山下達郎、『JOY 2』のできるまでを本人が語る動画をYouTubeで公開 初の試み

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シンガー・ソングライターの山下達郎(73)が10月4日、10月14日に発売するライブアルバム『JOY 2』の制作の裏側を自ら語る動画「『JOY 2』のできるまで」を、オフィシャルYouTubeチャンネルで公開した。山下本人が解説するYouTube動画は、これが初めての試みとなる。10月5日以降は、本人による楽曲解説のショート動画も毎日配信される。
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10月4日午後3時に公開、8分27秒の解説動画
動画が公開されたのは10月4日午後3時(日本時間)だった。長さは8分27秒で、チャンネル名は「山下達郎 Tatsuro Yamashita」。公式サイトは「初の試みとして公開されました」と告知し、本人の声で新作の成り立ちを伝える動画をファンに届けた。
画面に映るのは、ツアーのステージ写真の数々。そこに山下の語りが重なり、37年ぶりのライブ盤がどう形になったかを本人が明かしていく。スポーツ紙は、山下がパーソナリティーを務めるTOKYO FMのラジオ番組「山下達郎 サンデー・ソングブック」のように、声で制作の裏側を語る動画だと紹介している。
プロデュースは山下自身が手がけた。映像編集を担当したのは、さまざまな分野で活躍するクリエイターの山崎デルスだ。概要欄にも「Produced by 山下達郎」「映像編集:山崎デルス」とクレジットが並び、新作を「無敵のライブ・アルバムが遂に完成!」とうたう。
反応は早かった。10月5日午前9時半の時点で再生回数は13万回を超え、高評価も5800件あまりが付いている。
10月5日からは楽曲解説のショート動画を毎日配信
本編とは別に、山下本人による楽曲解説のショート動画が10月5日以降、オフィシャルYouTubeチャンネルで毎日配信される。発売まで残り10日を切ったタイミングで、本人の言葉に触れる機会が毎日続く。取り上げる曲の順番や配信期間は、公式サイトの告知には記されていない。
本人の解説は、手に取るCDにも用意されている。豪華ブックレットが付き、初回生産限定盤は72ページ、通常盤は64ページ。いずれにも山下自身による楽曲コメントが載る。
600を超える公演から選んだ全38トラック、37年ぶりのライブ盤
山下のライブアルバムは、1978年の『IT’S A POPPIN’ TIME』、1989年の『JOY』に続いて3作目になる。前作から37年。2008年から2025年までの18年間に行った13本の全国ツアー、600を超える公演から、山下本人が「ベスト・オブ・ベストテイク」を選び抜き、3枚組・全38トラックにまとめた。
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Disc1には「SPARKLE」「DONUT SONG」「僕らの夏の夢」「さよなら夏の日」といったライブの定番曲に加え、初期の「CIRCUS TOWN」や近年の「SYNC OF SUMMER」まで16トラックが入る。Disc2は「WINDY LADY」「PAPER DOLL」、「BOMBER」をはさんだ「SILENT SCREAMER」、「恋のブギ・ウギ・トレイン」など10トラック。Disc3には「蒼氓(そうぼう)」「高気圧ガール」「アトムの子」「RIDE ON TIME」から最新曲「MOVE ON」まで12トラックが並ぶ。
最も古い音源は2009年4月16日の中野サンプラザホール公演、最も新しいのは2025年12月23日の大阪フェスティバルホール公演。「RIDE ON TIME」は2025年11月6日と2022年10月27日、2つのNHKホール公演の音源から作られている。
『JOY 2』は初回生産限定盤(4CD)と通常盤(3CD)の2形態で、10月14日に発売される。
初回生産限定盤だけに付くDisc4には、過去のシングルにボーナス・トラックとして入っていたライブ音源6トラックを新たにミックスし直して収めた。ツアーでおなじみの「LET’S DANCE BABY」のメドレー部分だけを抜き出した2010年、2012年、2014年の3バージョンも加わり、計9トラックになる。初回生産限定盤と通常盤の初回プレス分にはシリアルコードが封入され、応募すると抽選で200人に「アルミプレート(JOY 2 ver.)」が当たる。
1989年の前作『JOY』とジャケットの描き手
前作『JOY』は1989年に出たCD2枚組のライブアルバムで、東京、仙台、郡山、横浜、大阪の公演から選んだ80年代のツアーの記録だ。公式サイトは「全21曲140分」と紹介している。「SPARKLE」「プラスティック・ラブ」「蒼氓(そうぼう)」「LET’S DANCE BABY」「恋のブギ・ウギ・トレイン」「RIDE ON TIME」などが収録され、このうち「プラスティック・ラブ」以外の5曲は『JOY 2』にも別の時代の演奏で入る。
ジャケットも前作の流れを引き継ぐ。『JOY 2』のアートワークは、『JOY』を手がけたロサンゼルス在住のポップアーティスト、アンドレ・ミリポルスキーの描き下ろしだ。ミリポルスキーは1991年のスタジオアルバム『ARTISAN』のアートワークも担当しており、山下とのタッグは35年ぶりになる。
ツアー「PERFORMANCE 2026」のさなかに発売
山下は2026年、ソロデビュー50周年の節目を迎えている。9月18日のよこすか芸術劇場から始まった全国ツアー「山下達郎 PERFORMANCE 2026」は全20公演を予定し、10月5日には東京・NHKホールで公演がある。『JOY 2』の発売日は、10月9日の京都・ロームシアター京都と10月15日の東京・SGCホール有明の間にあたる。
ツアーは12月5日の大阪・フェスティバルホールまで続く。ステージで演奏を重ねながら18年分のベストテイクを世に出し、その成り立ちを自分の声で伝える。新作の届け方に、YouTubeという新しい窓口が加わった。
[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]










































































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