『俺のこと、なんか言ってた?』完成報告会、浜田雅功16年ぶりドラマ 役所広司主演、10月22日配信のキャスト一覧

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役所広司主演のNetflixシリーズ「俺のこと、なんか言ってた?」の完成報告会が、きのう9日に東京都内で開かれた。登壇したのは役所や賀来賢人、松山ケンイチら9人と金子文紀監督で、16年ぶりのドラマ出演となる浜田雅功(俳優名義は濵田雅功)は姿を見せなかった。それでも話題は浜田に集まり、共演陣が撮影現場での意外な素顔を明かした。脚本は宮藤官九郎で、10月22日(木)から世界独占配信が始まる。
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完成報告会に10人、浜田雅功は登壇せず
完成報告会の会場は、東京・日本橋のマンダリンオリエンタル東京。主演の役所広司のほか、賀来賢人、松山ケンイチ、江口のりこ、磯村勇斗、上川周作、山本博(ロバート)、坂井真紀、吉田羊、そして金子文紀監督の計10人が壇上に並んだ。
浜田雅功の名前は、この登壇者の中にない。浜田は役所演じる主人公のライバル役で出演しているが、報告会には参加しなかった。浜田をめぐるエピソードは、すべて共演者と監督の口から語られたものだ。
作品は、宮藤官九郎がオリジナル脚本を書いたヒューマンコメディ。ロンドンの舞台で成功を収めた大物俳優・高瀬川玄(役所)が、パンデミック明けに2年ぶりに帰国すると、世間からも家族からも完全に忘れられていた。名声も家族もお金も失った「承認欲求の塊」の男が、もう一度スポットライトを浴びようと奔走する。企画・プロデュースは、宮藤とドラマ「不適切にもほどがある!」などで組んできた磯山晶が務める。
俳優・濵田雅功、16年ぶりのドラマで役所のライバルに
浜田が演じるのは、高瀬川のライバルで売れっ子俳優の壬生大也。俳優として出る際は本名の「濵田雅功」を名乗り、ドラマ出演は2010年にテレビ朝日系で主演した「検事・鬼島平八郎」以来、16年ぶりとなる。
起用の背景には、35年前の縁があった。磯山プロデューサーは、浜田が連続ドラマに初めて出演した1991年の「パパとなっちゃん」(TBS系)でADを務めていた。ライバル役に「濵田さんしかいない」と指名したのは、その磯山だった。出演が明らかになった5月、浜田は「ずっとバラエティーばっかりやってきたので『こんな感じだったなあ』とすごく新鮮でした」とコメントし、座長ではない現場になじめているか、ずっと心配だったとも打ち明けている。
報告会では、その現場での姿が明かされた。浜田の撮影初日はサウナの場面だったといい、共演した松山ケンイチは、本人は緊張していると話していたのに役所に顔をぐっと近づけていたと笑いを誘う。役所は「このドラマはコメディですし、濵田さんも『こんなんじゃ笑わへんで』と言われるんじゃないかと思っていた」と前置きしたうえで、「すごく真面目に俳優として接してくれました」と振り返った。
バラエティー番組で浜田と共演の多いロバートの山本博は、待ち時間の浜田に驚いたという。撮影の空き時間に、ずっと静かに座って待っている姿を初めて見たと明かし、「『何待ち?』って言うのかと思ったら一切言わない」と続けた。
金子監督も、浜田から芝居の現場への敬意を感じたと語る。監督たちから見れば大先輩にあたる浜田が、敬語で話してくれたという。役所が監督の指示に必ず「はい!」と答えていると江口のりこが明かした場面では、役所が「あの浜ちゃんも『はい!』って言うんだから」と返して笑いを取った。
「俺のこと、なんか言ってた?」キャスト一覧
出演者と役どころは次のとおり。Netflixの発表をもとに、主要キャスト12人をまとめた。
| 俳優 | 役名 | 役どころ |
|---|---|---|
| 役所広司 | 高瀬川玄 | 世間からも家族からも忘れられた大物俳優 |
| 濵田雅功 | 壬生大也 | 高瀬川のライバルで売れっ子俳優 |
| 賀来賢人 | 岡本哲 | 売れない劇作家 |
| 松山ケンイチ | 川島一機 | チーフ助監督 |
| 江口のりこ | 高瀬川マチ子 | 高瀬川の妻 |
| 河合優実 | 野々村エマ | 元妻・ヨウコの一人娘 |
| 磯村勇斗 | 村井タケル | 劇団「ウイスキーボンボン」の旗揚げメンバーで看板俳優 |
| 上川周作 | 大森 | 高瀬川の元付き人兼運転手 |
| 山本博(ロバート) | 刈谷 | エキストラの常連 |
| 中井千聖 | 二萬田久子 | 劇団「ウイスキーボンボン」の劇団員 |
| 坂井真紀 | チヂミ | 大久保のサウナ「白樺」の従業員 |
| 吉田羊 | 野々村ヨウコ | 高瀬川の元妻で、芸能事務所「オフィスT&G」の社長 |
脚本は宮藤官九郎、監督は金子文紀、坂上卓哉、渡部篤史の3人。制作プロダクションはTHE SEVENが担う。
23年ぶりの舞台、エゴサーチ、「VIVANT」の勘違い
報告会では、浜田以外の舞台裏も次々に飛び出した。劇中劇は、東京・下北沢のザ・スズナリで実際に5回の舞台公演として上演された。役所にとっては23年ぶりの舞台で、「必死でした」と言いながらも、客席の反応でやり続ける勇気が出ることを思い出したと語る。同じ舞台に立った磯村は、役所のエネルギーに触れた時間を貴重だったと振り返った。
作品のテーマにちなみ、「自分のことを何か言われていないか」気になるかを問われる場面もあった。松山は感想を何より大事にしていると話し、配信が始まったらSNSと一緒に見るため、2話の途中で視聴を止めていると告白。吉田は寝る直前と朝起きてすぐにエゴサーチすると明かす。司会から、さすがにしないのではと振られた役所も「僕もエゴサしますよ!」と答え、このイベントのあとも「つまんなそうなドラマ」と書かれていないか確かめると笑わせた。
撮影中に一番驚いたことを聞かれると、役所は高瀬川がホームレスになる場面の話をした。ひげだらけの姿で現場にいると、エキストラから「この撮影はVIVANT?」と聞かれたという。エキストラには出演する作品が知らされていないためだった。
ロンドンのグローブ座で、役所がシェークスピアの「リア王」を演じる場面も撮った。金子監督は、役所が400年前の特殊な英語を見事に演じ、グローブ座の演出家も称賛していたと明かす。役所は、イギリス人の前で何語を話しているのかと思われないよう、必死に覚えたと語った。
報告会の締めくくりには、劇中のサウナシーンを監修した熱波師が登場し、会場を回ってキャストに熱波を送った。全員で「整った!」と声を上げ、イベントは終わった。
10月22日から世界独占配信、全8話のシナリオブックも
配信は10月22日(木)から、Netflixで世界独占となる。全8話の構成だ。
脚本をそのまま読みたい人には、本も出る。河出書房新社から10月27日に発売される宮藤官九郎の「俺のこと、なんか言ってた?」は、全8話と劇中劇「誰も知らない大物俳優」を収めたシナリオブックで、宮藤と磯山の対談も特別収録される。
浜田にとっては16年ぶり、役所にとっては宮藤作品への再出演となる。完成報告会で役所は、宮藤作品に出たときの打ち上げで「またやりましょう」と言われてから、なかなかオファーが来なかったと笑っていた。忘れられた大物俳優の物語が、22日に世界へ届く。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]










































































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