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ドジャース、ブレーブスに4-1で3年連続NLCS進出 山本由伸「あと8勝全員で勝ちます」

ドジャース、ブレーブスに4-1で3年連続NLCS進出 山本由伸「あと8勝全員で勝ちます」

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ドジャースが現地7日(日本時間8日)、敵地アトランタでブレーブスとの地区シリーズ第4戦に4-1で勝ち、3勝1敗で突破した。3年連続のリーグ優勝決定シリーズ(NLCS)進出で、相手は昨年と同じブルワーズ。7回にアンディ・パヘスが決勝の2点適時打を放った。第3戦に先発した山本由伸は、シャンパンファイトで「あと8勝全員で勝ちます」と語った。

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7回、パヘスの一打で均衡を破った

ナ・リーグ地区シリーズ第4戦は、ブレーブスの本拠地トゥルイスト・パークで行われた。ドジャースが4-1で勝ち、対戦成績を3勝1敗としてシリーズを制した。リーグ優勝決定シリーズ進出は3年連続で、2016年からの11シーズンで8度目となる。

試合は1-1のまま終盤に入った。動いたのは7回だ。1死からテオスカー・ヘルナンデスが安打で出ると、ここまで好投していたブレーブス先発のタイラー・マーレが降板。2番手のディディエル・フエンテスは1死を取ったものの、続けて四球を出し、2死満塁となった。

ブレーブスはここで抑えのロベルト・スアレスを送る。打席のパヘスは、99.7マイル(約160.5キロ)の速球をセンター前へはじき返した。2者が生還して3-1。シリーズ最初の2試合で無安打だったパヘスが、試合を決めた。

この一打は、ドジャースがシリーズで得点圏に走者を置いて初めて放った安打でもあった。この試合まで、チームのポストシーズン10得点はすべて本塁打によるもの。つながりを欠いていた打線に、ようやく適時打が出た。

9回にはマックス・マンシーが、守護神ライセル・イグレシアスから右翼へソロ本塁打を放ち、点差を3に広げた。マンシーにとってドジャースでのポストシーズン通算19本目で、球団記録となった。

大谷は足で同点のホームを踏む

先制したのはブレーブスだった。1回、マイケル・ハリス2世がタイラー・グラスノーの初球を安打にして二盗を決めると、三塁まで進んだあとに暴投で生還した。

ドジャースはすぐに追いつく。2回、4番・指名打者で出場した大谷翔平が先頭で四球を選び、二盗。捕手の送球がそれる間に三塁へ進んだ。マンシーの打球は遊撃後方への飛球になったが、遊撃手マウリシオ・デュボンが落球し、大谷が同点のホームを踏んだ。大谷はこの日3打数無安打だったが、四球と盗塁で1点をもぎ取った。

先発のグラスノーは9月24日以来の先発で、4回2/3を投げて1安打5四球、1失点だった。四球で走者を背負いながらも、ブレーブスに追加点を許していない。2番手以降はアレックス・ベシア、エドガルド・エンリケス、タナー・スコットとつなぎ、9回はエドウィン・ディアスが締めた。投手陣が許した安打は5人で計3本。1回2/3を無失点に抑えたエンリケスに勝ちが付いている。

ブレーブスはこのシリーズで18個の四球を選びながら、その走者を1人も生還させられなかった。先発のマーレも6回1/3を2失点(自責点1)と役割を果たしたが、打線が応えられなかった。

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第3戦の山本由伸が流れを引き寄せた

1勝1敗で迎えた敵地での第3戦は、シリーズの行方を左右する一戦だった。ここで先発したのが山本由伸だ。37歳の左腕クリス・セールとの投げ合いで、7回を1失点、10奪三振。5回の1死満塁も1点でしのぎ、3-1の勝利を呼び込んだ。10奪三振は、山本にとってポストシーズン自己最多だった。

この勝利で王手をかけ、第4戦で突破を決めた。試合後のシャンパンファイトで、山本は笑顔を見せた。

「最高です。そろそろ僕はシャワーします」

スポーツ報知によると、山本は第3戦について「いい集中で投げられたので、今日のこの3勝目につながってよかった」と振り返った。チームについては「みんなすごく調子良いですし、たまにミスはありますがカバーしながら、今日の試合もチームワークの良さが出た」と話し、最後に「あと8勝全員で勝ちます、応援よろしくお願いします」と呼びかけている。

ワールドシリーズ制覇までに必要な勝ち星は、リーグ優勝決定シリーズの4勝とワールドシリーズの4勝。その数字を、山本は「あと8勝」という言葉にした。

昨季のワールドシリーズでMVPに輝いた右腕の歩みは、関係者の証言を集めた書籍『証言 山本由伸』でもたどることができる。

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NLCSは昨年と同じブルワーズ、日本時間12日に開幕

リーグ優勝決定シリーズの相手は、パドレスを3勝1敗で退けたブルワーズに決まった。両チームは昨年もこの舞台で対戦し、ドジャースが4連勝で勝ち上がっている。ブルワーズにとっては雪辱をかけた再戦だ。

シリーズは現地11日(日本時間12日)に開幕する。第1戦と第2戦はブルワーズの本拠地、ミルウォーキーのアメリカンファミリー・フィールドで行われ、第3戦からはドジャースタジアムに舞台を移す。

ドジャースが狙うのは、ワールドシリーズ3連覇。敵地でのポストシーズンは5連勝中で、球団記録に並んでいる。第4戦では大谷が足で得点に絡み、決勝打のパヘスにもようやく当たりが戻ってきた。

山本の言う「あと8勝」へ。次の4勝をつかむ戦いが、現地11日から始まる。

[文/構成 by スポーツライター 高瀬翔吾]

寄稿者

高瀬翔吾
Webメディアでスポーツ、エンタメ、時事ニュースなど、累計数千本の記事制作に携わってきたスポーツ系ライター。野球分野では、プロ野球の試合結果や選手の記録をはじめ、MLB、高校野球、ドラフト、移籍、契約更改などの記事を継続的に担当。数字や公式記録を基に情報を整理する記事を得意としており、結果を伝えるだけでなく、その記録が持つ意味や、選手・球団を取り巻く背景までわかりやすく解説することを心がけている。主な執筆分野は、プロ野球、MLB、高校野球、侍ジャパン、ドラフト、移籍情報。

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