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イーロン・マスク氏の資産推移&内訳を整理 資産133兆円、史上初の”8500億ドル”到達に世界騒然…

イーロン・マスク氏の資産推移&内訳を整理 資産133兆円、史上初の”8500億ドル”到達に世界騒然…

マスク氏資産、8520億ドルに SpaceXのxAI買収で

米テスラ最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏(54)の純資産が、人類で初めて8500億ドルの大台を超えたことが分かった。

これは米経済誌フォーブスなどが2026年2月3日時点で試算したもので、資産額は8520億ドル(約133兆円)に達する。同氏が率いる宇宙開発企業スペースXが、同じく同氏傘下の人工知能(AI)企業xAIを買収したことが主な要因だ。

関係者への取材や米ブルームバーグなどの報道を総合すると、スペースXはxAIを約39兆円(約2500億ドル)で買収した。この統合でスペースXの企業価値は1.25兆ドルまで高まったとみられる。

マスク氏はスペースX株の約42%を保有しており、企業価値の上昇が資産を大きく押し上げたのだ。

資産急増の仕組み、企業間取引で価値創出

今回の資産急増の背景には、マスク氏が展開する企業群の複雑な相互関係がある。同氏は以前から、自身が経営する複数の企業の資産や事業を連携させる手法を取ってきた。

一連の動きは2025年3月、AI企業のxAIがマスク氏所有のソーシャルメディア「X(旧ツイッター)」を330億ドルの株式交換で買収したことから始まる。

さらに2026年1月には、テスラがxAIの資金調達ラウンドに20億ドルを投じていたことが判明し、株主を驚かせた。

最終的に宇宙開発を担うスペースXがAI開発の中核であるxAIを吸収統合する。この構想は、AI開発に必要な膨大な計算能力を、スペースXが計画する宇宙データセンターでまかなう狙いがあるとされる。

資産の過半はスペースX株

マスク氏の巨額の資産は、主に自身が創業・経営する企業の株式で構成される。2026年2月時点の資産8520億ドルのうち、過半を占めるのがスペースX(xAI統合後)の株式だ。

資産項目推定評価額総資産に占める割合備考
スペースX株(xAI統合後)約5250億ドル約61.6%企業価値1.25兆ドル、保有比率42%として算出
テスラ株約3270億ドル(合算)約38.4%2025年9月時点で約11%保有。株価により変動
X(旧ツイッター)、その他非公開企業の価値評価は流動的

資産の推移は、テスラ株の動向に大きく左右されてきた。2012年に20億ドルで初めてフォーブスの長者番付に登場。特に2020年以降、テスラ株の上昇とともに資産は急拡大している。

表は必要な場合、横にスクロールできます。

時期推定純資産(ドル)日本円換算(約)主な出来事・備考
2012年20億ドル3.1兆円フォーブス長者番付に初登場
2020年初頭270億ドル4.2兆円テスラ株価上昇前夜
2021年1月2850億ドル44.5兆円初めて世界長者番付1位に
2021年11月3000億ドル46.8兆円史上初の3000億ドル突破
2024年12月4000億ドル62.4兆円史上初の4000億ドル突破
2025年10月5000億ドル78.0兆円史上初の5000億ドル突破
2026年1月7880億ドル123兆円xAIの資金調達ラウンド後
2026年2月8520億ドル133兆円スペースXによるxAI買収後。史上初の8500億ドル突破
イーロン・マスク氏の純資産推移(主要な節目)
※日本円は現在のレートで換算

日本円換算について
本表の日本円表記は、異なる時期の資産規模を現在の感覚で比較しやすくするため、すべて2026年2月時点の為替レート(1ドル=156円)で統一して換算しています。

イーロン・マスク氏の純資産推移(グラフ)

SNSでは驚きの声、本人は沈黙

資産8500億ドル突破のニュースは世界を駆け巡った。SNS上では「国家予算レベルを個人が動かす時代か」「彼のビジョンが世界を変える」といった驚きや称賛の投稿が見られた。

マスク氏自身は資産額について直接のコメントはしていない。

しかし、最近のXへの投稿では、米大統領夫妻との夕食会に出席したことを明かし、「2026年は素晴らしい年になる!」と記すなど、精力的な活動を続けている。

一方で、同氏が経営するXがイランの国旗絵文字を一時的に変更し、国際的な議論を呼ぶ場面もあった。

「1兆ドル」到達も視野、巨額報酬が鍵

市場関係者の間では、マスク氏が人類初の「トリリオネア(資産1兆ドル)」になるのは時間の問題との見方が広がる。一部報道では、早ければ2027年にも達成する可能性があると予測されている。

今後の資産を左右する大きな要因の一つが、テスラから与えられる巨額の株式報酬だ。

一度は裁判所によって無効とされたものの、2025年12月にデラウェア州最高裁判所の判断で復活した約1兆ドル(約150兆円)規模の報酬プランが実行されれば、資産はさらに大きく膨らむ。

スペースXはAIチップや人型ロボットを宇宙に送り、火星に輸送船を送る計画を掲げる。マスク氏の構想が現実になるにつれ、その資産もまた、前人未到の領域へと進むのであろう。

[文/構成 by さとう つづり]

寄稿者

さとう つづり
つづり|ライター・編集者 2018年より個人ブログの運営を開始。アフィリエイトライターとして活動後、Webメディアの運営、記事入稿、編集業務に携わる。7年にわたり「読まれる記事」を追求してきた経験を活かし、現在はSEO視点と読者への熱量を両立させたコラムを執筆中。トレンドから日常の機微まで、幅広いテーマを独自の視点で言語化します。

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