羽生結弦、ハイアール・AQUA発表会でイナバウアー披露 家電愛語る「基本的にずっと家電屋さんに浸っていたい人間」

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プロフィギュアスケーターの羽生結弦(31)が29日、ブランドアンバサダーを務めるハイアール・AQUAの新製品発表会に登場した。会場は都内のアイスリンクで、黒の衣装でイナバウアーやスピンを披露し、新しい冷蔵庫と洗濯機のお披露目役を務めた。出演する新CMも同日から順次公開され、トークでは「基本的にずっと家電屋さんに浸っていたい人間なので」と家電好きを明かした。
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氷上の発表会、両手を広げると新製品が現れた
ハイアールとアクアの両ブランドは29日、ドラム式洗濯乾燥機や冷蔵庫の新製品記者発表会を開いた。舞台に選ばれたのはアイスリンクだ。リンクの中央にステージと大型モニターを組んだ特別仕様で、日刊スポーツによると、会場は西東京市のダイドードリンコアイスアリーナだった。
荘厳な曲が流れるなか、羽生は黒の衣装をなびかせて氷上に現れた。イナバウアーや華麗なスピンで滑り終え、リンク中央で両手を広げる。その動きに合わせて背後の看板が左右に開き、新作の冷蔵庫とドラム式洗濯乾燥機が姿を見せた。
慣れ親しんだ場所での発表に、本人の表情も緩んだ。デイリースポーツの取材に「僕の大好きなフィールドであるアイスリンクで発表できることは、本当に特別な気持ちになる」と語っている。
トークセッションでは白シャツにジャケット姿に着替えて登壇した。
KURAとまっ直ぐドラム、発売は10月と11月
AQUAが発表したのは2製品だ。アクアの発表資料によると、冷蔵庫の新フラッグシップモデル「KURAシリーズ」は幅65cm、奥行き65cmの薄型ながら508Lの大容量を確保し、冷凍室だけで143Lある。冷却器を冷蔵庫の底に置く「ボトムクーリングシステム」を家庭用冷凍冷蔵庫で初めて採用したと同社は説明しており(2026年9月時点、同社調べ)、食品に冷気を直接当てずに冷やすことで霜を付きにくくする。発売は10月15日だ。
ドラム式洗濯乾燥機「まっ直ぐドラム」シリーズの26年モデルは、酸素系漂白剤「オキシクリーン」と洗剤を組み合わせて洗う「オキシ洗いコース」を新たに備え、スマートフォンから操作できるアプリにも対応した。こちらは11月5日に発売される。
ハイアール側も新しい動きを見せた。同社として初めての国内向けハイエンドシリーズ「A.M.U.(アム)」を立ち上げ、同じ底面冷却の仕組みを持つ冷蔵庫「月夜 Tsukiyo」を10月15日に、洗濯と乾燥を上下別々のドラムで行う洗濯乾燥機「奏 Kanade」を2027年夏ごろに発売する予定だ。
家電好きの素顔、冷蔵庫は「なるべくきれいに並べたい」
製品の前に1台ずつ立ってPRした羽生は、終始楽しそうだった。スポーツ報知によると、新製品を紹介しながら「基本的にずっと家電屋さんに浸っていたい人間なので」と話し、家電好きを隠さなかった。
私生活の話にも及ぶ。東スポWEBの取材に対し、自宅の冷蔵庫について「冷蔵庫に関してはなるべくきれいに並べたい。賞味期限が切れそうなものは手前に置いたりとかしちゃう」と明かした。自身は料理をしないが、卵などの賞味期限は気にしているという。デザインについても「生活の質を上げるという点において、家電っていうのは日常に常にあるものなので綺麗であってほしい」と持論を述べた。
肉の保存機能の説明では、思わぬ告白も飛び出した。日刊スポーツによると、お肉は好きだとしたうえで「熟成肉は食べたことがないんですけど」と笑った。
乾燥時の音が静かになる点にも触れ、デイリースポーツの取材には開発者への敬意を込めて「ずっとずっとプロとして乾燥機や洗濯機を研究し続けてきた方が作ったものが、自宅で、静音でできることは本当にすごい」と語っている。
冷蔵庫の仕組みから「足元」の話へ
話は家電の枠を越えていく。
ボトムクーリングシステムの印象を問われた羽生は、フィギュアスケートの体の使い方に置き換えて答えた。スポニチアネックスによると、足首や足の裏、指の感覚が立ち姿につながり、ひいては健康につながると説明し、「何でも足元から、基盤からエネルギーが起きていくのは非常に大事なことかなと。それを冷蔵庫に使えるのかと面白い発見でもあった」と興味深そうに語った。
新CMの撮影では、自ら動きを提案したという。デイリースポーツによると、監督やカメラマンと話し合いながら作り上げ、「僕はモデルでもタレントの枠でもないので、自分が二十何年間も培ってきたスケートの技術や立ち姿などの表現面を出せたら良いなと心がけていた」と振り返った。足を横に上げる場面では90度に収めるのに苦労したそうで、スケーターは普段もっと高く上がってしまうため「90度で止めるっていうのが結構難しかったです」と明かしている。
アクアによると、CMは冷蔵庫「KURA」2026篇と洗濯機「まっ直ぐドラム」2026篇の2本で、29日から順次公開される。KURA篇はジャンプに欠かせない脚元の動きで底から冷やす仕組みを、まっ直ぐドラム篇はバランス感覚を生かしたポーズで商品の特長を表現した。メイキング映像も、アクア公式サイトで29日に公開する予定だと同社は発表している。
アンバサダー2年目、「期待以上のものでありたい」
羽生がハイアールとAQUAの両ブランドアンバサダーに就いたのは2024年11月21日だった。当時、ハイアール日本地域は「目の前の山頂を制覇しても、また次の山頂を目指す」という経営理念と羽生の姿勢が重なることを起用の理由に挙げていた。
29日のトークでは、その「挑戦」が何度も話題に上がる。2022年7月にプロへ転向して以降の歩みを振り返りつつ、原動力について日刊スポーツの取材に、スケートの練習やトレーニングは「9・9割くらい」がうまくいかないと打ち明けた。それでも見てくれる人がいる限り「やっぱり期待以上のものでありたいというのは常にあるんです」と言葉を継ぎ、競技者時代から変わらない信念だと強調した。
発表会の締めくくりには、スポーツ報知によると「これからもどんどん僕自身も挑戦を続けて、一緒に頑張っていきたい」と両ブランドへの思いを口にした。
11月は佐賀でアイスショー、今後の予定は
次の大きな舞台は11月だ。羽生は今月11日、アイスショー「Yuzuru Hanyu “REALIVE” an ICE STORY project」の佐賀公演を11月28、29日にSAGAアリーナで開くと発表している。
今後について問われると、スポニチアネックスによると「分からないことの方が面白いと今思えているので、分からない未来に向けて今できる最大限の努力をどんどんどんどん積み重ねて、自分自身を磨き続けたいなと思っています」と笑顔で答えた。来年はプロ転向から5年の節目を迎える。
プロ4年目の歩みを収めたムック『羽生結弦 PROFESSIONAL Season4』(扶桑社)も、10月28日に発売される予定だ。
氷上で新製品を披露し、家電の話では笑顔を見せ、最後は「挑戦」で締める。アンバサダーとして2年目に入った羽生の発表会は、競技者時代から続く姿勢と、家電好きの素顔の両方がのぞく時間になった。
[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]








































































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