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【韓国限定】ケンタッキーにご飯!噂の「チキンライスボウル」と禁断のバーガーを実食レビュー

【韓国限定】ケンタッキーにご飯!噂の「チキンライスボウル」と禁断のバーガーを実食レビュー

「韓国のケンタッキーには、ご飯があるらしい…」そんな噂を聞いたことはあると思います。フライドチキン専門店のイメージが強いKFCですが、お隣の国・韓国では、私たちの想像をはるかに超えるユニークなメニューが展開されているんです。

今回、2025年11月の韓国旅行で、その真相を確かめるべく現地のKFCへ突撃!噂の「てりやきチキンライスボウル」と、バンズの代わりにチキンを使った禁断のバーガー「ジンガーダブルダウンマックス」を実際に食べてきました。結論から言うと、どちらも個性的で、一度は試す価値アリな逸品でした!

韓国KFCって日本と何が違うの?ローカライズ戦略が面白い!

韓国KFC

KFCは世界中に展開するグローバル企業ですが、その土地の食文化に合わせてメニューを柔軟に変える「ローカライゼーション戦略」で知られています。例えば、中国では朝食にお粥があったり、日本ではクリスマスにチキンを食べる文化を定着させたりと、その戦略は様々です。

韓国も例外ではありません。韓国では「チメク(치맥)」と呼ばれる「チキンとビール(メクチュ)」の組み合わせが大人気。その文化を反映し、一部の店舗ではビールを販売しています。他にも、海外メディアのレポートによると、トッポッキやチキン砂肝のから揚げといった、日本では考えられないようなサイドメニューまであるのだとか。

今回私たちが挑戦する「てりやきチキンライスボウル」や「ジンガーダブルダウン」も、まさに韓国KFCのユニークなローカライズ戦略を象徴するメニューと言えるでしょう。

いざ実食!気になる限定メニューのお味は?

私たちが訪れたのは、ソウル市内の大型マート(スーパーマーケット)の中にあるKFC。フードコートの一角にあり、買い物ついでの地元の人たちで賑わっていました。

KFCカウンターの様子

注文編:日本語対応で安心のキオスク

注文は、最近韓国で主流のタッチパネル式キオスクで行います。韓国語が分からなくても大丈夫。画面の案内に従って言語を「日本語」に切り替えれば、写真付きのメニューを見ながら簡単に注文できました。これは旅行者にとって本当にありがたいポイントです。

メニュー画面には、お目当てのライスボウルや日本では見かけないバーガーがずらり。どれも美味しそうで目移りしてしまいます。

悩んだ末、「てりやきチキンライスボウル」のドリンクセットと、「ジンガーダブルダウンマックス」を注文。支払いを済ませると、レシートと番号が印刷され、カウンター上のモニターに自分の番号が表示されるのを待ちます。

てりやきチキンライスボウル:甘辛ソースが決め手!

まずはこちら、「てりやきチキンライスボウル」。ご飯の上に、一口大のフライドチキンと甘辛いてりやきソース、そしてマヨネーズがかかっています。ビビンバのようにしっかり混ぜて食べます。

一口食べてみると…甘い!でも、後からピリッとくる辛さが追いかけてきます。辛いものが少し苦手な私にとっては、食べ進めるうちに「お、辛いぞ?」と感じるレベルでした。でも、辛いものが好きな方なら全く問題ない、むしろ食欲をそそるアクセントに感じると思います。

ソースがたっぷりかかっているので、味はかなり濃いめ。白米としっかり混ぜて食べるのがおすすめです。

後で知ったのですが、このライスボウルは「ケンチバプ(켄치밥)」という名前で韓国KFCの人気メニューだそう。特にバターガーリックライスと組み合わせた商品は、発売1ヶ月で33万個を売り上げ、モンゴルに輸出されるほどのヒット商品になったのだとか。私が食べたてりやき味も美味しかったですが、次はぜひ「ガーリックバターライス」を試してみたいです!

「コールスローとセットのメニューもあったので、そっちを選んで一緒に混ぜたら、濃厚なソースがマイルドになってさらに美味しかったかも…」と、少しだけ後悔しました。もし注文するなら、コールスローセットがおすすめです!

ジンガーダブルダウンマックス:肉 on 肉の衝撃!

そして、本日のもう一つの主役がこちら。パンの代わりに2枚のフライドチキンで具材を挟んだ、衝撃的なビジュアルの「ジンガーダブルダウンマックス」です。

持ってみると、ずっしりとした重み。チキンの間には、とろけるチーズと揚げたてのハッシュドポテトが挟まっています。以前食べたときはベーコンだった記憶がありますが、今回はハッシュドポテト。この組み合わせもたまりません。

味はもう、想像通り。「美味しいチキン+美味しいチーズ+美味しいハッシュドポテト=最高に美味しい!」という単純明快な方程式が成り立ちます。KFC自慢のジューシーでスパイシーなチキンが主役なので、美味しくないわけがありません。ただ、そのボリュームと背徳感はかなりのもの。カロリーのことを考えると少し怖くなりますが、旅の思い出として思いっきりかぶりつくのが正解です!

この「ダブルダウン」は、2012年に韓国で初めて登場して以来、何度もリニューアルや期間限定販売を繰り返してきた伝説的な人気メニュー。その歴史を知ると、より一層味わい深く感じられますね。

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