超高速!参勤交代 フルスロットル、27年4月23日公開 佐々木蔵之介「でも空を飛びます」

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佐々木蔵之介(58)主演の時代劇シリーズ第3作『超高速!参勤交代 フルスロットル』の劇場公開日が、2027年4月23日(金)に決まった。配給の松竹が10月16日に発表し、佐々木の特別インタビューとメイキングを収めた特別映像も公開している。監督は前2作に続いて本木克英、脚本は土橋章宏。佐々木は映像の中で「でも空を飛びます」と、走り続けてきたシリーズが今度は空へ向かうことを改めて語った。
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公開日は2027年4月23日、湯長谷藩の顔ぶれが再集結
公開日の発表は10月16日。公式サイトのニュースで告知され、同じ日に佐々木蔵之介の特別インタビューと撮影現場のメイキングをまとめた特別映像がYouTubeで公開された。作品そのものは6月15日にタイトルと「2027年公開」がすでに発表されており、今回は日付が固まった続報となる。
監督の本木克英と脚本の土橋章宏は、前2作と同じ顔ぶれだ。音楽は周防義和が担当する。配給は松竹で、クレジットは「2027『超高速!参勤交代フルスロットル』製作委員会」となっている。
出演者もおなじみの湯長谷藩の面々が並ぶ。藩主・内藤政醇を佐々木蔵之介、政醇の妻・お咲を深田恭子が演じ、忍びの雲隠段蔵に伊原剛志、藩士の荒木源八郎に寺脇康文、秋山平吾に上地雄輔、鈴木吉之丞に知念侑李(Hey! Say! JUMP)、増田弘忠に柄本時生、今村清右衛門に六角精児、家老の相馬兼嗣に西村まさ彦が名を連ねる。
物語の詳細はまだ伏せられている。公式に明かされている筋立ては、弱小貧乏藩の存亡をかけ、14日かかる道のりをたった5日で参勤するというものだ。第1作の「通常8日かかる道のりを5日で」から、日数の差はさらに広がった。
「今回は飛ばなきゃいけない」佐々木が明かした新作の仕掛け
特別インタビューで佐々木は、10年ぶりの続編の話を聞いたときの心境から語り始めた。前2作について「共に体力の限界くらい走ってやっていましたが、10年経ってできるのかなっていう思いはありました」と打ち明け、笑いを誘った。
話題が新作の展開に移ると、佐々木はこう続けた。「今までは全速力で走っていたらよかったんですけど、今回は飛ばなきゃいけないという…えらい”飛び道具のネタ”を出してきたなと(笑)」。そのうえで「決してふざけないで本気で時代劇を楽しむことを、みんな念頭に置いて作っていきました」と、撮影で全員が共有した姿勢を説明している。
再会した現場については「またこの現場でみんなと会えてよかったなという瞬間も多かった」と述べた。映像の締めくくりは「思いっきり武芸百般、一騎当千、立ち回りもやってます。でも空を飛びます。楽しい映画です。劇場でお待ちしております」という一言だった。
空を飛ぶ話は、6月15日の新作発表の時点から出ていた。佐々木は公式サイトに寄せたコメントで「これまでひたすらに走ってきましたが、今回は空を飛びます。それはありなのか⁈と、私も思いました」と書き、殺陣について触れた最後にも「ま、でも空は飛びます」と念を押している。6月に公開されたコンセプトビジュアルには富士山の上空を飛ぶサムライ、ティザービジュアルには仲間を背負ったまま空から落ちていく政醇の姿が描かれた。
監督が挙げた「さらさら越え」と「鳥人幸吉」
なぜ空なのか。
手がかりは、本木克英監督が公式サイトに寄せたコメントにある。監督は、日本一の規模だった加賀藩の参勤交代の再現に加え、これまで企画として実現できなかった「さらさら越え」と「鳥人幸吉」の伝説を新しい要素として取り込み、「忖度なしの振り切った群像喜劇にしたい」と脚本の土橋に頼んだと明かしている。「サムライたちが山を越えて空を飛ぶ」とも書き、撮影は京都のスタッフとともに取り組んだという。
さらさら越えは、戦国武将の佐々成政が冬の北アルプスを越えたと伝わる話。鳥人幸吉は、江戸時代に空を飛ぼうとした岡山の表具師・浮田幸吉の通称だ。山越えと空、2つの言い伝えが湯長谷藩の新しい難題につながる。
共演陣のコメントも、空と10年の歳月の話題で持ち切りだった。伊原剛志は「空まで飛ぶなんて、さすがにこれが最後でしょう(笑)」と書き、柄本時生は台本を開くと「飛ぶ」と書いてあり、どうやって撮るのだろうと思ったと明かした。寺脇康文は久々に並んだ顔ぶれを「アベンジャーズみたい……いや、オジンジャーズでしょ」と冗談にしたという。知念侑李は刀と弓矢を同時に扱う殺陣を「一番のチャレンジ」に挙げ、「今回はフンドシ姿がなくて本当にホッとしています(笑)」と振り返った。
前2作のあらすじと受賞歴、累計興収27億円
シリーズの始まりは2014年6月21日に公開された『超高速!参勤交代』。土橋章宏の第37回城戸賞受賞脚本を、本木克英が映画化した。わずか1万5千石の小藩・湯長谷藩(現在の福島県いわき市)が江戸幕府から突然の参勤交代を命じられ、通常8日かかる道のりを5日で踏破しようと奇策を重ねる時代劇コメディーだった。
賞レースでも結果を残した。第38回日本アカデミー賞で最優秀脚本賞を受け、第57回ブルーリボン賞では作品賞に選ばれている。
2作目の『超高速!参勤交代 リターンズ』は2016年9月10日に公開された。江戸から湯長谷へ帰る「交代」の道のりが舞台で、国元で一揆が起き、2日以内に戻らなければ藩が取りつぶされるという新たな難題が一行を襲う。いわき市でのロケも行い、地元のエキストラが参加したじゃんがら念仏踊りの場面も撮影された。
2作合わせた興行収入は、松竹の発表でシリーズ累計27億円を突破している。前2作はいずれも、10月17日時点でU-NEXTの見放題作品として配信されている。
\ 前2作『超高速!参勤交代』はU-NEXTで見放題 /
公開までの半年、続報は順次
第3作は、7月3日からSMT系(MOVIX・ピカデリー・東劇)の劇場で劇場マナーCMの上映も始まった。政醇やお咲が「使用は控えんべ!」「一緒に気をつけっぺな!」と、いわき弁で鑑賞マナーを呼びかける内容だ。メイキングでは、カメラが回っていない場面でもいわき弁が飛び交う現場の様子が紹介されている。
公式サイトは「爽快なストーリーと世界観はそのままに、ただならぬスケールアップ」と予告するが、なぜ14日の道のりを5日で進むことになったのか、空を飛ぶのは誰なのかといった物語の核心はまだ明かされていない。公開は2027年4月23日。第1作の公開から13年、湯長谷藩の一行が再びスクリーンを駆け、今度は空も飛ぶ。
[文/構成 by エンタメライター 和泉ユウスケ]













































































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