がばれている潜入警官 | イ・ギュヒョン | サカイJr.(モナキ) |
| テス | 昔気質のボス | イ・ソンミン | 酒井一圭(純烈) |
本命のスンテ(チョ・ウジン)は、自分の中華料理店をチェーン展開する夢を追う男。対抗馬のガンピョ(チョン・ギョンホ)は服役中に社交ダンスに魅せられ、ボスの座には目もくれない。唯一やる気満々のパノ(パク・ジファン)は、上からも下からも信頼されていない。そこへ、スンテの店に潜り込んだものの正体が筒抜けの潜入警官テギュ(イ・ギュヒョン)が加わり、騒ぎはさらに大きくなる。
韓国の秋夕シーズンを制した244万人動員作
『BOSS/ボス』は2025年に韓国で公開された。日本のお盆にあたる秋夕(チュソク)の連休に公開されて244万人を動員し、2025年の韓国映画の年間興行収入で5位に入った。
監督は、2008年の『正しく生きよう』でデビューし、『Mr.アイドル』(2012年)などコメディや群像劇で知られるラ・ヒチャン。犯罪ノワールでおなじみの「組織の跡目争い」を、やる気のない男たちの譲り合いへとひっくり返した設定が受けた。組織での出世より、自分のやりたいことを優先する登場人物たちが、今の時代の空気に重なったとも紹介されている。
キャストも厚い。チョ・ウジンは『国家が破産する日』、チョン・ギョンホはドラマ「賢い医師生活」、パク・ジファンは『犯罪都市』シリーズ、イ・ギュヒョンはドラマ「秘密の森」などで知られる。ボスのテスを演じたイ・ソンミンは、『工作 黒金星と呼ばれた男』や『ソウルの春』に出演してきた韓国映画界を代表する俳優だ。日本での配給は日活とKDDIが担い、上映時間は98分となっている。
ボスと弟分、配役に重なる5人の関係
なぜモナキと酒井だったのか。
配給宣伝側は、ボスと、そのボスを慕う弟分という映画の関係が、プロデューサーの酒井とモナキの関係に重なる点を理由に挙げている。大まじめに後継者を押し付け合うコメディと、一生懸命さとおかしみをあわせ持つモナキの持ち味も合うと考え、出演を依頼したという。吹替版への起用は7月31日に発表された。
モナキは、純烈のリーダーである酒井がプロデュースするグループだ。「セカンドチャンスオーディション」に合格したじん、サカイJr.、おヨネの3人と、オーディションを経ずに加わったケンケンの4人で結成され、2026年4月8日にシングル「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」でデビューした。デビュー前からTikTokで動画が広がり、注目を集めてきた。
4人のうち、じんは『烈車戦隊トッキュウジャー』、ケンケンは『動物戦隊ジュウオウジャー』に出演した経験があるものの、声優の仕事は初めて。おヨネとサカイJr.は芝居そのものが初挑戦となる。酒井はアニメ映画『燃える仏像人間』で声の出演経験があるが、洋画の吹替はこれが初めてだ。
「ガオレンジャーの時のアフレコとも違う」収録の手応え
8月27日には東京都内で公開アフレコが行われた。じんは、作品を見た感想として、後継者を譲り合う登場人物たちがモナキに重なり「これモナキじゃない?」と感じたと明かしている。モナキにはリーダーがいないことが話題になり、酒井は「リーダーは作らない方がええと思う、これからの時代は」と語った。
予告の解禁にあわせて紹介された収録の振り返りでは、酒井が「『ガオレンジャー』の時のアフレコとも違う!」と明かしている。酒井は2001年の『百獣戦隊ガオレンジャー』でガオブラックを演じており、特撮でのアフレコとは勝手が違ったようだ。
メンバーもそれぞれ壁にぶつかった。おヨネは役に合わせ、ふだんの地声よりも低い声で演じた。ケンケンは、16歳年上のパク・ジファンが演じるパノの声に近づけるのに苦労したという。じんは役者の仕事から離れていた期間への不安を抱えつつ、念願だった声の仕事に向き合った。サカイJr.は、慌てたり追い詰められたりする場面の多いテギュに挑んだ。
14日に完成披露、23日から全国公開
吹替版は、10月14日に完成披露プレミアが予定されている。9月11日には、モナキと酒井それぞれのイメージカラーを使った日本版のキャラクターポスターも公開された。ポスターには「俺はダンスを選んでない ダンスが俺を選んだ」(ガンピョ)など、各キャラクターのせりふが添えられている。
10月1日には、韓国版ポスターのポーズを再現した吹替版ポスターも登場した。日本版ポスターのコピー「ボスの座はゼッタイに譲る!」をもじり、「吹替はオレたちがやる!」と書き換えた遊び心のある1枚だ。
公開は10月23日。TOHOシネマズ日比谷ほか全国の映画館で上映される。歌とステージで人気を広げてきたモナキが、スクリーンの中でどんな声を聞かせるのか。14日の完成披露から23日の公開までの間に、5人の吹替の評判も見えてくる。
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[文/構成 by エンタメライター 和泉ユウスケ]
















































































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