【カウコン2025-2026】視聴方法を徹底解説!テレビ放送なしでNetflixなどの配信になったのはなぜか?その理由についても深掘り

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
STARTO ENTERTAINMENTの年末恒例「カウコン」が3年ぶりに復活する。しかし、従来の地上波テレビ生中継はなく、視聴方法は有料のネット配信に完全移行。大晦日の生配信はファンクラブサイトで、年明けからはNetflixで世界配信される。これはテレビ局との関係性の変化と、同社のグローバルな配信戦略への転換を象徴する動きである。
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STARTO社「カウコン」が3年ぶり復活、しかし視聴方法は様変わり
STARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO社)は2025年12月31日、年末恒例のカウントダウンコンサート(通称:カウコン)を東京ドームで3年ぶりに開催すると発表した。タイトルは「COUNTDOWN CONCERT 2025-2026 STARTO to MOVE」。NEWSやSnow Manなど計12組の所属アーティストが出演し、ファンと共に新年を迎える一大イベントの復活は大きな反響を呼んだ。しかし、その形式は大きく様変わりする。長年親しまれてきたフジテレビ系列での地上波生中継はなくなり、視聴方法は有料のインターネット配信へと完全に移行することが明らかになったのだ。なぜテレビ放送はなくなったのか。本記事では、その背景と新たな視聴方法の詳細を深掘りする。
なぜ3年ぶりの復活なのか?「カウコン」の歴史と空白期間
「カウコン」は、旧ジャニーズ事務所時代から続く大晦日の風物詩であった。1998年(※1996年説もある)からほぼ毎年、東京ドームで開催され、複数のグループが一堂に会する豪華なステージは、ファンにとって年に一度の特別な時間を提供してきたのである。
しかし、この恒例行事は2022年末の「ジャニーズカウントダウン2022-2023」を最後に途絶える。2023年、旧ジャニーズ事務所の創業者による性加害問題が大きく報じられ、その影響で年末のカウコン開催は見送られた。翌2024年末も開催されず、結果として2年間の空白期間が生まれた。
そして2025年、STARTO社として新たなスタートを切った同社が、3年ぶりとなる開催を決定。公演タイトルに冠された「STARTO to MOVE」という言葉は、困難な時期を乗り越え、再び前へ進み出そうとする事務所の意志表示とも受け取れるだろう。
地上波から配信へ 大晦日の風物詩はなぜテレビから消えたのか
今回の復活で最も大きな変化は、地上波テレビでの生中継がなくなった点である。ファンにとっては衝撃的な変更だが、その背景には何があるのだろうか。そこにはテレビ局との関係性の変化と、STARTO社自身の戦略転換が見え隠れする。
フジテレビの放送見送りという判断
カウコンの生中継は、長年にわたりフジテレビ系列が担ってきた。しかし、同局は性加害問題が表面化した2023年10月の時点で、仮にカウコンが開催されたとしても「放送しない」との方針を表明していた。この方針は2025年も継続され、同局は大晦日の年またぎ番組としてバラエティー番組「新しいカギ」の放送を既に発表済みである。これにより、恒例だったテレビでのカウントダウンは事実上不可能となった。
STARTO社が描く新たな配信戦略
テレビ局という巨大なプラットフォームを失った一方で、STARTO社は独自の配信戦略を加速させている。今回のカウコンでは、自社運営の配信サービスと世界的な動画配信プラットフォームを組み合わせるという、新たなモデルを提示した。
一つは、ファンクラブ会員向けの「FAMILY CLUB online」での有料生配信。そしてもう一つが、グローバル企業である「Netflix」での世界独占配信である。これは、従来のテレビ放送に依存するモデルからの脱却であり、国内外のファンに直接コンテンツを届け、収益化を図るという明確な事業戦略の表れだ。特にNetflixでの配信は、世界中の視聴者にリーチする絶好の機会であり、同社のグローバル展開への本気度がうかがえる。













































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