織田翔希、15日に進路会見 横浜高が発表、プロ志望届提出済みでメジャーも視野

※この記事には、商品・サービスの広告リンクが含まれています。
時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
横浜高は7日、硬式野球部の織田翔希投手(3年)が15日に進路に関する会見を開くと公式サイトで発表した。最速157キロの右腕は9月17日にプロ志望届を出しているが、日本のプロ野球だけでなく米大リーグも選択肢に入れてきた。22日のドラフト会議の1週間前に、日米どちらへ進むのかを自ら明かす。
↓ 詳細が気になる方は、このまま下へ ↓
会見は15日午前10時から横浜高で
発表は7日昼過ぎだった。横浜高は公式サイトに「硬式野球部 織田翔希の進路に関する会見について」と題したお知らせを載せ、15日に同校で会見を開くと明らかにした。スポーツニッポンによると、開始は午前10時。
学校側は「表題の件、日頃より多数のお問い合わせをいただいておりましたところであります」と、会見の場を設ける経緯を説明している。それだけ問い合わせが続いていたことになる。
日程にも意味がある。NPBのドラフト会議は22日で、会見はちょうどその1週間前。NPBの各球団にとっては、1位指名の方針を固める前に本人の意思を知る機会になる。
志望届は提出済み、それでも答えは「自分の気持ち」
織田翔希(18)=横浜=は福岡県北九州市の出身。186センチ、81キロの右投げ右打ちで、中学3年のときに地元を離れて横浜高への進学を決めた。2年春の選抜で全国優勝を経験し、そこから4季続けて甲子園の土を踏んでいる。
この夏は神奈川大会で自己最速の157キロを計測した。甲子園では2回戦の日南学園戦で156キロを出し、球速が表示されるようになった2004年以降、春夏の甲子園を通じて最速の数字を残す。チームは18年ぶりの4強まで勝ち進んだ。
進路の話が表に出たのは、その甲子園で準決勝に敗れた後だった。日本のプロ野球だけでなく、米大リーグも視野に入れていることが分かり、9月17日にはプロ志望届を提出する。ただ、本人は進路について口を閉ざしてきた。
9月のU18アジア選手権では高校日本代表のエースを務め、スーパーラウンドのチャイニーズ・タイペイ(台湾)戦で6回1失点と好投して勝利投手になった。日本は決勝で韓国に敗れ、準優勝だった。スポーツニッポンによると、ネット裏にはヤンキースやカージナルスなどMLB19球団のスカウトが集まり、ドジャースのゲレン・カー球団副社長も投球を見届けた。
高校最後の公式戦は今月4日。青森で開かれた国民スポーツ大会の準決勝で、横浜は延長8回タイブレークの末に花巻東に3-5で敗れた。織田は2-2の8回1死二、三塁から登板し、2/3回を2安打1失点だった。
試合後、進路を聞かれても答えは変わらなかった。日刊スポーツによると「まだ何も…です」と明言を避け、スポーツ報知などによると、決断で何を大事にしたいかとの問いには「自分の気持ちです」と返している。デイリースポーツの取材には、こうも語った。
「考えすぎたところで答えは出ないと思っている。でも考えてしまうのが、今です」
7日に面談が解禁、11日からNPB球団と
迷いの時間は、日米の球団の話を直接聞く時間に変わる。日本高野連の規定で、プロ球団との面談は国民スポーツ大会が終わった翌日の7日に解禁となった。
中日スポーツによると、面談を申し込んだのはNPBの12球団とMLBの数球団。1球団30分ほどで話を聞く方向だという。スポーツニッポンは、NPB球団との面談が11日に始まり、14日が最終日になると伝えた。面談を終えた翌日に、会見の日が来る。
村田浩明監督(40)は国民スポーツ大会の後、面談についてこう話していた。
「これからプロの球団の方々と面談を控えている。やっとお話しできる機会なので、そこで自分(織田)自身が聞きたいことや、そういったことを踏まえて。彼の人生ですから、慎重に決めていければいい」
監督は「しっかり決断させて、僕も後押ししたい。後悔のない人生を送ってほしい」とも語っている。決めるのはあくまで本人、という姿勢だ。
NPBなら1位指名の競合、MLBならドジャースが有力との報道
どちらを選んでも、影響は小さくない。
日本でのプレーを選べば、22日のドラフト会議で1位指名が重なるのは確実とみる報道が多い。逆に、高校から直接米国へ渡る道を選べば、織田を1位で指名するつもりだった球団は計画を練り直すことになる。
米国側では、ドジャースの名前がたびたび挙がる。デイリースポーツによると、ドジャースは高校ラスト登板となった国民スポーツ大会にもスカウトを送り、最後まで投球を追った。サンケイスポーツは、メジャー挑戦を決めた場合はドジャースとの契約が有力とみられると報じている。一方で同紙は、大リーグが12月1日から経営者側による施設封鎖(ロックアウト)に入るのが確実視されている点も、判断材料の一つに挙げた。
過去には、2012年秋に花巻東高の大谷翔平がメジャー挑戦を表明しながら、日本ハムが1位で強行指名して翻意させた例もある。織田がどちらを選んでも、各球団の指名戦略が動き出すのは会見の後だ。
22日のドラフト会議に向けては、週刊ベースボールの増刊「2026ドラフト候補選手名鑑」も出ている。
日刊スポーツの取材に、織田は「愛される、応援される選手になりたい」と理想の選手像を語っていた。横浜高への進学を自分で決めた18歳が、今度はどの舞台で投げるのかを自分の言葉で伝える。答えが出るのは15日だ。
関連記事:織田翔希、プロ志望届を提出 今夏の甲子園で春夏通じ歴代最速156キロ、横浜の3年生投手
[文/構成 by スポーツライター 高瀬翔吾]









































































コメントはこちら