六本木のこんなところに神社が?!千年以上の歴史ある「朝日神社」参拝記

取材・編集:MEDIA DOGS 編集部/ © 2025 MEDIA DOGS
六本木の喧騒に佇む、千年の祈りの空間
「六本木」と聞くと、多くの人が高層ビルや華やかな繁華街を思い浮かべるのではないでしょうか。私もその一人でした。
しかし、そのイメージを覆すような、静かで神聖な場所が六本木の中心部近くに存在することをご存知でしょうか。それが今回ご紹介する「朝日神社」です。
先日、六本木を訪れた際に立ち寄ったこの神社。一歩足を踏み入れると、街の喧騒が嘘のように遠のき、清らかな空気に包まれました。こぢんまりとしながらも、1000年以上の歴史を刻んできたという事実に驚き、その奥深さにすっかり魅了されてしまいました。
この記事では、私が実際に朝日神社を参拝して感じた魅力や見どころを、体験者ならではの視点でお伝えします。
朝日神社とは?基本情報をチェック


まずは、朝日神社の基本的な情報から見ていきましょう。知れば知るほど、参拝がより一層味わい深いものになりますよ。
1000年以上の歴史と「朝日」の名に込められた物語
朝日神社の創建は、なんと平安時代の天慶年中(西暦940年)にまで遡ると伝えられています。まさに六本木最古の小社と言えるでしょう。
当初は市杵島姫大神(いちきしまひめのおおかみ)、つまり弁財天をお祀りする社として、この地の鎮守様として信仰を集めていました。

【編集部メモ📝】
市杵島姫大神(弁財天)は、水や芸能・財運をつかさどる女神で、七福神の中でも唯一の女性の神様です。
元々は海の安全を守る神として信仰されましたが、後に音楽や学問の神様としても親しまれるようになりました。
琵琶を奏でる姿は“芸事の守護神”の象徴であり、財運や幸福を授けてくださる存在として、今も多くの人々から信仰を集めています。
神社の名前の由来には、織田信長に仕えた朝日姫(あさひひめ)が関わる伝説が残っています。彼女がこの地で光り輝く稲荷の神像を見つけ、社に祀ったことから「日ヶ窪稲荷(ひがくぼいなり)」と呼ばれるようになりました。
その後、明和年間に「朝日稲荷」と改称され、最終的に明治28年(1895年)に現在の「朝日神社」という社名になったそうです。私たちが知る「朝日神社」という名前は、長い歴史の中では比較的新しいものなのですね。

ご祭神とご利益
朝日神社には、多彩な神様がお祀りされています。それぞれの神様が持つご利益を知ることで、自分の願い事に合った祈りを捧げることができます。
- 倉稲魂大神(うかのみたまのおおかみ):お稲荷様として知られ、商売繁盛や五穀豊穣の神様です。
- 市杵島姫大神(いちきしまひめのおおかみ):弁財天として芸能や金運のご利益で知られています。
- 大國主大神(おおくにぬしのおおかみ):縁結びの神様として有名です。
- 大山祇大神(おおやまつみのおおかみ):山の神様であり、事業や生活の安定をもたらします。
- 菅原大神(すがわらのおおかみ):学問の神様、菅原道真公。合格祈願や学業成就に。
このように、商売繁盛から縁結び、学業成就まで幅広いご利益をいただけるとされ、テレビ局が近いことから芸能関係者も多く訪れるパワースポットとして知られています。
アクセス情報
朝日神社は、六本木の中心地からすぐの場所にあります。芋洗坂(いもあらいざか)の途中にあり、初めて訪れる際は少し道が複雑に感じるかもしれませんが、地図アプリを使えば迷うことはないでしょう。
- 所在地:東京都港区六本木6-7-14
- 最寄り駅:
- 東京メトロ日比谷線「六本木駅」より徒歩約3分
- 都営大江戸線「六本木駅」より徒歩約4分
六本木ヒルズやテレビ朝日のすぐ近くなので、ショッピングや食事のついでに立ち寄れるのも嬉しいポイントです。
【体験レビュー】都会のオアシスで感じたこと
ここからは、私が実際に参拝して心に残ったポイントをレビュー形式でご紹介します。
心落ち着く境内と美しい社殿


