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iOS26不具合報告まとめ|バッテリー消費、LINE問題… iPhone大規模アップデート直後の波紋

2025年9月15日に配信が開始されたiPhone向けの新OS「iOS 26」。「Liquid Glass」と名付けられた流麗な新デザインや、強化された「Apple Intelligence」を携え、多くのユーザーが期待を胸にアップデートボタンを押した。

しかし、その直後からSNSや専門フォーラムには、さまざまな不具合報告があがっているようだ。新機能が出る時は期待に胸が高まるが、それに伴う不具合はつきもの。

本記事では、現在(2025年9月22日時点)までに明らかになっている問題点をまとめる。

「ガラスの美学」の裏で… 具体的な不具合の症状

今回のアップデートは、デザイン言語を刷新する大規模な変更だった。専門家は、こうした大きな視覚的変更が、通知やコントロールセンターなどで予期せぬ表示の不具合(UIバグ)を引き起こす可能性があると指摘しているが、その通りだった。

消えるキーボード設定と入力の混乱

特に多くのユーザーを悩ませているのが、キーボードに関する問題だ。中でも「片手用キーボードが、いつの間にか標準設定に戻ってしまう」という報告が目立つ。これは過去のOSでも散見された問題だが、iOS 26で再び顕在化した形だ。毎日何度も使う機能だけに、そのストレスは大きい。

「iOS 26にしたら、右寄せキーボードがすぐ解除される…。地味にイライラするんだけど、これってバグ?同じ人いるかな? #iOS26 #不具合」

対処法として、キーボード辞書の変換履歴をリセットする方法が提案されているが、根本的な解決には至っていないのが現状である。

日常の連絡を妨げるLINEの不具合

日本のユーザーにとって、より深刻なのがLINEアプリの不具合だ。「メッセージの入力欄がキーボードに隠れて見えなくなる」「文字が打てても送信できない」といった声が上がっている。家族や友人との重要な連絡手段が機能不全に陥る事態は、まさに「デジタル社会の孤立」とも言えるかもしれない。

「アップデートしたらLINEの入力欄が消えた…。再起動してもダメ。急ぎの連絡できなくて本当に困る!早く直してほしい…。」

一時的な対策として、LINEアプリの再インストールや、iPhone本体の再起動などが挙げられているが、これもまた対症療法に過ぎない。

その他、報告が相次ぐ問題

上記以外にも、バッテリーの異常な消費や本体の発熱、カメラが真っ暗になる、突然ネットワークが切断されるなど、多岐にわたる問題が報告されている。これらは、新しいOSがデバイスに馴染むまでの一時的な現象である可能性もあるが、日常生活に支障をきたすレベルのものも少なくない。

アップデートは「様子見」が正解か?

「大型アップデートの直後は、人柱の報告を待つべし」。これは、長年のiPhoneユーザーの間で語り継がれてきた格言のようなものだ。実際、過去のiOSでも、配信開始から数週間以内に不具合を修正する小規模なアップデート(x.0.1など)が提供されるのが通例だった。今回も、すでに「iOS 26.0.1」が間もなくリリースされるとの見方が強い。仕事でiPhoneが手放せない人や、予期せぬトラブルを避けたい人は、この修正版を待つのが賢明な判断と言えるだろう。

Appleの対応と今後の見通し

もちろん、Appleも手をこまねいているわけではない。すでに同社は問題を認識しており、修正アップデートの準備を進めていると報じられている。また、ユーザーは「フィードバックアシスタント」アプリを通じて、自ら遭遇した不具合をAppleに直接報告することが可能だ

新しい体験には、常に多少の混乱がつきまとう。iOS 26リリース直後の不具合は、過去の経験則から見れば、近いうちに安定するはずだ。それまでは、冷静に公式情報を見守りたい。

[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

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