【駅徒歩1分】神楽坂の隠れ家カフェ「Bouton」で過ごす、心安らぐ時間

「神楽坂に、高齢者福祉施設の中にある素敵なカフェがあるんです」。そんな話を聞いたとき、私の頭にはたくさんの「?」が浮かびました。しかし、実際に訪れてみると、そこは誰もが心からリラックスできる、光に満ちた素晴らしい隠れ家でした。今回は、神楽坂駅すぐの場所で見つけた「cafe salon Bouton(カフェサロン ブトン)」での体験を、ありのままにお伝えします。
神楽坂の新たな止まり木「cafe salon Bouton」とは?
「cafe salon Bouton」は、東京メトロ東西線「神楽坂」駅の矢来口から徒歩わずか1分という好立地にあります。このカフェの最もユニークな点は、という高齢者福祉施設の1階に併設されていることです。

大通りに面しており、誰でも気軽に入りやすい雰囲気です。
施設に入居されている方やそのご家族はもちろん、私のような一般の利用者も大歓迎。近年、福祉施設が地域交流の拠点としてカフェを運営するケースが増えており、Boutonもその一つです。専門家によると、こうしたカフェは高齢者の孤立を防ぎ、地域住民との自然な交流を生む大切な役割を担っているそうです。まさに、地域に開かれた新しい形のコミュニティスペースと言えるでしょう。
【実体験レビュー】光あふれる空間で、静かな時間を味わう
「美味しいコーヒーお楽しみいただけます」という看板に誘われて店内へ。一歩足を踏み入れると、そこは想像以上に明るく、清潔感あふれる空間でした。

温かい光と静寂が包む店内
大きな窓から差し込む自然光が、店全体を柔らかく照らしています。一人掛けの席、二人用のテーブル席、壁際のカウンター席、そしてゆったりとしたソファ席まで、様々なタイプの座席が用意されていました。

私が訪れた平日の午後は、数組のお客さんが静かにお茶を楽しんでいるだけ。BGMがかかっていないため、とても静かで、読書や考え事をするのに最適な環境です。

窓が大きく、開放感のある店内。
店内には水槽も置かれており、優雅に泳ぐ魚を眺めているだけで心が和みます。福祉施設内ということもあり、消毒などが徹底されているようで、どこもかしこもピカピカ。安心して過ごせる心遣いが感じられました。


静かな空間で魚を眺めるのも一興です。
ポットで楽しむ紅茶と、心遣いが嬉しいメニュー
メニューを見ると、コーヒーや紅茶、ジュースなどドリンクの種類があります。


特に紅茶系はポットで提供されると聞き、今回は期間限定のアイスティーを注文しました。たっぷりのミルクが添えられており、自分の好みの濃さでミルクティーを楽しめるのが嬉しいポイント。焼き菓子などの軽食もあり、小腹が空いたときにもぴったりです。


私がいる間にも、施設で暮らす方がスタッフの方と一緒にお茶を買いに来たり、ご家族との面会の場として利用したりする光景が見られました。誰もが自然に過ごせる、そんな温かい雰囲気がこのカフェの一番の魅力かもしれません。
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