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老舗たねやのどらやきは手土産向き?粒餡の甘さ・生地の香り・日持ちと買い方など実食レビュー

老舗たねやのどらやきは手土産向き?粒餡の甘さ・生地の香り・日持ちと買い方など実食レビュー

📷写真・📝レビュー提供:やままる
取材・編集:MEDIA DOGS 編集部/ © 2025 MEDIA DOGS

手土産の定番であり、自分へのご褒美にもしたくなる和菓子「どらやき」。数ある名店の中でも、滋賀県が誇る老舗「たねや」のどらやきは、一度は食べてみたい逸品として名前が挙がります。

結論から言うと、たねやのどらやきは、期待を裏切らない「王道にして究極」の味わいでした。

ふんわり香ばしい生地と、豆の風味が活きたみずみずしい粒餡の調和は、まさに至福の一言。しかし、手土産として選ぶ際には、ひとつだけ知っておきたい大切なポイントがあったのです。

この記事では、実際に「たねやのどらやき(粒餡)」を食べて感じたリアルな感想から、価格や日持ち、購入方法、そして意外な注意点まで、余すところなくレビューしていきます。

そもそも「たねやのどらやき」って?基本情報をチェック

「たねや」は、1872年(明治5年)に滋賀県近江八幡市で創業した和菓子舗。バームクーヘンで有名な「クラブハリエ」も同じグループで、和洋問わず多くのファンを持つ名店です。

そんなたねやが作るどらやきは、素材への徹底したこだわりが光る、まさに看板商品の一つとして有名なんですよね。

商品概要

  • 商品名: たねや どらやき
  • 特徴: 北海道の契約農場で収穫・選別された小豆を、みずみずしい粒餡に。生地は職人がその日の天候に合わせて火加減を調整し、ふっくらと焼き上げています。
  • 餡の種類: 粒餡(小豆)、白小豆粒餡の2種類(店舗による)。
  • 価格(2025年11月時点): 1個 173円(税込)から。箱入りも各種あり。
  • 日持ち: 製造日より5日間
  • 販売場所: 全国のたねや店舗、および公式オンラインショップ(※オンラインショップでは粒餡のみの取り扱いが多いようです)。
  • アレルギー情報: 小麦・卵・大豆

原材料名:砂糖(国内製造)、卵、小麦粉、小豆、水飴、蜂蜜、醤油、寒天/ふくらし粉(一部に小麦:卵・大豆を含む)
内容量:1個消費期限:裏面に記載
保存方法:直射日光、高温多湿をさて保存、
栄養成分表示(1個65g当たり)熱量165kcakたんぱく質3.3g、脂質1.3g、炭水化物35.7g、塩相当量0.14g/推定値

栄養成分表示と原材料名
1個あたり167kcalだそうです。

※本記事の情報は記事公開当時のものです。ご覧いただくタイミングによっては内容が変更されている場合がありますので、最新情報をご確認ください。

いざ実食!五感で味わう「たねやのどらやき」の魅力

百聞は一見に如かず、そして一食に如かず。ここからは、私が実際に「粒餡」のどらやきを食べて感じたことを、細かくレポートしていきます。

開封の儀:細やかな心遣いに感動

まず袋を開けて驚いたのは、ふんわりと漂うカステラのような甘く優しい香り。食欲をそっと刺激してきます。

そして、もう一つ感心したのが、どらやきがプラスチックの透明なトレーに収められていること。

これがあるおかげで、袋から出すときに形が崩れず、手も汚れません。ささいなことですが、食べる人のことを考えたこの心遣いが、老舗ならではの品格を感じさせます。

ふんわり、しっとり。主役級の生地

いよいよ、どらやき本体とご対面。均一なきつね色に焼かれた生地は見た目からして、もう美味しい。

生地のきめ細かさとしっとり感が伝わってきます。

指でそっと触れてみると、驚くほどふわふわ。それでいて、パサつきは一切なく、しっとりとした弾力も感じられます。

一口食べると、卵と蜂蜜の優しい甘みが口いっぱいに広がりました。この生地だけでも、一つの完成されたお菓子として成立するほどのクオリティです。

餡が主役!みずみずしい粒餡の衝撃

そして、このどらやきの真骨頂である「粒餡」。生地を割ってみると、中から艶やかな餡が顔を出します。

半分に割ってみると、粒あんの粒をしっかり確認できますね。
この粒立ちはすごい。豆の形がしっかり残っています。

特筆すべきは、そのみずみずしさ。小豆の一粒一粒がしっかりと形を残しながらも、口に入れるとほろりと崩れ、上品な甘さが広がります。よくある「砂糖の甘さ」ではなく、小豆本来の風味が主役。甘さ控えめなので、豆の味と香りをダイレクトに感じることができます。これは粒あん好きにはたまりません!

手でもちぎれるふわふわ感です。

ふわふわの生地と、しっかりとした食感の粒餡。このコントラストが絶妙で、あっという間に一つ食べ終えてしまいました。温かい緑茶と一緒にいただけば、まさに至福のひとときです。

次のページへ:なぜこんなに美味しいの?たねやのこだわりを深掘り

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