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ヤクルト、坪井智哉1軍打撃コーチと寺内崇幸1軍内野守備走塁コーチの退団を発表 今季は61勝80敗2分でセ・リーグ5位

ヤクルト、坪井智哉1軍打撃コーチと寺内崇幸1軍内野守備走塁コーチの退団を発表 今季は61勝80敗2分でセ・リーグ5位

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ヤクルトは、きのう9日、坪井智哉1軍打撃コーチ(52)と寺内崇幸1軍内野守備走塁コーチ(43)が今季限りで退団すると発表した。2人はともに2025年からヤクルトで指導し、在籍は2年だった。池山隆寛監督の就任1年目となった今季は、5月まで首位に立ちながら夏場に失速し、61勝80敗2分、勝率.433でセ・リーグ5位に終わっている。

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打撃と内野守備を担った1軍コーチ2人が今季限りで退団

ヤクルトが9日、1軍のコーチ2人の退団を発表した。打撃部門を担当した坪井智哉コーチと、内野守備走塁を担当した寺内崇幸コーチで、いずれも今季限りでチームを離れる。

球団の発表に、2人の退団理由や本人のコメントは添えられていない。後任のコーチについても、10日朝の時点で発表はなかった。

チームは前日8日、甲子園での阪神戦に4-0で勝ち、レギュラーシーズンの全日程を終えたばかり。発表は、その翌日だった。

坪井は2軍から1軍へ、寺内は1軍で2年間指導

坪井コーチは1998年にドラフト4位で阪神へ入団し、1年目から2年連続で打率3割を残した巧打者だった。その後は日本ハム、オリックスでもプレーし、米独立リーグも経験している。引退後はDeNAで打撃コーチを務め、2022年からは独立リーグの北海道フロンティアリーグ・石狩レッドフェニックスで監督として指揮を執った。

ヤクルトに加わったのは2025年。1年目は2軍の打撃コーチとして若手を見て、池山監督が就任した今季から1軍の打撃コーチへ移った。

寺内コーチは2006年の大学生・社会人ドラフト6巡目で巨人に入団し、内野の複数ポジションを守るユーティリティーとして12年間プレーした。2018年限りで現役を退くと、翌2019年からBCリーグ・栃木ゴールデンブレーブスの監督を6シーズン務めている。

2025年にヤクルトの1軍内野守備走塁コーチとして入閣し、今季も同じ役割を担った。NPBの指導者としては、ヤクルトの2年間が初めての仕事だった。

5月までは首位、夏場の連敗で5位に沈んだシーズン

池山監督の1年目は、好調な滑り出しだった。3月27日のDeNA戦から開幕5連勝を飾り、5月終了時点で31勝20敗1分の首位。だが、交流戦を6勝11敗1分と負け越し、この間に7連敗。7月と8月にも7連敗を喫するなど大型連敗が続き、順位を落としていく。

最終成績は61勝80敗2分の5位。首位から借金19まで転落し、4年連続のBクラスとなった。最終戦の勝利で、最下位は免れている。

打線の数字を見ると、チーム打率.236はリーグ3位、98盗塁は巨人の99に次ぐリーグ2位だった。一方で、本塁打83本はリーグ最少で、得点449もリーグ5位にとどまる。足を絡めた攻撃は形になったものの、長打の不足が得点力に響いた。

池山監督は最終戦のあと、今季を「反省ばかりの1年だった」と振り返っている。それでも最終戦では20歳の田中が決勝打を放つなど、終盤に起用した若手が結果を残しており、監督は来季の戦力として期待を寄せた。

来季へ向けたコーチ陣の再編はこれから

シーズン終了直後のこの時期は、各球団で来季のコーチ人事が動き出す。ヤクルトも、1軍の打撃コーチと内野守備走塁コーチにそれぞれ欠員が出ることになり、後任の人選が今後の焦点となる。

打撃部門では、本塁打の少なさをどう補うかが来季の課題になる。内野の守備と走塁も、若手を多く起用した今季の流れを引き継ぐ形で、誰が指導を担うのかがポイントになる。

就任2年目を迎える池山監督にとって、コーチ陣の顔ぶれは巻き返しの土台になる。球団からの次の発表が待たれる。

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[文/構成 by スポーツライター 高瀬翔吾]

寄稿者

高瀬翔吾
Webメディアでスポーツ、エンタメ、時事ニュースなど、累計数千本の記事制作に携わってきたスポーツ系ライター。野球分野では、プロ野球の試合結果や選手の記録をはじめ、MLB、高校野球、ドラフト、移籍、契約更改などの記事を継続的に担当。数字や公式記録を基に情報を整理する記事を得意としており、結果を伝えるだけでなく、その記録が持つ意味や、選手・球団を取り巻く背景までわかりやすく解説することを心がけている。主な執筆分野は、プロ野球、MLB、高校野球、侍ジャパン、ドラフト、移籍情報。

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