「ブルネイ王国って何があるの?」「観光してもつまらないって聞くけど…」そんな声を耳にすることがあります。正直、私も訪れる前は謎に包まれた国のイメージでした。しかし、マレーシアのコタキナバルから飛行機でわずか40分、成田からは6時間で行け、実際に足を踏み入れたブルネイは、想像をはるかに超える魅力にあふれた国だったのです。
この記事では、2025年8月に私が実際に体験したブルネイ王国のリアルな姿を、旅行を考えている皆さんに分かりやすくお伝えします。
ブルネイってどんな国?基本情報をチェック
まずは基本情報から。ブルネイの正式名称は「ブルネイ・ダルサラーム国」。マレー語で「永遠に平和な国」を意味します。その名の通り、東南アジアのボルネオ島に位置し、マレーシアに囲まれた小さな国です。

ブルネイ基礎データ
- 面積:5,765平方キロメートル(三重県とほぼ同じ)
- 人口:約45.5万人(2024年)
- 首都:バンダル・スリ・ブガワン
- 宗教:イスラム教が国教
- 通貨:ブルネイ・ドル。シンガポール・ドルと等価(1:1)で、国内ではシンガポール・ドルもそのまま使用できます。
- 経済:豊富な石油と天然ガス資源に支えられ、国民の生活水準は非常に高いことで知られています。
実際に体験して感じたブルネイの魅力
小さな国ですが、その魅力はギュっと凝縮されています。特に印象に残った3つのポイントをご紹介します。
息をのむほど美しい2つのモスク
ブルネイの象徴といえば、何と言っても豪華絢爛なモスクです。特に有名なのが「オールドモスク」と「ニューモスク」。


スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク(オールドモスク)は、純白の壁と黄金のドームが水面に映る姿が幻想的で、まるで絵画のよう。1958年に完成したこのモスクは、アジアで最も美しいモスクの一つと称されています。
一方、ジャメ・アスル・ハサナル・ボルキア・モスク(ニューモスク)は、現国王の即位25周年を記念して1994年に建てられました。第29代国王にちなんで29個の純金のドームが輝き、その壮大さには圧倒されます。夜のライトアップは必見です!
安くて美味しい!活気あふれるナイトマーケット
ブルネイの夜の楽しみは「ガドン・ナイトマーケット」
東南アジアの他のナイトマーケットと比べて非常に清潔で、家族連れも安心して楽しめます。驚くのはその安さ!美味しいローカルフードが1品2ブルネイドル(約220円)ほどで味わえます。


私が訪れた時も、串焼きやカラフルなドリンク、ご飯ものなど、たくさんの屋台が並び、活気に満ちていました。地元の人々に混じって食事をするのは、最高の体験でした。
スポット名 | 概要・注意点 | 営業時間・料金 |
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ガドン・ナイトマーケット | 安くて美味しいローカルフードの宝庫。夕方から賑わい始めます。 | 毎日夕方~深夜 入場無料 |
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