「東洋一美しいビーチ」と称される宮古島の与那覇前浜ビーチに実際に足を運んできました。このビーチは何度も国内外のランキングで1位に選ばれるほど絶景が有名です。その真っ白な砂浜と透き通る青い海の美しさを文字どおり目の当たりにした私は、「本当に東洋一！」という感動に包まれました。

本記事では、実際に訪れた体験をもとに魅力や基本情報、注意点などをまとめます。行ってみたい方の参考になれば幸いです。

与那覇前浜ビーチの基本情報

与那覇前浜ビーチは宮古島の東側に位置し、真っ白な砂浜が約7kmにもわたって広がっています。正面には来間島が望め、左手には来間大橋が架かっています。砂は珊瑚由来のきめ細やかな白砂で、海は透明度の高い宮古ブルー（エメラルドグリーン）と呼ばれる美しい色合いです。この絶景を「東洋一美しいビーチ」と評価する声が多く、実際に日本国内のビーチランキングで何度も1位に選ばれたことがあります。以下のグラフは、その評価がどのような観点からなされているかを示しています。

※2025年8月調べ

設備面では、トイレやシャワー、簡易売店など基本的なものが整っており、海水浴シーズン中はライフセーバーが配置され安全にも配慮されています。ビーチの一部には東急ホテル＆リゾーツ宮古島が隣接しており、ホテル利用者以外でもビーチは無料で利用できます。

アクセス方法としては、宮古空港から車で約15分程度です。県道を北上し、与那覇地区に差し掛かると「与那覇前浜ビーチ」の案内板があります。車で訪れる場合はビーチ入口に無料駐車場があります（約30台駐車可）。ピークシーズンの日中は満車になることもあるため、早めに行くか別の駐車場を探す必要があります。

また、市内からタクシーでも20分前後で行けます。公共交通では空港からのバスやタクシーが利用可能ですが、頻度は多くないため、レンタカーやタクシーでのアクセスがおすすめです。

海水浴のシーズンは、一般的に4月上旬から10月下旬までとされていますが、気象条件により年によって前後します。11月〜2月はシャワーや売店が休止するため注意が必要です。

また、台風シーズン（夏～秋）には荒天時や台風接近時にビーチが一時閉鎖されることがあります。最近ではビーチの一部で砂浜の浸食が進み、2023年には東急ホテル前の砂浜が100m以上消失してしまう事態も報じられています。このため地元では砂袋を積んで護岸するなど応急措置が取られており、観光客にも安全区域内で楽しむよう呼びかけられています。

次ページ：実際に訪れて感じた魅力とリアルな印象