SNSで話題のカインズオイルスプレーを2週間使ってみた!実際の使用感と節約効果やコスパを主婦が本音レビュー
サイズ感と持ちやすさ:調理中でも扱いやすい絶妙なコンパクトさ
高さ約15cmというサイズは、調理台に置いても圧迫感がなく、すっきりと収まります。油を入れた状態でも比較的軽く、手が小さめの私でも片手でしっかりと持って操作できました。

調理グッズは、高機能でも大きすぎたり重すぎたりすると、次第に使わなくなってしまうことがあります。その点、この商品は毎日の料理でストレスなく使える、絶妙なサイズ感だと感じました。
噴射性能:きれいな霧状で、油の使いすぎを防止
最も重要な噴射性能ですが、レバーを押し込むと、本当にきれいな霧状の油が「シュッ」と広がりました。ワンプッシュで出る油の量はごくわずかですが、その分、フライパン全体に薄く均一な油膜を作ることができます。

これまでボトルのまま油を注いでいた時は、ついドバっと入れすぎてしまい、卵焼きが油っぽくなってしまうこともありました。しかし、このスプレーを使い始めてからは、そんな失敗とは無縁です。
油の使用量が目に見えて減るので、カロリーオフにつながるだけでなく、食費の節約にも貢献してくれそうです。これは嬉しい発見でした。
メリットと気になる点(デメリット)
2週間使ってみて感じた、この商品の良い点と、少し気になった点をまとめました。
メリット
- 油の使用量を大幅に削減できる(ヘルシー&節約)
- 細かい霧で均一に油を引ける
- コンパクトで調理の邪魔にならない
- シンプルなデザインでキッチンに馴染む
- 注ぎ口が広く、詰め替えや洗浄が楽
- スプレー機能に特化したシンプルさが良い
- 498円という価格以上の品質感
気になる点
- 噴射範囲が広く、フライパンの外に油が飛び散ることがある
- 連続でプッシュすると、一時的に出にくくなることがある
特に気になったのは、噴射範囲の広さです。フライパンの端の方を狙ってスプレーすると、勢いでコンロのトッププレートにまで油がかかってしまうことがありました。フライパンの中央付近で、少し低い位置からスプレーするなどの工夫が必要かもしれません。
また、焦って連続でレバーを押すと、時々油が出なくなる現象も。一度指を離し、ゆっくり押し直すと問題なく噴射されました。これは製品の仕様なのかもしれません。
製品詳細と使用上の注意
安全に使用するために、パッケージに記載されている品質表示と注意点も確認しておきましょう。
品質表示

- 材質: 本体/ソーダガラス, フタ/ポリプロピレン、ABS樹脂、ポリエチレン、ステンレス、ポリアセタール, パッキン/シリコーンゴム
- 容量: 170ml
- サイズ: (約)幅60×奥行90×高さ150mm
使用上の注意(一部抜粋)
- ガラスは割れものです。落下・衝撃に注意してください。
- 火や熱源のそばに置かないでください。
- 粘度の高いものは出にくいため、使い始めは何度もプッシュしてください。
- 固形物が含まれるものは目詰まりの原因となりますので使用しないでください。
- 電子レンジ、オーブン、食器洗い乾燥機では使用できません。
- 洗浄する際は、研磨剤入りたわしやクレンザーなどは使用しないでください。
食洗機で使えるかどうかを重視される方も多いかと思いますが、そこはカインズの場合は対応していないようです。
世間の反応は?
X(旧Twitter)や個人のブログなどを調べてみると、やはり「油の節約になる」「ヘルシーで良い」といった声が多く見られました。また、「デザインがシンプルで可愛い」「ガラス製で安っぽくない」など、見た目を評価する意見も目立ちます。
「スリーコインズのオイルスプレーも人気だけど、カインズのはガラス製でしっかりしてる。白で統一してるキッチンにぴったり!」
「揚げ焼きする時に便利。少ない油でカリッと仕上がるから罪悪感なし。」
一方で、私と同じように「思ったより広範囲に広がる」という声や、「粘度の高い油だと出にくいことがある」といった指摘もありました。サラダ油やオリーブオイルなど、比較的サラサラした油での使用が向いているようです。
こんな人におすすめしたい、キッチンの名脇役
カインズ「オイルスプレー」レビュー総括
カインズの「オイルスプレー」は、「油の使用量を手軽に減らしたい」と考えている人にとって、非常にコストパフォーマンスの高い商品だと言えます。498円という価格でありながら、デザイン性、実用性ともに満足のいくレベルでした。
特に、これまでボトルのまま油を使っていて「つい入れすぎてしまう」という悩みを持っていた方には、ぜひ試してみてほしいアイテムです。調理がヘルシーになるだけでなく、日々の小さな節約にも繋がります。
噴射範囲の広さなど、少しクセはありますが、慣れれば問題なく使いこなせる範囲です。コンパクトで扱いやすく、キッチンの景観を損なわないシンプルなデザインも魅力的。毎日の料理を少しだけ快適にしてくれる、頼れる名脇役となってくれるでしょう。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]
※本記事の情報は記事公開当時のものです。ご覧いただくタイミングによっては内容が変更されている場合がありますので、最新情報をご確認ください。













































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