中森明菜、17年ぶりNHKスタジオ歌唱「実家に帰ってきた気分でした」 SONGSスペシャル放送日は10月24日20時07分

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
歌手の中森明菜(61)が、NHKのスタジオで17年ぶりに生歌唱を披露する。NHKが10月14日に発表した特集3番組の第1弾「SONGSスペシャル 中森明菜 “明菜オールタイム・ベスト”」で、放送は10月24日(土)午後8時07分から8時52分までのNHK総合。収録を終えた中森は「故郷というか実家に帰ってきた気分でした」とコメントを寄せた。
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10月24日のSONGSスペシャルで何が見られるのか
番組の柱は3つある。1982年のデビューから5年間に発表したヒット曲を、NHKに残るアーカイブ映像で振り返るパート。NHKのスタジオで17年ぶりとなる生歌唱。そして撮り下ろしのインタビューで、それぞれの曲への思いや当時のエピソードを本人が語るパートだ。
デビューからの5年間は、中森がヒットを重ね、1985年の「ミ・アモーレ」、1986年の「DESIRE -情熱-」で日本レコード大賞を2年続けて受けた時期にあたる。NHKの歌番組にも頻繁に登場しており、NHKでの初歌唱は1982年8月8日放送の「レッツゴーヤング」で歌った「スローモーション」だった。番組でどの曲を紹介し、スタジオで何を歌うのかは、10月15日時点で公表されていない。
放送枠は45分。アーカイブ映像、スタジオ歌唱、インタビューを1本にまとめる。
特集はこの1本で終わらない。10月31日(土)午後7時からはNHK BSP4Kで「中森明菜 ライブ2026」(午後8時29分まで)を放送し、11月7日(土)午後9時からはNHK BSでも同じ番組が流れる。11月12日(木)午後10時からはNHK総合で「SONGSスペシャル 中森明菜 “いま届けたい歌たち”」(午後10時45分まで)が続き、10月から11月にかけて3つの番組が並ぶ。
「故郷というか実家」の意味
中森は番組の発表にあわせ、収録の感想を次のように明かした。
「『SONGSスペシャル』は久しぶりにNHKのスタジオで歌いました。スタジオも楽屋も、昔となにも変わっていなくて、『レッツゴーヤング』など歌番組にレギュラーのように出していただいたことを思い出しました。故郷というか実家に帰ってきた気分でした」
名前の出た「レッツゴーヤング」は、1974年から1986年までNHK総合で放送された若者向けの歌番組だ。1980年代の中森は、この番組や「ヤングスタジオ101」などに繰り返し出演していた。2026年6月に発売されたBlu-ray BOX「中森明菜 80’s Best Performance on NHK」には、こうしたNHKの番組で歌った119曲分の映像が収められ、「レッツゴーヤング」での歌唱が数多く並ぶ。デビュー直後の数年間、NHKのスタジオは本人の言葉どおり「レギュラーのように」出演を重ねた場所だった。
40年以上前と変わらないスタジオと楽屋。
「実家」という言葉には、そうした時間の重なりがにじむ。10代でデビューした歌手が還暦を過ぎて同じ場所に戻り、育った家に帰ったようだと表したのだ。
17年ぶりという数字は、NHKのスタジオでの生歌唱に限った数え方だ。中森は2014年大みそかの第65回NHK紅白歌合戦に出演しているが、このときはNHKホールではなく、レコーディングを行っていた米国のスタジオからの生中継で新曲「Rojo -Tierra-」を歌った。NHKの発表は、前回のスタジオ歌唱がいつのどの番組だったかまでは明らかにしていない。
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20年ぶりツアーを成功させた2026年
NHKが特集を組んだきっかけは、中森が2026年に成功させた20年ぶりのコンサートツアー「AKINA NAKAMORI LIVE TOUR 2026」だった。
ツアーは7月1日の愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール公演で幕を開け、大阪・フェスティバルホールを経て、61歳の誕生日の7月13日と翌14日に東京国際フォーラム ホールAで公演を行った。ホールでのツアーは2006年の「AKINA NAKAMORI LIVE TOUR 2006 〜The Last Destination〜」以来。チケットは発売後すぐに売り切れ、9月19日と20日には同じ東京国際フォーラム ホールAで追加公演が組まれた。10月31日にNHK BSP4Kで放送する「中森明菜 ライブ2026」は、この追加公演の模様を収める。デビュー以来のヒット曲を、オリジナルの雰囲気を生かして歌う内容だ。
ツアーについて中森は「選曲や構成など、ぜんぶ大好きな内容で歌いきることができました」と語り、客席の様子を「『代わりに私たちが歌う』って言ってくれているようで」と表した。「会場が一体となったステージ、私にとっても元気をいただいたライブになりました!」とも続け、来場者と応援してくれた人たちに感謝を伝えている。
新作の発表とテレビへの出演も重なった。デビュー44周年の記念日にあたる5月1日にはセルフカバーのジャズアルバム「AKINA NOTE」を発売し、ツアー初日の7月1日には約10年ぶりのシングル「ごめんと、すきと、」を出した。6月28日放送の日本テレビ系「Golden SixTONES」にゲストで登場し、7月17日にはテレビ朝日系「ミュージックステーション 1500回記念 夏の2時間SP」に約30年ぶりに出演。最新曲の「ごめんと、すきと、」と、タモリのリクエストに応えた1987年の「難破船」を生で歌った。
休養をはさんだ歩みと45周年への助走
中森の歩みは順調な時期ばかりではなかった。体調を崩して休養に入った時期があり、2014年の紅白出演も、長い活動休止からの復帰の場として報じられた。
だが、ここ数年で歌う場は着実に広がっている。2024年と2025年には東京・丸の内のCOTTON CLUBでファンクラブ限定ライブ「ALDEA Bar at Tokyo」を開き、2025年12月には東京ドームホテルとザ・リッツ・カールトン大阪で8年ぶりのディナーショーを行った。このステージでは、本人が初めて作曲したクリスマスソング「Merry Christmas, My Heart」を初めて披露している。12月25日の東京公演を収めた映像作品「LIVE FILM『AKINA NAKAMORI DINNER SHOW 2025』」は11月25日に発売される予定だ。
年末に向けた予定も決まっている。「AKINA NAKAMORI DINNER SHOW 2026」は11月30日の新横浜プリンスホテルから12月25日の東京ドームホテルまで、神奈川、愛知、大阪、福岡、東京の5都市で計15公演を予定する。
11月12日の第3弾では「これから」を語る
3番組の最後を飾る11月12日の「SONGSスペシャル 中森明菜 “いま届けたい歌たち”」は、ここ3年ほどの心境の変化と、支えてくれるファンへの思いがテーマだ。活動の節目になったイベントやエピソードをたどり、スタジオやステージの舞台裏で見せる素顔も映す。デビュー45周年を前に期待していること、新しい出会いから生まれた発見についても、本人が語る。
デビュー45周年は2027年。過去の映像、最新のライブ、そしてこれからの話と、3つの番組は中森の「過去」「現在」「未来」を順にたどる構成になっている。
その入口となる10月24日の放送で、17年ぶりにNHKのスタジオに立った中森が何を歌うのか。答えは放送で明らかになる。
[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]














































































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