鳥居をくぐり、細長い参道を進むと、まずその静けさに驚かされます。

車の音や人々の話し声が遠のき、心がすっと落ち着いていくのを感じました。境内は決して広くはありませんが、手入れが行き届いており、清々しい空気が流れています。

拝殿は白木造りで、紫色の幕や色鮮やかな旗がとても美しく、思わず写真に収めたくなる「映える」光景です。


私が訪れたときも、何人かの参拝者が静かに手を合わせていました。こぢんまりとした神社ですが、ひっきりなしに人が訪れる様子から、地域の人々や多くの参拝者に愛されていることが伝わってきます。

神様を拝む際に唱える言葉です。
また、この神社では毎日朝8時から「朝拝(ちょうはい)」、夕方5時から「夕拝(ゆうはい)」が行われており、誰でも参列できるそうです。日々の祈りを大切にする神社の姿勢に、とても感銘を受けました。

四季を彩る年中行事と地域との繋がり
朝日神社では、年間を通じて様々な行事が行われています。夏詣というものも行われているんですね。

特に有名なのが、毎年7月上旬に開催される「ほおずき市」です。境内には鮮やかな朱色のほおずきが並び、夏の訪れを感じさせてくれます。この時期限定の御朱印も授与されるとあり、多くの人で賑わいます。
また、秋には例大祭や子ども神輿、11月23日の新嘗祭(にいなめさい)にはおもちつき大会や芋煮会が開かれるなど、地域に根差したアットホームな催しも魅力です。
私が2訪れた時もお祭りの案内が掲示されており、子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきそうでした。

デザイン豊富な御朱印とお守り
参拝の楽しみの一つが、御朱印やお守りですよね。朝日神社の御朱印は、力強い墨書きが特徴で、月替わりの限定御朱印などもあり、コレクションする楽しみもあります。黒や金を基調としたデザインは、他ではあまり見ない「かっこいい」印象を受けました。
ただし、御朱印帳に直接書いていただく「直書き」は、1日50名限定とのこと。希望される方は、早めの時間に訪れるのが良さそうです。受付時間は午前9時から午後4時までとなっています。
お守りの種類も非常に豊富で、開運厄除や金運、縁結びといった定番のものから、六本木という土地柄を反映した「技能上達御守」まで揃っています。龍がデザインされたこのお守りは、クリエイティブな仕事や習い事をしている方にぴったりだと感じました。
参拝して感じたメリット・注意点
実際に訪れてみて感じた、朝日神社の良い点と、訪れる際に少し気にしておくと良い点をまとめてみました。
良かった点(メリット)
・六本木駅から徒歩数分というアクセスの良さ。
・都会の真ん中とは思えないほど静かで、心が落ち着く空間。
・社殿や境内が美しく、写真映えもする。
・御朱印やお守りの種類が豊富で、選ぶ楽しみがある。
・ほおずき市など、季節ごとの行事が魅力的。
気になった点(注意点)
・境内はコンパクトなので、滞在時間は比較的短めになるかも。
・御朱印の直書きは人数制限があるため、確実に欲しい場合は早めの訪問が必要。
・芋洗坂の途中にあり、少し坂を上る必要がある。
全体として、デメリットと感じる点はほとんどありませんでした。むしろ、このコンパクトさが、気軽に立ち寄れる魅力に繋がっていると感じます。
六本木を訪れたなら、ぜひ立ち寄りたい場所
六本木の朝日神社は、華やかな街のイメージの裏に隠された、心安らぐパワースポットでした。千年の歴史が育んだ神聖な空気と、地域に開かれた温かい雰囲気が共存するこの場所は、忙しい日常から少し離れてリフレッシュしたい時にぴったりの場所です。
この記事を読んで興味を持たれた方は、ぜひ一度足を運んでみてください。きっと、六本木の新たな一面を発見し、清々しい気持ちになれるはずです。参拝の際は、日々の感謝を伝え、心静かに祈りを捧げてみてはいかがでしょうか。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]
※本記事は訪問時の情報をもとに作成しています。サービス内容や営業時間、料金等は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトや店舗にご確認ください。









































































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