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大津亮介、右肩コンディション不良でリハビリ組へ 今季12勝5敗のソフトバンク先発、14日からのCSファイナルステージ登板は厳しく

大津亮介、右肩コンディション不良でリハビリ組へ 今季12勝5敗のソフトバンク先発、14日からのCSファイナルステージ登板は厳しく

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ソフトバンクの大津亮介(27)が、きのう9日に右肩のコンディション不良でリハビリ組へ合流した。今季は22試合に先発して12勝5敗、防御率2.68。プロ4年目で初めて規定投球回に届いた先発右腕で、14日から本拠地で始まるクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージでの登板は厳しい状況となった。

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全体練習に姿を見せず、リハビリ組へ合流

9日、みずほPayPayドームで行われたチームの全体練習に、大津の姿はなかった。球団によると、右肩のコンディション不良のためリハビリ組に合流する。西スポWEB OTTO!によると、大津は前日8日の全体練習のあと、トレーナーに付き添われてベンチ裏へ引き上げていた。

スポニチアネックスは、大津が練習後に本拠地へ姿を見せ、今後について話し合ったと伝えている。CSファイナルステージでは先発を任される見込みだったが、日刊スポーツは登板が「絶望的」との見出しで報じた。本人や首脳陣のコメントは、現時点で出ていない。

復帰の時期も明らかになっていない。

4年目で初の規定投球回、チームトップタイの12勝

大津は九州産大九州高から帝京大、日本製鉄鹿島を経て、2022年のドラフト2位でソフトバンクに入団した。1年目の2023年は中継ぎとして46試合に登板し、防御率2.43。小久保裕紀監督が就任した2024年に先発へ回り、19試合で7勝7敗を挙げている。

2025年は12試合で6勝2敗、防御率1.92。阪神との日本シリーズでは10月29日の第4戦に先発し、5回を無失点に抑えて日本一への王手に貢献した。

今季はその流れのまま、ローテーションを1年通して守った。22試合すべてに先発し、144回1/3を投げて12勝5敗、防御率2.68。自身初の2桁勝利と規定投球回到達を同時に成し遂げ、12勝はチームトップタイの数字だ。スポニチアネックスは、正確なコントロールと多彩な変化球を飛躍の理由に挙げている。

終盤は右ひじにも不安、最多勝争いより回復を選んだ

ただ、シーズン終盤は万全とは言えなかった。東スポWEBと西スポWEB OTTO!は、大津がかねて右ひじに不安を抱えていたと報じている。

9月10日にはコンディション不良で出場選手登録を外れた。小久保監督は「一回飛ばします」と説明している。中14日で臨んだ9月20日の楽天戦は、3本塁打を浴びて6回5失点、5敗目を喫した。立て直したのは次の登板だった。9月27日のオリックス戦で5回3失点にまとめ、12勝目を手にする。

この時点で、最多勝争いでトップと1勝差につけていた。それでも球団は9月30日、大津の登録を再び抹消し、レギュラーシーズン最終登板を回避させている。倉野信次投手コーチは、Full-Countの記事で抹消の理由をこう説明している。

「ポストシーズンに向けて100パーセントにするためには、投げるよりも回復させることの方が必要だという判断です」

倉野コーチは、本人と話し合って出した結論だとも語っている。タイトルの可能性を手放してまで整えようとした右腕が、CSを目前に右肩の不調でリハビリ組へ回ることになった。

ファイナルステージは14日から、先発陣の組み直しが必要に

ソフトバンクは91勝49敗3分の勝率.650で、3年連続のリーグ優勝を決めた。2位西武とは11.5ゲーム差、3位日本ハムとは13ゲーム差がある。今季から導入された規定により、ファーストステージの勝者との差が10ゲーム以上ならファイナルステージは7試合制となり、1位球団に2勝のアドバンテージが付く。どちらが勝ち上がってもこの条件に当てはまり、ソフトバンクは先に5勝すれば日本シリーズへ進む。

ファイナルステージは14日から20日まで、全試合をみずほPayPayドームで行う。相手を決めるファーストステージは、きょう10日からベルーナドームで西武と日本ハムが戦う。

先発陣にはエースのモイネロに加え、2桁勝利の上沢直之、前田悠伍、松本晴がそろう。それでも日刊スポーツは、シリーズが第5戦以降にもつれた場合に大津の不在が響くとみる。日本シリーズは24日に開幕し、ソフトバンクは2年連続の日本一がかかる。

大津が掲げていた「クライマックスシリーズ、日本シリーズまで投げ抜く」という目標は、厳しくなった。右肩の回復具合が、日本シリーズでの起用にどう影響するかは、まだ見えていない。

関連記事:新庄剛志監督と西口文也監督が互いに「不気味」 パCSファーストステージ前日会見、10日第1戦は有原航平と平良海馬が先発

[文/構成 by スポーツライター TAKU]

寄稿者

TAKU
ボールを使う競技なら何でも観ます、TAKUです。学生時代はずっとバスケ部、いまは週末にフットサル。スポーツを中心に書くWebライターになって5年です。Bリーグ、バレーボール、ラグビー、テニスを中心に、野球やサッカーも書きます。試合の流れが変わった瞬間を、スコアと一緒に伝えるのが得意です。

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