漫画家・田辺洋一郎氏、STU48・工藤理子の写真をGrokで無断加工「作画資料です」投稿に非難殺到「え、何があった?」の声も
過去の交流と「雪マフラーグラビア」リクエスト
一部報道によると、田辺氏と工藤さんは以前から面識があった。2025年11月には田辺氏の単行本発売記念イベントに工藤さんがゲストとして登壇し、対談も行っている。その場で田辺氏がグラビアでも活躍する工藤さんに対し「雪マフラーグラビアをお願いします」とリクエストし、工藤さんも前向きな反応を示していたという経緯があったとされる。
今回の「マフラービキニ」画像は、こうした過去のやり取りを踏まえたものだったと言われているが、女性自身の取材に対し、芸能関係者は「いくら関係性があるとはいえ、無許可で加工した写真を公開することは決して許されない」と指摘している。
浮き彫りになったAIの課題と法的論点
懸念されていたGrokの悪用リスク
今回の事件で使用されたAI「Grok」の画像編集機能は、2025年12月にXのブラウザ版に実装された比較的新しい機能である。実装当初から、クリエイターやイラストレーターを中心に「著作権侵害や悪用を助長する」として強い懸念が示されていた。
根本的な問題として、Grokにはプロンプトと出力結果を監視・制御し、倫理的に問題のある画像の生成を防ぐ「ガードレール」と呼ばれる安全機能が十分に整備されていない点が専門家から指摘されている。実際、グラビアアイドルの新谷姫加さんなど、同様の被害を訴える声は後を絶たない。
問われるクリエイターの倫理とプラットフォームの責任
今回の事件は、生成AI技術の悪用リスクと、プラットフォーム事業者の安全対策の在り方について議論を呼んでいる。法田辺氏からは本稿執筆時点で公式な説明は発表されていない。
同時に、悪用が容易な機能を十分な安全対策なしに提供するプラットフォーム側の責任も問われている。xAI社のイーロン・マスク氏は「違法コンテンツを作成する者は結果を被る」と警告する一方で、事態を矮小化するような言動も見られ、その姿勢には矛盾が指摘されている。技術の発展と表現の自由は尊重されるべきだが、それは個人の尊厳や権利を侵害しないという大前提の上に成り立つ。今後、同様の被害を防ぐため、法整備の議論と共に、プラットフォーム事業者によるより実効性のある技術的・倫理的対策が急務である。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]













































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