元乃木坂46・山下美月を支えた家族の姿とは？本人が語った愛情あふれるエピソード

2024年5月に乃木坂46を卒業し、女優として新たな道を歩み始めた山下美月さん。約8年間のアイドル活動において、彼女は常にグループの中心で輝きを放ち続けました。そのプロフェッショナルな姿勢とファンを惹きつける魅力は、どこで育まれたのでしょうか。その答えの一端は、彼女自身が卒業コンサートなどで語ってきた、愛情深くも個性的な家族とのエピソードに隠されています。

ご本人のスピーチやインタビューで明かされたのは、娘の活動を全力で応援する父と、心配しながらも温かく見守る母の姿。そこからは、世間の「お嬢様」というイメージとは少し異なる、親近感の湧く家庭の風景が浮かび上がってきます。

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「全公演行くから！」娘を溺愛する父

山下さんの活躍を最も近くで支え続けた一人が、彼女の父親です。その応援スタイルは、まさに「熱烈」の一言に尽きます。

全国を追いかける熱心な応援

山下さんは、父親が「かなりの転勤族」であったと明かしています。しかし、多忙な仕事の合間を縫って、娘の応援には驚くほどの情熱を注いでいました。2024年5月の卒業コンサートで、山下さんは涙ながらに父親への感謝を語っています。

「お父さんは本当にめちゃくちゃライブとか、あとファッションショーとか、フェスとか、乃木坂のライブ以外も本当全部見に来てくれてて。ツアーも全地方、大阪2公演だったら2公演とも一緒に回ってくれて『全公演入るから！』って言ってくれて。」

「そんなにセトリも変わらないしいいよ」と本人が言うにもかかわらず、毎年来てくれたという父親。その姿は、娘の晴れ舞台を一つも見逃したくないという、深い愛情の表れと言えるでしょう。

心配性ながらも愛情深い母とのエピソード

一方、母親は父親とはまた違った形で、山下さんを支えてきました。その人物像は、愛情深さと心配性な一面で語られます。

娘を思うがゆえの心配性な一面も

愛情深い母親は、写真集の撮影中には「大丈夫？脱がされたりしていない？」とメッセージを送ってきたというエピソードは、娘を案じる親心そのものです。

卒業コンサートで山下さんは、精神的に辛い時にいつも優しく包み込んでくれたのが母親だったと明かし、「お母さんのおかげで心が折れずにアイドルを続けてこれた」と感謝を述べました。華やかな世界の裏側で、母親の存在が大きな精神的支柱となっていたことが伝わってきます。

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