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社会人野球日本選手権2026、出場32チームが出そろう 3チームの初出場は10大会ぶり、15大会ぶりの日産自動車ら出場チーム一覧

社会人野球日本選手権2026、出場32チームが出そろう 3チームの初出場は10大会ぶり、15大会ぶりの日産自動車ら出場チーム一覧

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10月31日に京セラドーム大阪で開幕する第51回社会人野球日本選手権大会の出場32チームが、10月9日に出そろった。この日、中国地区の第二代表決定戦で三菱自動車倉敷オーシャンズが日本製鉄山口を6-1で下し、最後の1枠が埋まった。日本野球連盟(JABA)は同日、出場チーム一覧を公表している。

都市対抗王者からクラブ日本一まで、32チームの顔ぶれ

初出場はCLUB REBASE、オールフロンティア、エナジックの3チーム。初出場が3チームに上るのは2015年の第41回大会以来で、10大会ぶりとなった。2009年を最後に休部し、2025年に活動を再開した日産自動車も、15大会ぶり17回目の出場を決めた。

日本選手権は、社会人野球で都市対抗野球大会と並ぶ2大大会の一つだ。出場権を得る道は4つある。都市対抗の優勝、春から夏にかけて全国で開かれるJABA主催大会での優勝、全日本クラブ野球選手権での優勝、そして全国9地区で行う最終予選の突破だ。

都市対抗枠は、9月6日に第97回大会を制した岐阜県大垣市の西濃運輸がつかんだ。2大会連続21回目となる。JABA大会の枠では、静岡、京都、九州の3大会を制したHondaが4大会連続27回目の出場を決め、トヨタ自動車は22大会連続25回目と、出場チームの中で最も長い連続出場を続ける。

通算の出場回数で最も多いのはパナソニックの44回目で、日本生命の41回目が続く。日本生命はJABA北海道大会の優勝で2大会連続の出場権を得た。

関連記事:杉浦正則(日本生命)、侍ジャパン社会人日本代表監督に就任 五輪3大会出場・橋戸賞2度の経歴と2030年アジア競技大会までの任期

地区最終予選の激戦区は関東だった。6枠を争う代表決定戦は10月1日から6日まで、神奈川県川崎市の等々力球場と、ゼットエーボールパークで行われた。5日に東京ガス、SUBARU、日本製鉄鹿島、オールフロンティアの4チームが代表権を得ると、最終日の6日に日産自動車と三菱重工Eastが残る2枠を手にした。

初出場3チームは2015年以来、10大会ぶり

2015年の第41回大会では、フェデックス、永和商事ウイング、カナフレックスの3チームが初めて本大会の舞台を踏んだ。その後の第42回から第50回までは、初出場が2チームまでの大会が続き、2024年の第49回と2025年の第50回は初出場チームが出なかった。3チームの新顔が同時に本大会へ加わるのは、年数にすると11年ぶりだ。

CLUB REBASE(東京都)

2024年に設立されたクラブチームで、東京都千代田区のREBASE株式会社が運営する。9月7日に東京ドームで行われた第50回全日本クラブ野球選手権大会の決勝で、マツゲン箕島硬式野球部を1-0で破り、初優勝を飾った。この優勝で日本選手権への出場権を手に入れた。

前年の2025年もクラブ選手権の全国大会に進んだが、優勝には届かず、日本選手権の切符を逃している。設立3年目での全国の舞台となる。

オールフロンティア(埼玉県春日部市)

東京・表参道に本社を置く企業、オールフロンティアの野球部で、2016年に発足した。埼玉県春日部市の豊野グラウンドや庄和球場、幸手市のひばりヶ丘球場などで練習を重ね、春日部市を拠点に野球教室などの地域活動にも取り組む。

関東の代表決定戦では、1日にSUNホールディングスEASTを21-0、2日に日本製鉄かずさマジックを1-0で下した。5日には三菱重工Eastに6-5で競り勝ち、創部11年目で初の本大会出場を決めている。チームは公式サイトで「都市対抗予選での悔しさをバネに、チーム・社員が一丸となり」切符をつかんだとコメントした。

エナジック(沖縄)

沖縄の企業チームで、2008年に活動を始めた。九州地区予選では、6日の第二代表トーナメント1回戦で日産自動車九州を延長タイブレークの末に7-4で破った。

北九州市民球場で行われた7日の第2代表決定戦では、KMGホールディングスと3-3のまま9回へ。1死満塁から6番の佐久田英尚が勝ち越しの2点適時打を放ち、7-3で逃げ切った。創部19年目にして、都市対抗と日本選手権を通じて初めての全国大会となる。

今夏の都市対抗には同じ沖縄から沖縄電力が出場していた。沖縄出身で元日本ハム投手の糸数敬作監督は「日本選手権に出たい思いがあった」と明かし、「初出場なので全力で挑みたい」と意気込んだ。

