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新庄剛志監督と西口文也監督が互いに「不気味」 パCSファーストステージ前日会見、10日第1戦は有原航平と平良海馬が先発

新庄剛志監督と西口文也監督が互いに「不気味」 パCSファーストステージ前日会見、10日第1戦は有原航平と平良海馬が先発

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パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ前日会見がきのう9日に開かれ、日本ハムの新庄剛志監督と西武の西口文也監督が互いの印象を「不気味」と表現した。きょう10日14時からベルーナドームで始まる第1戦は、西武が最優秀防御率の平良海馬、日本ハムが有原航平の先発。2勝したチームが14日からのファイナルステージでソフトバンクに挑む。

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前日会見で飛び出した「不気味」の応酬

「2026 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファーストステージの前日会見は9日にあった。レギュラーシーズン2位の西武からは西口監督と外崎修汰、3位の日本ハムからは新庄監督と清宮幸太郎が出席した。

西口監督の印象を聞かれた新庄監督は、サヨナラ勝ちしても喜ばない姿を挙げ、そのポーカーフェースを「不気味」と評した。続けて「今年急激に成績が伸びたのも西口監督のテクニックというか、頭の良さ、特にピッチャーに関してはすごい教育したと思う」と、投手陣を立て直した手腕を持ち上げる。

受けた西口監督も黙ってはいない。新庄監督について「何をしてくるか、何を仕掛けてくるか全く分からないので、不気味ではありますね」と返した。

互いに相手を「読めない」と認め合った格好だ。ともに54歳の両監督が、静と動の対照的なキャラクターのままCSの舞台でぶつかる。

第1戦は最優秀防御率の平良と、CS通算4勝の有原

西武の先発は平良海馬。今季は先発に再転向して12勝5敗、防御率1.36で最優秀防御率のタイトルを初めて手にした。最優秀中継ぎ、最多セーブに続く3つ目のタイトルで、同じ投手がこの3つをそろえたのはNPB史上初めてだった。西口監督は「安心して任せられる投手」と信頼を寄せ、平良本人は「自分の仕事をするだけ」と短く語った。

対する日本ハムは有原航平を立てる。ソフトバンクから移籍した今季は17試合で7勝9敗、防御率4.44と苦しみ、前半には2軍落ちも経験した。それでも8月に3勝1敗、防御率1.80と持ち直し、9月13日にはベルーナドームでの西武戦で6回1失点と好投している。

新庄監督が起用の理由に挙げたのは経験だった。「こういう舞台に慣れている」。有原はソフトバンク時代を含めてCS通算6試合で4勝1敗、防御率1.50と結果を残してきた。本人は「今年は全く貢献できていないので、チームが勝てるように頑張りたい」と意気込みを語っている。

有原や清宮ら日本ハムの選手たちは、球団公式の「北海道日本ハムファイターズオフィシャルガイドブック2026」で紹介されている。

平良を苦手とする清宮 笑いを誘った新庄監督の”口撃”

会見では、日本ハムの選手会長・清宮と平良の相性も話題になった。新庄監督は、清宮の平良との対戦成績を「26打数2安打」と笑いを交えて紹介し、会場を和ませた。有原の起用理由を問われた場面でも「選手会長がエラーしなかったら勝てるんじゃないかな」と清宮をいじっている。

ただ、新庄監督は「この球場では相性がいい」とも付け加え、ベルーナドームでの清宮の巻き返しに期待をかけた。

西口監督は「2安打、明日、爆発されたら困るんで」と警戒を口にする。すると新庄監督は、清宮が平良から四球を4つ選んでいる点を持ち出し、「フォアボール狙いで行きます」と切り返した。

勝負の前の駆け引きは、すでに始まっている。

今季は12勝12敗1分の五分、西武はCSで9連敗中

両チームの今季の対戦成績は12勝12敗1分。西口監督は「日本ハムさんとは本当に五分」と話し、本拠地では負け越していることにも触れたうえで「打線がどれだけつながるかがキーになる」と突破の条件を挙げた。

西武にとってCSは鬼門でもある。2018年のファイナルステージ第3戦から、2019年のファイナルステージ、2022年のファーストステージまで、CSでは9連敗が続く。会見でこの記録を問われた西口監督は苦笑いを浮かべ、「言わないでほしかったです」と答えた。

連敗を止める役目は平良に託す。西武がCSを本拠地で戦うのは7年ぶりで、ファンの後押しを受けられる舞台が整った。

西武の選手18人の撮り下ろし写真を集めたムック「Athlete Safari 埼玉西武ライオンズスタイルBOOK 2026」も発売されている。

第2戦以降の先発と、ファイナルステージへの道

ファーストステージは10日から12日までの3連戦で、いずれもベルーナドームで14時に始まる。2勝した側がファイナルステージに進み、リーグ優勝のソフトバンクと14日から本拠地のみずほPayPayドームで戦う。

西武は第2戦の11日に高橋光成を立てる予定で、今季初めての中5日での登板になる。9月28日に打球を左前腕に受けた隅田知一郎は、ファーストステージでの登板を回避することが決まった。

日本ハムは第2戦に達孝太、第3戦に伊藤大海を送り込む構想だと報じられている。新庄監督にとっては3年連続のCS挑戦だ。

「不気味」と言い合った2人の指揮官のうち、どちらが先に相手の読みを外すのか。答えはきょう14時、平良と有原の投げ合いから出始める。

関連記事:新庄剛志監督、日本ハムと契約更新で合意 2027年も指揮、10日からCSファーストステージで西武戦

[文/構成 by スポーツライター TAKU]

寄稿者

TAKU
ボールを使う競技なら何でも観ます、TAKUです。学生時代はずっとバスケ部、いまは週末にフットサル。スポーツを中心に書くWebライターになって5年です。Bリーグ、バレーボール、ラグビー、テニスを中心に、野球やサッカーも書きます。試合の流れが変わった瞬間を、スコアと一緒に伝えるのが得意です。

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