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能條愛未と中村橋之助が交際歴4年半の末、婚約発表

能條愛未と中村橋之助が交際歴4年半の末、婚約発表

2025年11月10日、日本の芸能界に華やかなニュースが舞い込んだ。歌舞伎俳優の四代目中村橋之助(29)と、アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーで女優の能條愛未(31)が、約4年半の交際を経て婚約したことを発表した。同日、都内のホテルで開かれた記者会見では、金屏風を背に幸せそうな笑顔で並ぶ二人の姿があった。伝統芸能を担う名門の跡取りと、現代のポップカルチャーを象徴する元トップアイドル。異色の組み合わせとも思える二人が、いかにして愛を育み、未来を誓うに至ったのか。その軌跡を追う。

金屏風の前で語られた「幸せ」

歌舞伎界において婚約会見が開かれるのは、2013年の尾上菊之助以来、約13年ぶりとなる。 橋之助は会見の冒頭、「役者としても、一人の男としても、お客様を大事に、家族を大事に、仲間を大事に、そして愛未を大事に、素敵な家庭を築いてまいりたい」と力強く宣言。一方、華やかなピンクの着物に身を包んだ能條も、緊張した面持ちながら「成駒屋に嫁ぎ、橋之助さんを隣でしっかりと支えられるよう精進してまいりたい」と、梨園の妻となる決意を語った。

会見中、橋之助は何度も能條に優しい視線を送り、「幸せです」と満面の笑みを見せた。当初は緊張していたというが、「(会見用に支度を終えた)完成した愛未を見たらワクワクの気持ちが勝ってきた」と語る姿は、喜びを隠しきれない様子だった。 二人の間には終始、温かく穏やかな空気が流れていた。

婚約会見の様子(ORICON NEWS 公式YouTubeチャンネルより)

舞台共演から始まった4年半の軌跡

出会いはミュージカル『ポーの一族』

二人の出会いは、2021年1月に上演されたミュージカル・ゴシック『ポーの一族』での共演に遡る。 奇しくもこの舞台で夫婦役を演じたことが、現実の関係へと発展するきっかけとなった。能條は当時を振り返り、「極度の人見知り」だったため最初はほとんど会話がなかったが、稽古を重ねるうちに橋之助の気さくで優しい人柄に惹かれていったと明かす。一方の橋之助も、初めてのミュージカルで右も左も分からない中、支えてくれた能條に好意を抱いていたという。

公演終了後、橋之助は「好きで、お付き合いしてもらいたいと思っています」とストレートに想いを告白。ここから二人の4年半にわたる交際が始まった。2021年4月には週刊誌で熱愛が報じられたが、その後も二人は静かに、しかし着実に愛を育んできた。

ハワイでのロマンチックな求婚

交際から約4年が経った2025年7月、二人はハワイ旅行へ。そこで、映画のワンシーンのようなプロポーズが行われた。オーシャンビューのレストランで、橋之助はひざまずき、高級ブランド「ハリー・ウィンストン」の0.7カラットのダイヤモンドが輝く指輪を差し出した。

「これから愛未にたくさんいい思いをさせられる男でいますから、結婚してください」

この心のこもった言葉に、能條は「もちろんです」と即答。感動のあまり涙が止まらなかったという。このロマンチックな瞬間には少しコミカルな裏話もある。予約したレストランにドレスコードがあったにもかかわらず、橋之助は革靴も長ズボンも持参しておらず、慌てて現地で買いに走ったという。「ハワイ滞在中で唯一、値札を見ずに買った買い物でした」と、橋之助は照れ笑いを浮かべながら語った。

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