実食!3種のかき氷、それぞれの個性
まずは「生いちご」。

期待を裏切らない絶品でした。甘酸っぱい苺の果肉がたっぷりのシロップと、繊細な氷が口の中で見事に調和します。甘すぎず、苺本来のフレッシュな風味が際立っていました。
そして次は「お濃茶金時」。


これはさすが和菓子屋の本領発揮といったところ。香り高い抹茶のほろ苦さと、上品な甘さの自家製あんこがたまりません。特に印象的だったのは、器の底。食べ進めると、白玉やあんこなどが顔を出し、まるで宝探しのよう。
お次は「宇治ミルク金時」。


お濃茶金時の3/2ぐらいの大きさのこちらのかき氷。一番の目的はこのミルク!とっても美味しいんです。掘り起こすとミルクとあんこが混ざって出てくる…そして美味しい!
最後まで飽きさせない工夫に、老舗の遊び心を感じました。
体験してわかった!良かった点・気になった点
良かった点
- 唯一無二のふわふわ食感と、頭が痛くならない天然氷の体験。
- 江戸時代から続く歴史を感じさせる、落ち着いた店の雰囲気。
- かき氷だけでなく、名物「ちもと餅」など和菓子屋ならではのメニューも楽しめる。
気になった点
- 通常は行列必至。特に夏場の週末は待ち時間を覚悟する必要がありそう。
- 駅から少し距離があるため、散策がてら歩くか、バスなどの利用が便利。
SNSや口コミでの評判は?
SNSやグルメサイトを覗いてみると、やはり絶賛の声が多く見られます。
「軽井沢に来たら、ここのかき氷は絶対に外せない。毎年食べてるけど、何度食べても感動する。」
「宇治金時の底から出てくる白玉と栗が最高のご褒美。最後まで美味しい。」
「かき氷が苦手だったけど、ちもとさんのを食べて概念が変わった。本当に頭が痛くならない!」
もちろん、「やっぱり名物の『ちもと餅』も買って帰るのがお決まり」という声も多数。かき氷とお餅、両方楽しむのが通のようです。
軽井沢の歴史と涼を一度に味わう贅沢なひととき
「ちもと総本店」のかき氷は、単なるスイーツという言葉では片付けられない、一つの文化体験でした。300年以上の歴史が育んだおもてなしの心と、軽井沢の自然が作り出した奇跡の氷。その二つが融合した一杯は、忘れられない夏の思い出になること間違いありません。
おすすめ度:★★★★☆ (4.5/5.0)
行列は覚悟の上ですが、その先に待つ感動は計り知れません。特に、かき氷で頭が痛くなるのが苦手な方にこそ、ぜひ試していただきたいです。軽井沢を訪れた際には、この特別なひんやり体験で、贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
店舗基本情報
- 店名: ちもと総本店 軽井沢本店
- 場所: 長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢691-4(旧軽井沢銀座通り)
- アクセス: JR軽井沢駅から約2km
- 営業時間: 10:00~18:00(8月は9:00~21:00など変動あり)
- 定休日: 夏期は無休、冬期は不定休
- 予約: 不可
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]
※本記事は訪問時の情報をもとに作成しています。サービス内容や営業時間、料金等は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトや店舗にご確認ください。
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