工藤公康、中日の次期監督有力候補と日刊スポーツ報道 ソフトバンク監督7年で日本一5度、名古屋電気出身63歳の経歴

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中日の新監督の有力候補に、ソフトバンク元監督の工藤公康氏(63)が浮上したと日刊スポーツが5日に報じた。工藤氏は名古屋市の名古屋電気(現愛工大名電)出身で、ソフトバンクを率いた7年間でリーグ優勝3度、日本一5度。6日朝の時点で球団からの発表はなく、就任が決まった段階ではない。中日は井上一樹監督(55)が今季限りでの辞任を表明しており、後任選びが進む。
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日刊スポーツが報じた「有力候補」の中身
日刊スポーツは5日午前4時の配信で、中日の新監督の有力候補に工藤氏が浮上していることが4日に分かったと伝えた。球界関係者の話を総合した内容で、外部からの招へい候補に挙がっていたオイシックスの桑田真澄CBO(58)、西武元監督の辻発彦氏(67)らは候補から外れた模様だという。
同紙によると、外部からの招へいができない場合は、中日OBで侍ジャパン前監督の井端弘和氏(51)が有力候補になる。球団関係者からは「OBではなく、まったくの球団外の人が候補になるだろう」という声も出ていたとしている。
あくまで報道段階の話だ。球団は9月29日、加藤宏幸球団社長が「これから本格的な人選を行う。早めに決めたい」と話した後、6日朝までに新監督について公式な発表をしていない。6日朝に配信された東京スポーツの記事も、井端氏、桑田氏、工藤氏らを「次期監督候補」として並べて紹介するにとどまる。
井上監督が辞任表明、中日は60勝81敗2分けで全日程終了
後任選びのきっかけは、9月29日の井上監督の辞任表明だった。バンテリンドームナゴヤでの練習後、報道陣に「あと2試合をもって僕は辞めます」と明かし、成績不振の責任を取るとした。
就任2年目の今季は開幕から5連敗とつまずき、主力の故障離脱も重なった。10月3日のヤクルト戦(神宮)を3-1で勝って全日程を終え、成績は60勝81敗2分けの借金21。セ・リーグでは5位ヤクルトとの最下位争いが続く。
順位はまだ決まっていない。ヤクルトは60勝80敗2分けで、8日の阪神戦が最終戦。ヤクルトが勝つか引き分ければ中日の最下位が決まり、敗れれば勝率が並んで、対戦成績で上回る中日(15勝9敗1分け)が5位になる。最下位なら2年ぶりで、2022年から3年連続で最下位だったチームにとって直近5年で4度目となる。
10月22日にはドラフト会議が控える。新監督がこの日までに決まるかどうかも、ファンの関心を集める。
ソフトバンク監督7年で日本一5度
監督としての実績は、数字にはっきり出ている。2015年にソフトバンクの監督に就任し、1年目からリーグ優勝と日本一を手にした。
| 年 | ソフトバンクの成績 |
|---|---|
| 2015年 | リーグ優勝・日本一 |
| 2016年 | 2位 |
| 2017年 | リーグ優勝・日本一 |
| 2018年 | 2位・日本一 |
| 2019年 | 2位・日本一 |
| 2020年 | リーグ優勝・日本一 |
| 2021年 | 4位 |
2017年から2020年までは4年連続の日本一。リーグ2位からクライマックスシリーズを勝ち上がって頂点に立った年も2度ある。一方、2021年は4位でCS進出を逃し、この年限りで指揮を退いた。
日刊スポーツによると、退任の際には王貞治球団会長らから強く慰留されたが、「組織には人の入れ替えが必要な時がある」と自ら身を引いた。孫正義オーナーからは感謝の手紙が届いたという。
名古屋電気から西武へ、通算224勝の左腕
工藤氏は1963年5月5日、愛知県生まれ。名古屋市の名古屋電気(現愛工大名電)から1981年のドラフト6位で西武に入団した。
その後はダイエー、巨人、横浜、西武とチームを渡り歩き、移籍先でも優勝に貢献し、「優勝請負人」と呼ばれた。MVPは2度、最優秀防御率4度、最高勝率4度、最多奪三振2度。日本シリーズでもMVPに2度選ばれている。2010年の登板を最後に、2011年12月に現役引退を表明した。
通算成績は224勝142敗3セーブ、防御率3.45。2016年には野球殿堂入りを果たした。正力松太郎賞は現役時代の1987年と、監督としての2015年、2018〜2020年の計5度受けている。
中日との縁で言えば、地元・名古屋の出身で、中日ファンからの人気も高い。2024年に立浪和義監督が退任した際も、次期監督候補として名前が挙がっていた。
断り続けた監督要請と、最近の変化
ソフトバンクの監督を退いてから5年。日刊スポーツによると、工藤氏はこの間に複数の球団から監督要請を受けたが、断り続けてきた。
理由として伝えられたのは、ソフトバンクへの恩義だった。工藤氏は「ソフトバンクとの関係もあるので、ある程度の期間は、グラウンドの外から野球界を学びたい。そこからいろいろな球団を分析、研究して、次の準備をしたい」と話していたという。
だが、最近は近い関係者に「ユニホームを着るチャンスはそうないだろうから、どこか球団から話があれば考えたい」と明かしていたと同紙は伝える。現場復帰への姿勢に変化が見える。
正式決定はまだ、球団の判断待ち
中日の新監督が誰になるかは、球団の正式発表を待つ段階だ。工藤氏本人がこの報道について語った内容は6日朝の時点で伝えられておらず、交渉の有無や時期も明らかになっていない。
候補には工藤氏のほか、井端氏の名前も引き続き挙がる。最下位が決まるかどうかの8日を挟み、ドラフト会議の22日まで2週間あまり。地元出身の名将を外から迎えるのか、OBに託すのか。球団の決断が、来季の中日の形を決める。
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監督の仕事を自らの経験から語った工藤氏の著書も出ている。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]










































































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