石原さとみ、ルル新CM発表会で明かした来年デビュー25周年の抱負は“流水濁らず”

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
俳優の石原さとみ(39)が10月15日、東京都内で開かれた第一三共ヘルスケアの「ルルAプレミアム新CM発表会」に登壇した。来年2027年にデビュー25周年を迎える節目への思いを聞かれ、フリップに書いた言葉は「流水濁らず」。変化を恐れずに挑戦を続けたいと語り、同じ日から全国で放送が始まった新CMでは22代目のイメージキャラクター「ルルさん」を演じている。
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“流水濁らず”に込めた「変化を恐れない」思い
発表会の終盤、来年の節目に向けた抱負をフリップで発表する企画があった。石原が掲げたのは「流水濁らず」の4文字。意味を問われると、「流れる水が濁らないように、私自身も変化を恐れずに挑戦する勇気を持って生きていきたい」と説明した。
続けて口にしたのは、自分がどんな人間かという話だった。「変化とか挑戦というものがすごく好きで、そこに充実を感じる人間」と自己分析し、デビューからの歩みを「挑戦をしてきた25年」と表現。この先も「水が流れるように、怠らないように、濁らないように」進み続けたいと言葉を重ねている。
締めくくりは「知らない自分に出会えたら」という一言だった。キャリアの長さを誇るより、まだ見ていない自分を探しにいく。25周年を前にした39歳の関心は、過去よりこれからにある。
石原がデビューのきっかけをつかんだのは2002年。第27回ホリプロタレントスカウトキャラバン「ピュアガール2002」でグランプリを受賞し、芸能界に入った。そこから数えて2027年が25周年にあたる。
壇上では「ルル」の歴史と重ねる形で、石原の歩みを紹介するボードも披露された。ブランドの75周年と自身の25周年を並べ、石原は「足したら100年」と笑顔を見せる。支えてくれた人たちへの感謝を口にし、「一つひとつを丁寧に」仕事をしていきたいとも話した。
75周年の「ルル」で22代目「ルルさん」に 新CMの中身
「ルル」は1951年に発売された総合かぜ薬のブランドで、2026年に発売75周年を迎えた。第一三共ヘルスケアは節目のブランドメッセージを「かぜには愛を。」と定め、8月31日に新製品「ルルAプレミアム」を発売している。石原はこの新製品のCMで、22代目の新イメージキャラクターに起用された。
新CMのタイトルは「ルルさん登場」篇(30秒)で、10月15日から全国で放送が始まった。舞台は落ち葉が積もる夕暮れの森の坂道。オレンジのアウターにベレー帽姿の「ルルさん」(石原さとみ)が斜面で滑ってしまい、娘の「ルリ」と「ルラ」が心配そうに駆け寄る場面から始まる。3人で声を合わせるのが「すぐルル、効くルル、みんなでルル!」というフレーズで、最後は手をつないで坂をのぼっていく。
撮影は、本物の落ち葉の香りがする秋の森を再現したスタジオセットで行われた。娘役を務めたのは長谷川心晴と長谷川晴月で、石原によると2人は実際の姉妹だという。
石原によると、掛け声の場面で子どもたちは最初、緊張から小さな声しか出なかった。待ち時間に遊びながらコミュニケーションを取るうちに声はどんどん大きくなり、テンポも合っていった。「すごく可愛くて性格のいい子たちでうれしかったです」と、2人との撮影を楽しそうに振り返った。
菅原文太の「君は君のままでいい」 写真でたどった歩み
発表会では、石原の幼少期からの写真を年代順に並べて歩みをたどるコーナーもあった。
1990年代の写真を前に語ったのは、7歳ごろから始めた習い事やクラブ活動の数々だ。バレエ、体操、ピアノ、クラリネット、バスケットボールなど、挙げた種類は10近くに及ぶ。俳優という仕事を知らなかった当時について、やりたいことをやらせてくれた母に感謝していると話し、そこで身につけた基礎が「仕事にすごく生きている」とうなずいた。
話はデビュー直後へ移る。2003年の映画デビュー作「わたしのグランパ」では菅原文太と共演し、石原はこの作品で第27回日本アカデミー賞新人俳優賞を受けた。撮影の合間に菅原と2人きりで待つ時間があり、15歳の石原は何を話せばいいのか分からず、ひどく緊張したという。
その菅原からかけられた言葉が「君は君のままでいいんだよ」。口数の多い人ではなかったが、ずっと心に残る言葉をくれたと振り返った。初めてサインを書けるようになったころ、浅野忠信とサインを交換した思い出も明かし、新人だった自分を周りの大人たちが優しく包んでくれたと語っている。
「ママは疲れています」 2児の母が明かした体調管理
かぜ薬の発表会らしく、体調管理の話題にも時間が割かれた。石原は2児の母。不調を感じたらすぐに原因を探り、危ないと思えば早めに薬や病院に頼るという。
自分には無意識に頑張ってしまう癖があるかもしれない、と石原は話す。だから意識して「休むことを頑張る」。子どもたちにも「ママは疲れています」と宣言し、不機嫌になるのが嫌なので、先に伝えるようにしている。
子どものころ、かぜをひいたときは心細かった。母はそばにいて心のケアをしてくれたといい、「お腹を温めなさい」とよく言われたことも明かした。いまは自分の子どもたちが、体調を崩すと抱っこをせがむ。それで安心させられたら早く治ると思って頑張っている、と母の顔をのぞかせた。
多忙な日々を支えているものを問われると、答えは「やっぱり家族」。自分の両親、義理の両親、友人たちが近況を把握してくれていることが安心材料で、「事後報告にならないように」意識しているそうだ。
30年後も「リア王」を 吉田鋼太郎と交わした約束
ルルの75周年にちなみ、75歳の自分にかける言葉を問われる場面もあった。石原が紹介したのは、今年5月に開幕した舞台「リア王」で共演した吉田鋼太郎(67)とのエピソードだ。
公演後の食事の席で、吉田から「30年後の自分は90代。その時にもリア王をやりたい。その時さとみは70代だね。一緒にやってほしいんだ」と声をかけられたという。石原は「30年後の自分にも夢があるってなんて素敵なんだろう」と感じ、70代になってもやりたいことがあると思えてワクワクしたと目を輝かせた。
時間は有限だとよく言われる。だが石原は、この仕事が好きで死ぬまでできるかもしれないと考えれば「時間ってたくさんある」と話す。今やりたいことだけでなく、この先やりたいことも見つけ、長い時間をかけて挑戦していける人生にしたいと語った。
石原は現在、フジテレビ系の水曜10時ドラマ「ポリティカルパン」に主演している。
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ドラマの放送が続く秋に、新CMの放送も始まった。2002年のグランプリから数えて、来年で25年。流れる水のように止まらず進むという抱負を掲げた石原の目は、30年後の「リア王」にも向いている。
[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]














































































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