九州場所の御免札、福岡国際センター前に設置 片男波親方「場所が始まるなという感じがする」

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大相撲九州場所の開催を知らせる「御免札」が、きのう8日、会場の福岡国際センター(福岡市博多区)に立てられた。今年から九州場所担当部長を務める片男波親方(元関脇玉春日)は「私も初めての経験だが、場所が始まるなという感じがする」と話した。チケットは昨年に続き、9月の前売り開始日に完売。九州場所は11月8日に初日を迎え、22日に千秋楽となる。
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8日に御免札、11月8日初日の九州場所へ
福岡に、相撲の季節がやって来た。
大相撲九州場所(11月8日初日、福岡国際センター)の開催を知らせる御免札が8日、会場の福岡国際センターに設置された。共同通信が伝えた。
御免札は、本場所の開催を知らせるために会場の前に立てる木の札で、「蒙御免(ごめんこうむる)」の文字と場所の日程が書かれている。かつて相撲の興行に許しを得ていたことの名残で、場所のおよそ1カ月前に立てるのが習わしだ。札が立つと、街の空気も少しずつ場所モードに変わる。
九州場所は1年を締めくくる本場所で、11月8日の初日から22日の千秋楽まで15日間行われる。初日まで、ちょうど1カ月だ。
担当部長1年目の片男波親方、「初めての経験」
御免札の設置にあわせて思いを語ったのが、今年から九州場所担当部長に就いた片男波親方だ。
片男波親方は元関脇玉春日で、現在は片男波部屋の師匠を務める。幕内優勝2度の玉鷲を育てた親方としても知られる。担当部長として九州場所に臨むのは今年が初めてで、8日は次のように話した。
「私も初めての経験だが、場所が始まるなという感じがする」
九州場所の担当親方は、準備の段階から地元とのやりとりを担う。9月10日には、片男波親方を含む5人の担当親方が福岡市役所を訪れ、副市長や市議会の議長らを表敬訪問した。福岡市の発表によると、担当親方は片男波親方のほか、三保ケ関親方(元前頭栃栄)、不知火親方(元小結若荒雄)、小野川親方(元前頭北太樹)、山科親方(元前頭豊響)の5人。部長の片男波親方が、この顔ぶれをまとめる立場になる。
昨年の担当部長は、福岡県直方市出身の浅香山親方(元大関魁皇)だった。地元出身の大関から引き継いだ役目を、片男波親方は1年目で背負う。
チケットは2年連続で前売り開始日に完売
数字の面でも、九州場所の勢いははっきりしている。
チケットは昨年に続き、9月の前売り開始日に完売した。昨年の九州場所でも前売り初日に完売し、当時は1995年以来の出来事として報じられた。2年続けて発売初日に売り切れたことになる。
片男波親方も、この人気を肌で感じている。
「すごく盛り上がっていると感じた」
かつては空席が目立つ時期もあった九州場所だが、ここ2年は発売と同時に席が埋まる。親方衆にとっても、満員の客席を前に場所を迎えられるのは心強い材料だ。
先場所は大の里と安青錦が千秋楽で相星決戦
片男波親方が九州場所に期待するのは、先場所のような展開だ。
「先場所のような、最後まで優勝が分からないような取組を期待したい」
9月の秋場所(両国国技館)は、千秋楽まで賜杯の行方が決まらなかった。横綱大の里と大関安青錦が11勝3敗で並び、千秋楽の直接対決にもつれ込んだ相星決戦。大の里が安青錦を突き出しで下し、12勝3敗で6場所ぶり6度目の優勝を果たした。一人横綱の優勝は2024年名古屋場所の照ノ富士以来で、横綱が賜杯を抱くのは今年初めてだった。
敗れた安青錦は、2場所連続の優勝を逃した。名古屋場所で関脇として3度目の優勝を飾り、大関に復帰した安青錦にとって、九州場所は雪辱の場所になる。
最後の一番まで目が離せない土俵を、福岡でもう一度。片男波親方の言葉には、そんな思いがにじむ。
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初日まで1カ月、九州の力士にも注目
力士たちは今、秋巡業で各地を回っている。巡業を終えると、番付発表を経て、それぞれ福岡入りして本場所に向けた稽古に入る。
地元・九州出身の力士にとっては、特別な場所でもある。長崎県平戸市出身の平戸海は秋巡業で「九州では10番勝ちたい」と目標を口にしており、ご当所での白星に意欲を見せる。
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横綱大の里が連続優勝を狙うのか、安青錦が雪辱を果たすのか。御免札が立った福岡国際センターで、11月8日に1年最後の本場所が始まる。
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[文/構成 by スポーツライター 南條楓]







































































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