『あちこちオードリー』11月12日放送回、TVerで配信停止。なぜ?一体何が?背景にある3つの可能性

【30秒で理解】配信停止の核心
テレビ東京の人気番組『あちこちオードリー』の2025年11月12日放送分が、見逃し配信サービスTVerで突如配信停止となった。公式発表は「都合により」とのみ説明されており、具体的な理由は不明である。過去の他番組の事例から、原因は「権利処理の問題」「出演者のトラブル」「放送内容への指摘」のいずれかである可能性が考えられ、SNSでは様々な憶測が飛び交っている。
突然の配信停止、公式発表は「都合により」
2025年11月12日深夜、テレビ東京系列で放送された人気トークバラエティ番組『あちこちオードリー』。放送後、多くの視聴者が利用する見逃し配信サービス「TVer」で、この回の配信が停止されるという異例の事態が発生した。TVerの公式サイトには「都合により、11月12日(水)放送分 テレ東『あちこちオードリー』は配信を停止しました」とのみ告知され、詳細な説明はなされていない。
この日に放送されたのは、ゲストに千原ジュニア氏、元日向坂46の佐々木久美氏、お笑いトリオ・ジャングルポケットを迎えた回であった。 番組では「私だけがグッときたニュース」と題し、千原氏の息子へのお笑い英才教育や、グループを卒業した佐々木氏の近況などが語られた。一見、大きな問題があるようには思えないトーク内容。それだけに、突然の配信停止は視聴者に大きな困惑を与えている。
なぜ配信は止まったのか?考えられる3つの可能性
公式な理由が明かされない中、なぜ配信は停止されたのだろうか。過去のテレビ番組における同様の事例から、主に3つの可能性が考えられる。
可能性1:権利処理の問題
最も可能性が高いとされるのが、権利処理の不備である。テレビ番組の「放送権」と、TVerなどインターネットでの「配信権」は別契約であり、それぞれで許諾を得る必要がある。
番組内で使用された過去の映像、写真、BGM、あるいはトーク中に言及された特定の映画、漫画、商品名などが、配信の許諾を得られていなかったケースだ。この場合、問題となる部分をカットしたり、別の映像に差し替えたり(通称「フタかぶせ」)して再配信されることもあるが、処理が困難な場合は配信自体が停止される。
テレビ放送とネット配信とで権利処理が大幅に異なるため、それらの関係で配信対象外となる放送回もある。
出典: Wikipedia「TVer」
特に『あちこちオードリー』のように、事前アンケートなしで自由なトークが展開される番組では、出演者が予期せぬ固有名詞を口にすることも多く、権利処理が追いつかなかった可能性は否定できない。
可能性2:出演者に関連する問題
次に考えられるのは、出演者やその関係者に何らかの問題が生じた場合だ。過去には、出演者の不祥事が報じられた際に、関連番組の配信が即座に停止された事例がある。
ただし、2025年11月17日現在、今回の出演者に関する不祥事などの報道は確認されていない。そのため、この可能性は現時点では低いと見られるが、公になっていない内部的なトラブルなどが影響した可能性もゼロではない。
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