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相川亮二監督、DeNAが来季続投を発表 最大借金15から3位浮上、10日からの巨人とのCSファーストステージ

相川亮二監督、DeNAが来季続投を発表 最大借金15から3位浮上、10日からの巨人とのCSファーストステージ

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DeNAは5日、相川亮二監督(50)と2027年シーズンの監督契約を結ぶと発表した。就任1年目の今季は最大で借金15を抱えながら、7月以降に巻き返して71勝69敗3分けの3位。5年連続のクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。10日からは東京ドームで、2位の巨人とファーストステージを戦う。

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南場オーナーが続投を要請、相川監督「身が引き締まる思い」

球団の発表は、レギュラーシーズンの全日程を終えた翌日の5日だった。南場智子オーナー(64)が来季の続投を求め、相川監督が受け入れた。

南場オーナーは球団を通じ、リーグ優勝を届けられなかったことをまず謝罪した。そのうえで「故障者が多く想定通りの戦力が揃わない中においても、捕手出身ならではの洞察を活かして粘り強く戦い抜き、7月以降の立て直しを図ってくれました」と評価。若手の台頭にも触れ、「これらを総合的に評価し、続投をお願いした次第です」と理由を説明している。

相川監督のコメントには、悔しさがにじむ。

「今シーズンはリーグ優勝に届かず、ファンの皆さまの期待に応えられなかったこと、非常に申し訳なく、悔しい思いでいっぱいです。」

続投の要請には「改めて身が引き締まる思いです」と答え、「我々はこの結果に決して満足しておりません」とも記した。まず目の前の日本一を取りにいき、来季こそリーグ優勝を果たすと誓っている。

7月2日時点で借金15の5位、そこから3位へ

シーズン前半は苦しかった。先発陣の不調や故障者が相次ぎ、打線も持ち味の長打力を出せない。借金は6月を終えた時点で最大の15に膨らみ、中日新聞によると7月2日の時点で5位に沈んでいた。

流れが変わったのは7月だ。相川監督は1軍と2軍の入れ替えを柔軟に行い、7月から3か月続けて月間の勝ち越しを記録。サンケイスポーツによると、後半戦は32勝19敗と大きく勝ち越した。

最終成績は71勝69敗3分けで、借金15を返したうえに貯金2で終えた。順位は3位。2位の巨人(76勝64敗3分け)には届かなかったが、Aクラスは5年連続となる。

数字の面でも記録が残る。就任1年目での勝率5割超えは球団史上5人目で、親会社がDeNAになってからは初めて。就任1年目に70勝以上を挙げた監督は、球団では1998年の権藤博監督以来、28年ぶり2人目だった。権藤監督はこの年、チームを38年ぶりの日本一に導いている。

若手の台頭と、7年ぶり主将・筒香の言葉

南場オーナーが挙げた「若手の台頭」は、具体的な成績にも表れた。5年目の深沢が5勝を挙げ、東洋大から入団したドラフト3位ルーキーの宮下は8本塁打を放った。

中日新聞によると、7年ぶりに主将を務めた筒香嘉智は「相川監督が目指す野球を、選手が少しずつ理解しながらできるようになってきた」と、チームの変化を語っている。

相川監督の就任が発表されたのは2025年10月20日。5年間指揮を執った三浦大輔前監督の後任として、1軍ディフェンスチーフ兼野手コーチから昇格した。現役時代は捕手として横浜、ヤクルト、巨人でプレーし、2004年のアテネ五輪、2006年の第1回WBCの日本代表にも名を連ねた。南場オーナーが「捕手出身ならではの洞察」と表現したのは、この経歴を踏まえたものだ。

10日から東京ドームで巨人とのファーストステージ

続投の発表から5日後、短期決戦が始まる。セ・リーグのCSファーストステージは10日から12日まで、2位巨人の本拠地・東京ドームで行われる。

項目内容
日程10月10日(土)〜12日(月・祝)、予備日13日
球場東京ドーム
対戦巨人(2位)対DeNA(3位)
方式3試合制、先に2勝したチームが勝ち抜け
勝者の次戦14日から甲子園で阪神とファイナルステージ

ファーストステージは先に2勝したチームが勝ち抜け、勝ち数が並んだ場合はリーグ上位の巨人が勝ち上がる。敵地に乗り込むDeNAは、巨人より多く勝たなければ次へ進めない。ここを勝ち上がると、14日から甲子園でリーグ優勝の阪神とファイナルステージを戦う。ファイナルは6試合制で、阪神には1勝分のアドバンテージが与えられる。

テレビでは日本テレビ系が第1戦(10日)と第3戦(12日)を地上波で全国生中継する予定だ。第2戦で決着した場合、第3戦の放送はない。CS放送の日テレジータスが全試合を生中継し、Hulu、GIANTS TV、TVerでもファーストステージ全試合のライブ配信が予定されている。

2年目に向けた課題は「リーグ優勝」

DeNAのリーグ優勝は1998年が最後で、来季で29年ぶりを狙う形になる。チームは2024年に日本一になったが、リーグ戦では頂点に届いていない。南場オーナーのコメントにある「お約束していたリーグ優勝をまたもお届けできず」という一文は、その重さを表している。

相川監督が最終戦後に本拠地のファンへ語ったのも謝罪の言葉だった。それでも、借金15から3位まで持ち直した1年目の戦いは、続投という形で評価された。

まずは東京ドームでの3連戦。残されたチャンスとして相川監督が掲げた日本一への道は、巨人との初戦から始まる。

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[文/構成 by スポーツライター TAKU]

寄稿者

TAKU
ボールを使う競技なら何でも観ます、TAKUです。学生時代はずっとバスケ部、いまは週末にフットサル。スポーツを中心に書くWebライターになって5年です。Bリーグ、バレーボール、ラグビー、テニスを中心に、野球やサッカーも書きます。試合の流れが変わった瞬間を、スコアと一緒に伝えるのが得意です。

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