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【函館・体験レビュー】啄木小公園が絶景すぎた!潮風と文学に触れる癒やしのひととき

【函館・体験レビュー】啄木小公園が絶景すぎた!潮風と文学に触れる癒やしのひととき

取材・編集:MEDIA DOGS 編集部/ © 2025 MEDIA DOGS

函館といえば、夜景や朝市が有名ですが、今回私が訪れたのは、漂泊の歌人・石川啄木が愛したといわれる海辺の公園「啄木小公園」です。訪れてみて一番に感じたのは、目の前に広がる海の青さと、遠くに望む函館山の雄大な姿が織りなす、息をのむほどの美しさでした。今回は、2025年11月12日に実際に訪れて感じた、この公園の魅力やリアルな情報を詳しくレポートします。

啄木小公園ってどんなところ?

啄木小公園は、函館市の大森浜に面した海浜公園です。その名の通り、日本の近代文学を代表する歌人・石川啄木にゆかりの深い場所として知られています。啄木が函館に暮らしていた短い期間、この浜辺を散策することを好んだといわれています。

公園は1958年、彫刻家・本郷新氏によって制作された石川啄木像が寄贈されたことをきっかけに整備が始まりました。園内には啄木像のほか、彼の有名な歌が刻まれた歌碑も点在し、文学散歩を楽しむことができます。

基本情報

名称啄木小公園(たくぼくしょうこうえん)
所在地〒040-0022 北海道函館市日乃出町25
アクセス● JR函館駅から函館バス「日吉営業所前」行きで約10分、「啄木小公園前」下車すぐ
● 車:函館空港から約15分
営業時間・定休日散策自由
料金無料
駐車場あり(無料、10台)
お問い合わせ0138-23-5440(函館市観光案内所)

※本記事は訪問時の情報をもとに作成しています。サービス内容や営業時間、料金等は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトや店舗にご確認ください。

【体験レビュー】実際に歩いて感じた公園の魅力

私が訪れたのは、11月半ばの午後2時頃。函館駅からバスに揺られること10分弱で、最寄りのバス停「啄木小公園前」に到着しました。

バスを降りると、もう目の前が公園です。

開放感あふれる景色と啄木像

バスを降りてまず目に飛び込んできたのは、どこまでも広がる青い海。そして、その向こうには函館の象徴である函館山がくっきりと見え、思わず「わぁ…」と声が漏れてしまいました。平日の昼下がりだったこともあり、園内にいたのは他に2組ほど。広々とした空間で、周りを気にすることなくゆっくりと過ごせました。

津軽海峡と函館山を一望できる最高のロケーション。

公園の主役である石川啄木像は、函館山を背に、静かに海を見つめていました。その姿は、故郷を想いこの地を歩いたという啄木の心境に思いを馳せさせます。像の近くにはカメラを置ける台も設置されており、記念撮影にも配慮されているのが嬉しいポイントです。

憂いを帯びた表情が印象的な啄木像。

砂浜散策と心安らぐ空間

公園からは階段で砂浜に降りることができます。さらさらの砂を踏みしめながら波打ち際を歩くと、潮風が心地よく、日々の疲れが洗い流されるようでした。何組かの地元の方らしき人たちが犬の散歩を楽しんでいて、市民の憩いの場として愛されていることが伝わってきます。

この階段を降りれば、すぐに美しい砂浜が広がります。
波の音を聞きながらの散歩は格別です。

園内にはベンチや東屋も整備されており、のんびりと景色を眺めるのに最適。11月でしたが、花壇にはまだ可憐な花が咲いていて、心を和ませてくれました。

季節の花々が彩りを添えています。
海を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせます。
日差しや風を避けられる東屋は休憩にぴったり。

また、無料の駐車場や24時間利用可能なトイレも完備されており、ドライブの途中に立ち寄るにも便利だと感じました。

10台ほど停められる無料駐車場があります。
24時間利用可能なトイレも設置されています。

次ページ:メリット・デメリット:実際に訪れてみて感じたこと

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