LUNA SEA真矢さん急逝 「たくさん幸せな時間をありがとう」底抜けに明るい人柄、バンドのお笑い担当

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ロックバンドLUNA SEAのドラマー真矢さんが2月17日、56歳で死去した。2020年にステージ4の大腸がんを患いながらも公表することなく治療を継続し、2025年秋に脳腫瘍を発覚・公表して以降は治療に専念していた。メンバーから「太陽のような笑顔」と評された底抜けに明るい人柄で知られ、バンドのムードメーカーだった。3月の復帰公演を目指す中での突然の知らせとなった。
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LUNA SEA真矢さん急逝、56歳 闘病の末に…メンバー「太陽のような笑顔だった」
ロックバンドLUNA SEAのドラマー、真矢(しんや、本名・山田真矢)さんが2026年2月17日午後6時16分に亡くなった。56歳だった。バンドの公式サイトが23日未明に発表した。葬儀は遺族の意向で近親者のみで執り行われた。
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— LUNA SEA (@LUNASEAOFFICIAL) February 22, 2026
公式サイトによると、真矢さんは2020年にステージ4の大腸がん、2025年には脳腫瘍が見つかり、7回の手術や治療を続けていた。3月に予定されていた振替公演での復帰を目指してリハビリに励んでいたが、容態が急変したという。
突然の知らせに、RYUICHI、SUGIZO、INORAN、Jのメンバー4人は連名でコメントを発表。「生前、真矢は『また必ず5人でステージに戻る』と、誰よりも強く再起を信じ、病魔に立ち向かっていました」と故人の強い意志を明かす。そして「その不屈の精神と、最後まで絶やさなかった太陽のような笑顔は、僕達メンバー、そしてスタッフ全員の希望の光でした」とその人柄を偲んだ。
「お笑い担当」のムードメーカー ライブMCで沸かせた明るい素顔
真矢さんはLUNA SEAのサウンドを支える屋台骨であると同時に、底抜けに明るいキャラクターでファンに愛された。ライブではドラムセットからマイクの前に立ち、ユーモアあふれるトークで会場を和ませるのが恒例だった。その役割はバンドの「お笑い担当」とも言われ、音楽番組などでも軽妙な語り口で存在感を示した。
メンバーのSUGIZOさんとは特に親しく、デビュー前には互いの家を行き来しては夢を語り合った仲だった。一方で、シャイな一面もあり、結婚の報告をメンバーに直接言えず、スケジュール表に書いて知らせたというエピソードも残る。
その朗らかな人柄は多くの人を惹きつけた。TOKIOの松岡昌宏さんは、真矢さんを「気の良いオッサン」と評している。音楽ファンだけでなく、多くの人にとって親しみやすい存在だった。
「LUNA SEA以外で叩きたくない」 不器用なまでのバンド愛と職人魂
明るいキャラクターの裏には、音楽とバンドに対する真摯で不器用なまでの愛情があった。過去のインタビューでは、LUNA SEA以外のバンドでドラムを叩くことに抵抗を感じると語っている。1997年のバンド活動休止期間中にソロ活動を行った際には、ドラムではなくボーカルとしてアルバムを制作。その理由を「ドラムはLUNA SEAのためにとっておきたかった」と明かした。
その姿勢は、自らを「職人」と語る言葉にも表れる。能楽師が舞台に上がる覚悟に自らを重ね、一打一打に魂を込めるストイックな一面を持つ。激しい曲の合間に訪れる一瞬の静寂を巧みに操る技術は、彼のドラミングの大きな特徴だった。
バンドへの想いは深く、2019年のアルバム『CROSS』のタイトルを提案したのも真矢さんだった。「交わる」という意味に、30年以上の活動で関わった人々との縁を重ねた。彼の叩き出すビートには、常に人間味と温かさがあった。
「たくさん幸せな時間をありがとう」ファンから惜しむ声
突然の訃報に、ファンからは悲しみと感謝の声が広がった。LUNA SEAの公式サイトに設けられたメッセージボードには「真ちゃんの明るさに皆どんなに励まされたことか」「たくさんの幸せな時間をありがとう」といった書き込みが寄せられた。
SNS上でも「病と闘いながらステージに立っていたなんて」「隆一さんの復活祭でのトークを思い出すと涙が出る」など、闘病を知りながらも復帰を信じていたファンの驚きや、生前の人柄を偲ぶ投稿が相次いだ。
メンバーはコメントで「これまで真矢を温かく支えてくださったファンの皆様には、心より深く感謝申し上げます」と綴っている。後日、ファンが参加できるお別れの会を設ける予定だという。
鳴り止まぬ魂のビート 3月の振替公演を前に
LUNA SEAは2025年12月に予定していた有明アリーナ公演を、SUGIZOさんの交通事故により延期していた。その振替公演が、2026年3月12日に決まっていたところだった。真矢さんはこのステージでの復帰を強く目指していた。
また、2月25日には2025年のライブを収めた映像作品の発売も控える。ファンにとっては、彼の力強いドラミングを目にする機会が目前に迫っていた中での悲報となった。
メンバーは「彼が35年以上にわたって刻み続けた魂のビート、そして音楽への深い愛は、これからもLUNA SEAの物語の中で、決して鳴り止むことはありません」と誓った。そのビートは、作品の中に、そしてファンの記憶の中に生き続ける。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]





























































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