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村上宗隆、菅野智之からソロ2発で34号・35号 メジャー初対戦で4打数3安打3打点、ホワイトソックスが6-1で勝利

村上宗隆、菅野智之からソロ2発で34号・35号 メジャー初対戦で4打数3安打3打点、ホワイトソックスが6-1で勝利

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ホワイトソックスの村上宗隆(26)が米国時間9月25日(日本時間26日)、本拠地でのロッキーズ戦で菅野智之(36)から34号、35号のソロを放った。メジャーでは初めての対戦で、8回の適時打と合わせて4打数3安打3打点。チームは6-1で勝ち、首位ガーディアンズとの1ゲーム差を保ったまま残り2試合に臨む。

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初回にスライダー、7回にシンカーを運んだ2本塁打

シカゴのレートフィールドで行われた一戦。村上は「4番・一塁」で先発し、初回の第1打席からバットで応えた。

カウント2-2からの5球目、内角低めのスライダーを右翼席へ運ぶ34号ソロ。直前の犠飛で挙げた1点に続き、リードを2点に広げた。MLBのデータでは打球速度103.3マイル(約166キロ)、飛距離386フィート(約118メートル)だった。4回の第2打席は94マイルの直球に見逃し三振を喫したが、7回に再び菅野をとらえる。1-0からの2球目、シンカーを左中間スタンドへたたき込み、35号。打球速度109.4マイル(約176キロ)、飛距離412フィート(約126メートル)と、1本目を上回る当たりになった。

8回はロッキーズの右腕フアン・メヒアから右前へ鋭いライナーを放ち、三塁走者を迎え入れる適時打。4打数3安打3打点で、6-1の勝利に貢献した。1試合2本塁打は7月26日のアストロズ戦以来で今季3度目、打点は6試合連続に伸びた。

ホワイトソックスの先発ショーン・バークは5回1/3を1失点、7奪三振。村上の3本の安打がそのまま得点につながり、試合の流れを決めた。

本拠地の観客は総立ちで村上に拍手を送った。スポーツ報知によると、2本目の直後には中継の実況が「大々的に復活した!」と声を張り上げている。

日本では54打数11安打、分の悪かった相手

菅野と村上は、ともに侍ジャパンで戦った間柄。ただ、日本での対戦成績は村上にとって楽なものではなかった。巨人の菅野に対し、ヤクルト時代の村上は7年間で54打数11安打、打率.204、2本塁打にとどまっている。

だが、メジャーの舞台では違った。村上は試合後、「(日本時代とは)違うイメージを持ちながら打席に立った。必死に食らいついて何とか打てた」と語り、菅野については「投球術というか、全てにおいてすごかった。すごく楽しい対戦ができた」とたたえた。

村上の復調には理由がある。本人は、休養日にトレーニングを見直し、下半身を中心に変えたところ「自分の中でしっくり来るものがあった」と明かす。直近8試合は29打数9安打、打率.310、4本塁打、12打点。上向きの数字が並ぶ。

菅野は12勝12敗でメジャー2年目を終える

ロッキーズの菅野にとっては、これが今季最終登板だった。6回2/3を投げて6安打4失点、5奪三振、無四球。90球で降板し、12敗目が付いた。今季は29試合に先発し、12勝12敗、防御率5.37で2年目を終える。

菅野は村上について「状態がいいと感じた。結果はしっかり受け止める」と話し、「来年以降、やり返すチャンスがあればやり返したい」と続けた。本拠地が標高の高いデンバーにあるロッキーズは、投手に厳しい球団として知られる。菅野自身も「(投手にとって)ロ軍より厳しい環境にあるチームはたぶんない」と口にしつつ、「しっかり一年間戦い抜き、達成感がある」と1年を締めくくった。

35本は日本選手のシーズン歴代単独5位

34号の時点で、2022年の大谷翔平と並ぶ日本選手のシーズン本塁打数歴代5位タイ。7回の35号で、単独5位に浮上した。

順位選手年本塁打
1位大谷翔平2025年55本
2位大谷翔平2024年54本
3位大谷翔平2021年46本
4位大谷翔平2023年44本
5位村上宗隆2026年35本

上位4つはすべて大谷の記録。その次に、メジャー1年目の村上が名を連ねた。今季の日本選手では、ブルージェイズの岡本和真の33本、ドジャースの大谷の30本を上回り、単独トップに立つ。

関連記事:村上宗隆、日本選手1年目最多の35本塁打でシーズン終了 WCシリーズの相手はアストロズに決定

7月には36試合ぶりの復帰戦を迎えるなど、長い離脱期間があった。それでも125試合で35本塁打、77打点。打率は.209で、三振は193を数える。確実性に課題を残しつつも、一振りで試合を動かす長打力は数字にはっきり表れる。

地区優勝は残り2試合、同率なら直接対決で上回る

ホワイトソックスは前日の9月24日(日本時間25日)に5年ぶりのポストシーズン進出を決めたばかり。シャンパンファイトから一夜明けても、打線の勢いは落ちなかった。村上が3打点以上を挙げた試合は、今季これで9戦全勝となる。

関連記事:村上宗隆のホワイトソックスが5年ぶりポストシーズン進出 「4番・一塁」で先発、敵地でロイヤルズに快勝

ア・リーグ中地区は、首位ガーディアンズが84勝76敗、ホワイトソックスが83勝77敗で1ゲーム差。ガーディアンズも同じ日にロイヤルズに12-9で勝ったため、差は縮まらなかった。同率で並んだ場合は、直接対決で7勝6敗と勝ち越しているホワイトソックスが上位になる。

残りはともに2試合。ホワイトソックスは本拠地でロッキーズとの2連戦、ガーディアンズは敵地でロイヤルズと戦う。次戦は米国時間9月26日午後6時10分(日本時間27日午前8時10分)開始予定で、村上には2試合連発となる36号と7試合連続打点がかかる。

「地区優勝に向けてやるということがみんなの中で共通認識。日々の積み重ねがすごく大事。明日しっかり勝たないといけない」。村上はそう話し、次の一戦を見据えた。

[文/構成 by スポーツライター 高瀬翔吾]

寄稿者

高瀬翔吾
Webメディアでスポーツ、エンタメ、時事ニュースなど、累計数千本の記事制作に携わってきたスポーツ系ライター。野球分野では、プロ野球の試合結果や選手の記録をはじめ、MLB、高校野球、ドラフト、移籍、契約更改などの記事を継続的に担当。数字や公式記録を基に情報を整理する記事を得意としており、結果を伝えるだけでなく、その記録が持つ意味や、選手・球団を取り巻く背景までわかりやすく解説することを心がけている。主な執筆分野は、プロ野球、MLB、高校野球、侍ジャパン、ドラフト、移籍情報。

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