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黒柳徹子、92歳で「徹子の部屋」放送50周年を迎える 「100歳まではやりたい」長寿番組への思いと歩み

黒柳徹子、92歳で「徹子の部屋」放送50周年を迎える 「100歳まではやりたい」長寿番組への思いと歩み

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テレビ朝日系の長寿トーク番組『徹子の部屋』が2026年2月に放送50周年を迎え、同月1日には記念特別番組が放送された。司会の黒柳徹子(92)は「100歳まではやりたい」と意欲を示した。1万2000組以上のゲストを迎え、ギネス世界記録を更新し続ける番組の半世紀の歩みと、黒柳の感謝の言葉を伝える。

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テレビ史に刻む金字塔、放送50周年へ

テレビ朝日系のトーク番組『徹子の部屋』が2026年2月、放送開始から50年の節目を迎えた。1976年2月2日の初回放送から半世紀。同月1日には、記念すべき瞬間を祝う約4時間の特別番組が放送された。司会を務める黒柳徹子(92)は、自身のインスタグラムでファンや関係者への感謝を表明している。

黒柳はインスタグラムで「おかげ様で『徹子の部屋』は始めてから、この2月で50年になりました」と報告。当初は1〜2年続けばと思っていたと明かし、「50年前に『徹子の部屋』を始めた時は、考えてもいない事でした」と半世紀の重みを語る。

ギネス記録更新の半世紀、1万2600回超の対話

『徹子の部屋』の歴史は、日本のテレビ史そのものと重なる。テレビ朝日の発表によると、1976年のNET(日本教育テレビ)時代に始まった番組は放送回数1万2600回を超え、今なお続く。この間、黒柳は「同一司会者によるトーク番組の最多放送回数」としてギネス世界記録を自ら更新し続けている。

最初の認定は2011年4月、放送8961回での達成だった。2015年5月には1万回の大台に乗り、自らの記録を塗り替える。直近では2023年9月12日、放送1万2100回を記念した回で3度目の認定証が授与された。この時のゲストは、番組と縁の深い加山雄三だった。黒柳は「認定証を3度もいただけるとは思ってもいなかったのでビックリしています」と驚きつつ、「世界中で1万人以上にインタビューした人はほかにいないんだなと考えると、とても誇らしい気持ちです」と喜びを語っている。

番組は時代と共に変化も遂げた。2020年6月からは新型コロナウイルス感染対策として、ゲストとの間にアクリル板を設置し、ソーシャルディスタンスを確保した収録形式を導入。2023年6月には、約3年ぶりにアクリル板のないソファとテーブルのセットが復活した。

豪華ゲスト18名が集結、記念特番の反響

50周年を記念して2026年2月1日に放送された特番は、「芸能界総出」のタイトル通り、総勢18名の豪華ゲストがお祝いに駆けつけた。番組初出演となった歌手の宇多田ヒカルは、ロンドンから来日。亡き母・藤圭子さんも出演した番組への思いを語り、X(旧Twitter)では「母と同じ番組に出演するなんて」「泣きそうになるほど感動した」といった投稿が相次ぐ。

また、Snow Manの目黒蓮も初登場し、アカペラでの歌唱やダンスを披露。笑福亭鶴瓶と明石家さんまのコンビは、黒柳の驚異的な肺活量に驚く場面もあった。他にも、サンドウィッチマン、浅田舞・真央姉妹、寺尾聰、高田純次、石原良純、平野レミ、清水ミチコ、森山良子ら、黒柳と親交の深い面々が次々と登場し、にぎやかなトークを繰り広げている。

サンドウィッチマンが手土産として持参した仙台銘菓「霜ばしら」を黒柳が絶賛すると、SNS上でこの菓子の名が話題になるなど、番組の影響力は健在だ。

「日本の宝」「希望の光」視聴者から祝福の声

黒柳の「100歳まで」という宣言に対し、視聴者からは多くの祝福と期待の言葉が寄せられた。Xでは「いつまでもお元気に頑張ってください!日本の宝です」といった投稿が見られる。また、黒柳の公式インスタグラムには「徹子さん、徹子の部屋50周年おめでとうございます」など、祝福のメッセージがあふれた。

黒柳は50周年という節目に、改めて周囲への感謝を口にする。テレビ朝日の発表で1万2000組を超えたとされるゲストに対して、「この50年、皆さんちゃんと当日に来てくださいました。これに尽きますね」と、誰一人として約束を違えなかったことへの深い感謝を示した。

100歳への挑戦、テレビ文化の歴史を刻む

今後の目標について問われると、黒柳は力強く宣言する。「とにかく100歳までやろうと思ってますよ。あと10年ぐらい」。自身のインスタグラムでも「100歳までは頑張るぞ」と意気込みをつづった。記念特番でサンドウィッチマンの伊達みきおから後継者について質問が飛んだ際には、「そんな大それたこと考えたことないですよ」と返答。その上で、「でもまあ、私が100歳のときに一応、やりたい方がいらしたら、お譲りしてもいいでしょう、そりゃね」と、含みを持たせた。

長年番組を続ける上で大切にしてきたこととして、「親しい人でも、ゲストのときは、馴れている感じを出さずにやったこと。いつも新鮮でいようと思っていたこと」を挙げる。その姿勢が、半世紀にわたり視聴者を引きつけ続ける理由の一つだろう。

初回ゲストの森繁久彌から始まり、高倉健、石原裕次郎、松田優作といった昭和のスターから、現代のアイドル、文化人まで、各界の著名人の素顔を引き出してきた。そのアーカイブは、日本の戦後文化史の貴重な記録でもある。

毎年恒例の「徹子の部屋コンサート」は2006年から始まり、番組ゆかりのアーティストが集う音楽イベントとして定着。また、番組の歴史を振り返る巡回展「徹子の部屋展」も行われるなど、その影響はテレビの枠を超えて広がる。

黒柳は「泣いたり、笑ったりが、わざとになったらやめようと思ってきました」と語る。その真摯な姿勢と尽きることのない好奇心が、これからも「徹子の部屋」という特別な空間を支えていく。100歳へ向かう黒柳の挑戦は、まだ続く。

[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

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