日産自動車、休部から17年を経て京セラドームへ

日産自動車は都市対抗で2度、日本選手権で1度の優勝を誇る名門だ。しかし、会社の業績不振を受けて2009年に休部した。最後に出場した日本選手権は、2009年の第36回大会だった。

再出発は16年後だった。

2025年に活動を再開してからは、全国大会の代表決定戦に5度挑み、そのすべてで敗れた。6度目の挑戦となった10月6日の関東代表決定戦は、今季限りでの廃部が決まっているセガサミーとの対戦だった。試合は終盤までもつれる。1点差に迫られた7回には、主将の石毛大地が中前適時打を放ってリードを広げた。先発の領家佑馬は120球を投げて10安打4失点で完投し、6-4で逃げ切った。

伊藤祐樹監督は「本当に決定戦で勝てなかったので、その悔しさがずっとあった」と話す。相手のセガサミーについては「負ければ今年で終わりという思いを背負ってきているので最後は本当に粘り強かった」と語り、「その思いを受け止め勝ち進まないといけない」と前を向いた。

第36回大会から数えて15大会ぶり、年数では17年ぶりの出場となる。大会の数と年数がずれるのは、2011年と2020年に日本選手権が開かれなかったためだ。

第51回日本選手権の出場32チーム一覧

10月9日時点の日本野球連盟の発表に基づく。

出場枠(代表地区)チーム名出場回数
都市対抗野球大会優勝西濃運輸2大会連続21回目
JABA東京スポニチ大会優勝JFE西日本8大会連続19回目
JABA静岡・京都・九州大会優勝Honda4大会連続27回目
JABA四国大会優勝日本通運3大会ぶり25回目
JABA岡山大会優勝トヨタ自動車22大会連続25回目
JABA日立市長杯優勝東芝2大会ぶり33回目
JABA長野大会優勝鷺宮製作所2大会連続16回目
JABAベーブルース杯優勝JR東日本2大会ぶり11回目
JABA東北大会優勝大阪ガス3大会ぶり27回目
JABA北海道大会優勝日本生命2大会連続41回目
全日本クラブ選手権優勝CLUB REBASE初出場
北海道地区北海道ガス2大会連続3回目
東北地区JR東日本東北7大会ぶり20回目
北信越地区伏木海陸運送3大会ぶり5回目
関東地区日本製鉄鹿島5大会連続14回目
関東地区オールフロンティア初出場
関東地区東京ガス5大会連続15回目
関東地区SUBARU2大会連続19回目
関東地区日産自動車15大会ぶり17回目
関東地区三菱重工East2大会ぶり12回目
東海地区王子3大会連続17回目
東海地区東海理化2大会連続6回目
東海地区ヤマハ4大会連続30回目
近畿地区NTT西日本3大会連続26回目
近畿地区パナソニック3大会ぶり44回目
近畿地区三菱重工West9大会連続30回目
近畿地区日本製鉄瀬戸内2大会連続19回目
中国地区JR西日本3大会連続11回目
中国地区三菱自動車倉敷オーシャンズ2大会ぶり9回目
四国地区JR四国2大会ぶり19回目
九州地区西部ガス7大会連続8回目
九州地区エナジック初出場

前回の第50回大会を制したヤマハは、東海地区最終予選の代表決定戦で三菱自動車岡崎を8-1で破り、連覇を狙う舞台に戻ってくる。2025年の決勝では日本生命を2-1で下し、8大会ぶり2度目の優勝を果たしていた。

11月10日の決勝まで11日間、チケットは10月17日から

大会は10月31日から11月10日までの11日間、すべて京セラドーム大阪で行われる。1回戦は10月31日から11月5日まで続き、2回戦が11月5日から7日、準々決勝が8日、準決勝が9日。決勝は11月10日の午後6時に始まる。予備日は11月11日に設けた。

チケットは、JABAファンクラブのゴールド会員向けが10月17日、スタンダード会員向けが19日、一般向けが21日に、いずれも午後2時から売り出される。特別席は一般の前売りで1,350円、当日は1,650円。10月31日と11月1日は、中学生以下の特別席が当日窓口に限り無料になる。

対戦の組み合わせは、10月10日時点で公表されていない。初出場の3チームが京セラドームでどんな一歩を刻むのか。名門の帰還と新顔の挑戦が、同じトーナメントで交わる。

[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

寄稿者

MEDIA DOGS 編集部
メディアドッグス株式会社のMEDIA DOGS 編集部チーム。インターネットマーケティングに約10年携わるメンバーで編成し、企画・取材・執筆から公開後の改善まで一貫して担当。「出会いを、設計する。」のもと、人と企業が正しく出会える場をつくるために、一次情報の確認とファクトチェックを徹底。情報をわかりやすく誠実に届け、読者の疑問を解決します。

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