「なばなの里」と聞くと、多くの人が壮大なイルミネーションを思い浮かべるのではないでしょうか。もちろん、その輝きは想像を絶する美しさです。しかし、実際に訪れてみて私が感じたのは、この場所の魅力は夜だけにとどまらないということ。昼の穏やかな光の中で咲き誇る花々、豊かな自然、そして夜の幻想的な光景。そのすべてが融合し、訪れる人の五感を満たしてくれる「光と花の楽園」でした。この記事では、なばなの里の魅力を昼と夜の両面からレビューします。
なばなの里とは?基本情報をチェック
まずは、なばなの里がどんな場所なのか、基本的な情報を表にまとめました。
所在地 | 〒511-1144 三重県桑名市長島町駒江漆畑270 |
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営業時間 | 10:00~21:00 ※取材日(9/20)の営業時間。季節や曜日により変動あり。 |
料金 | 時期により変動。イルミネーション期間(例:10/18~)は小学生以上2,500円(1,000円分の金券&ベゴニアガーデン入館付)など。 |
アクセス | 名古屋・名鉄バスセンターから直通バスで約30分。イルミネーション期間は近鉄長島駅から直通バスで約10分。 |
駐車場 | 無料大駐車場完備(5,700台) |
※本記事は訪問時の情報をもとに作成しています。サービス内容や営業時間、料金等は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトや店舗にご確認ください。
昼から夜まで!体験してわかった「なばなの里」のリアルな魅力


昼と夜で全く異なる表情を見せる園内の様子をレポートします。
昼の顔:花々と自然が織りなす癒やしの空間


多くの人がイルミネーション目当てに夕方から訪れますが、昼間のなばなの里も本当に素晴らしいんです。園内は隅々まで手入れが行き届いており、歩いているだけで心が和みます。9月はまだセミの鳴き声が響き渡り、豊かな自然を感じられました。これなら、小さなお子様連れでも生き物観察などで楽しめそうです。
特に圧倒されたのが「ベゴニアガーデン」。一歩足を踏み入れると、そこはまさに別世界。360度、色とりどりのベゴニアが咲き誇り、その数と美しさに思わず息をのみました。まるで絵画の中に入り込んだような感覚で、珍しい品種も多く、植物好きにはたまらない空間です。
夜の顔:圧巻のイルミネーションと「映え」スポット


そして、日没とともに園内は光の魔法にかかります。なばなの里の代名詞ともいえる「光のトンネル」は、写真で見る何倍も幻想的。暖かな光に包まれて歩く200mの回廊は、忘れられない体験になること間違いなしです。
メイン会場のイルミネーションは毎年テーマが変わり、壮大な音楽と光のショーが繰り広げられます。2024-2025年のテーマは「名峰富士」だそうで、そのスケールの大きさに圧倒されました。
また、私が個人的に神秘的だと感じたのは「鏡池」。特に紅葉の時期には、ライトアップされたもみじが水面に鏡のように反射し、息をのむほどの美しさだとか。園内にはこうしたフォトジェニックな「映えスポット」が至る所にあり、カメラを片手に散策するのが本当に楽しかったです。
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